＜投資アイドル美人局の闇＞表沙汰になっていないだけで、誰もが知る超有名企業のトップが、美人局被害に遭うケースは多い。

　時価総額１兆円超えの某企業のトップは数年前に酒に酔い、飲食店の女性従業員と無理やり“関係”を持ったと因縁をつけられた。当時を知る関係者によると「結局、その人物は闇社会の脅しに屈し、数千万円の示談金を相手方に支払ってしまった」という。

　先日、某週刊誌で報じられた某グラドルの“枕営業疑惑”も、当初はある芸能プロ幹部を脅すために入念に計画されたものだった。

「部屋の一室を隠し撮りされた写真も掲載された。あれこそ美人局グループのやる典型的手法だ」とは芸能プロ関係者。

　現在進行形のものもある。裏社会に精通する人物が声をひそめて証言する。

「ある美容系有名企業と小売り最大手の巨大グループの御曹司が、どうも水面下でいかがわしい連中とトラブルになっているようだ。とんでもない大金を請求されているという情報もある。今後もしかしたら事件化されるかもしれない」

　美人局グループの恐ろしいところは、こっそりテープレコーダーで現場を録音したり、宿泊したホテルに隠しカメラを事前にセッティングするなど、動かぬ証拠を押さえているところだ。

　今回、本紙が突き止めたのはセレブを狙うグループだが、サラリーマンを標的にする同様の組織も急増中という。