言いたくないけど、僕が青二才です

言いたいことも言えない世の中で、言いたくないけどつい言っちゃうポイズンなブログ

フリーゲーム「片道勇者」を何十往復もプレイしてしまった!



前々からやりたかったゲームをついにやっちゃいました!予想通りハマった!ここ4日ぐらい一日の半分をこのゲームに費やしてた。

 

・ゲームの概要

強制横スクロールRPGで、1歩進むごとに画面左側が闇に覆われて右側には次の場所が出てくる。

 

主人公は迫り来る闇から逃げながら時々やってくる魔王や魔物をやり過ごしながらより遠くを目指して歩く。主にある距離を到達するか、魔王を倒すことができると冒険を終えることができる。

逆に魔物などに倒されてHPがなくなるか、迫り来る闇に飲み込まれてしまうとゲームオーバーになる。

 

ゲーム画面はこんな感じ

f:id:TM2501:20141117224648j:plain

出典とダウンロードは公式ページからどうぞ。

片道勇者 公式ページ

 

公式ページを見てもらったら気づく方もいるだろうけど、なんとゲーム制作ツール「WOLF RPGエディター」を開発した人がこのゲームの作者だ。

WOLFで制作されたゲームをたくさん紹介してる僕にしてみたら、嬉しい驚き!

ちなみに、片道勇者には有料版「片道勇者+」も最近登場したので、その話も紹介の中で触れていきたい。

1回1時間だけど、何度でも楽しめる!

片道勇者の魅力は「何度も繰り返すごとに新しい要素が追加されること」であると同時に、冒険をクリアするための「セオリーが1つではないこと」だ。

 

まず、冒険に出る勇者の職種を幾つかから選べる。

スタンダードな剣士、守りに優れた騎士、個人技は高いけど仲間には恵まれない海賊、逆に仲間ありきの詩人などなど。

職種によってまるで能力が違うため、攻略の仕方が異なる

 

ゲーム開始時には剣士と騎士しかいないが、ゲームをやりこんでいくことで海賊や詩人を含め、色んな職種のキャラが増えていく。キャラも男女2種類のデザインに加えて、その職種でそこそこのところまでクリアするともうひとつ出て来る。苦手な職種・魅力に感じない能力の職種でもぜひ挑戦して欲しい!

 

キャラだけじゃない。アイテムや初期能力もやりこむほど増やすことができる。そのため、苦手なキャラだと思ってもアイテムや能力次第ではうまく乗り切る事もある。

 

極めつけは、冒険する世界(ステージ)も限りなく無限大にあり、ランダムで毎回毎回違う世界が出現せせてプレイすることもできる。

そのため、得意なステージが見つかるまでやりこんだり、クリアしやすい世界を攻略サイトなどを使って探してみるのもいい。

 

ただ言い方を変えると、ランダムで行き着いたステージでプレイするとゲームのテクニックがあっても、キャラとの相性やステージでのアイテム運、タイミングよく仲間に恵まれる運などがないとクリアできないからこのゲームは難しい。

 

この辺りの「単純なゲームの腕前だけではどうにもならない」「それぞれに武器が違うからこそ、厳しいステージに見えても、キャラに合っていればクリアしやすい」といった運否天賦なところがこのゲームの深みではないだろうか?

僕はこの種のゲームをしたことがなかったので、この試行錯誤がとても新鮮だった。

 

イラストも音楽も秀逸!戦闘や逃走の駆け引きもこのゲームでしかできない罠や引っかけを次々と的に仕掛けられるから楽しい!

でも、最大の魅力はキャラによって戦い方を分けながら「こいつの場合は仲間を使ったほうがいいか?」「いや、こいつの場合はとにかく力攻めだ」「いや、こいつはそもそも敵に会わないように進もう」と言った感じでそれぞれの場所やキャラに応じてベースの作戦を決めながら進むのが楽しい!

 

特に、レベルを上げた後に遭遇する「ドラゴン」なんてキャラにはもう作戦を考えまくったもんだ。なんでかは言えないけど、僕はドラゴンに何十回殺された。死因の第一位はドラゴン。

 

敵の種類自体は増えたりしないものの、手こずるような難しい敵が出てくる時にキャラによっては「戦えない?さあ、どうする?」となるからこのゲームは奥が深くて面白い。普通のRPGは戦えないなら逃げるか、単純なレベリングかだが、このゲームあもっと複雑。その戦術がたのしい!

 

難易度もぜひ「難しい」や「マニア」など限定のアイテムが出るようなヤツをやってもらいたい。アイテムの幅が広がれば、作戦や戦略の幅がもっと広がって楽しめるし、何よりシビアなシーンになってこそこのゲームの作戦の多さ・多いけどキャラによって突破法が色々あることに気づかれされる!

物語よりも戦略がメインで、それでいて安定することがなかなかないため、やりこめばやり込むほど楽しさに目覚め、ストーリーやミニゲームとは違う意味で中毒に慣れるゲームなので、ぜひ「やりこむ」つもりで楽しさに気づいて欲しい。

 

 

一方で慣れないうちは「クリアできない」と嘆く人もいるだろう。そこで、そういう人にはオンラインでのプレイして欲しい。オンラインでプレイすると同じ世界でプレイしてた人がやられるとやられた所に「霊魂」が出現してアイテムを授けてくれることがあるから比較的クリアしやすい。霊魂が出るステージは出ないステージに比べると楽なので、オンラインでのプレイ、キャンペーン中のたくさんプレイヤーがいるステージでのプレイを推奨したい!

 

 

片道勇者で冒険するのは片道だ!でも、冒険をキャラにさせるゲーマーは世界を救う旅路を往復するんだよ!何回も何回もやるほど面白いアイテムが手に入ったり、新しいキャラがでたり、難しいステージをプレイできるようになるとこのゲームの真価が出て来る!

 

そして、更に往復してやりこみたい人には無料版の「片道勇者」に更にキャラやイベントを追加した有料版「片道勇者+」を薦めたい。

「個人的に気に入ってるゲームの有料版だから」でもあるが、フリーゲームのレビューをやってきた立場としてはフリーゲームの製作をお金にする方法があまりにもなさすぎるので、有料版を出してうまくいく人が少しでも増えたらいいなぁ…」という欲もある。

 

特に、この作者さんにはゲームだけではなく、ゲーム制作ツールを使ったゲームをプレイもしてレビューもさせてもらってお世話になりっぱなしなのだからね…少しでも報われるといいなぁ~と言う気持ちも込めて貼らせていただきます。

片道勇者プラス 公式ページ

 

 

 

 ブログもただで毎日書く割には広告料も大して入らないからね~もっとカンパや有料で何か手のこんだものを作ったらその時にはちゃんと買ってくれる文化になるといいよね~

 

 

・関連記事

フリーゲーム「積層グレイブローバー」で中二病を満喫した!

「キャラの個性が強いから戦略が多様なゲーム」ならこれかな…。

フリーゲーム「新入り魔王」のどんでん返しがすごかった! 

マップで動きまわる駆け引きが少し、このゲームと似てる部分があるね

フリーゲーム「ジャンクエデン」を遊び倒した!

カスタマ要素が多く、しかも使い分けるのでやることとしてはこのゲームも近い