盲導犬の傷が皮膚病でない明確な理由
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本当はもっと本質的な間違いについて書きたいのですが
これも反響が大きいことなので間違いを正しておきましょう・・・
今週はこれ↓
盲導犬の傷はフォークか、皮膚病か
この獣医は次の様に述べています・・・
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
実は獣医師の中では、事件が報道された当初から、
「あれ、皮膚病じゃないの？」という意見は出て来ていました。
気になったので、獣医師のコミュニティで他の獣医師に尋ねてみた所、
皮膚病だと思うという意見の方が多数でした
＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠＠
自身を含めて多くの獣医が皮膚病だと診断したと書いていますね・・・
そして、その根拠として写真を見た上で
「皮下に膿瘍が溜まっていて、それが破裂して血膿（ちうみ）が出て来たんじゃないの？」
と書いています・・・
残念ながら“皮膚病”は完全に否定されます・・・
理由は次の通り・・・
この獣医自身が書いている言葉
破裂して血膿が出てきたのではないか・・・
もうお分かりですね・・・
これ以上の解説は必要ありませんね・・・<`ヘ´>
なに・・・？
もっとしっかり書けと・・・
この傷は診断した獣医が居ましたね・・・
勿論獣医の医学知識は申し訳ないが素人と余り変わりません・・・
それは繰り返し述べてきた通りですし
それだけならまだ仕方がないと思いますよ、教育を受けてないのでね・・・
しかし、嘘を書いて、書き続けています・・・
儲けるために、ペットの命を犠牲にしてまでも・・・
それは断じて許されない・・・
許さない・・・
前回のはここ↓
間違いだらけの動物病院日記―ワクチンは誰のために
それまでのはここ↓動物関係
話しが逸れましたが・・・
診断した獣医はフォークなどで傷つけられたものだと診断しました・・・
もうお分かりですね・・・
なに・・・？まだだと・・・？
皮膚疾患なら膿が出てるはずですが獣医は膿は見ていないんですよ・・・
だから外傷だと診断した・・・
例え血液と混在していたとしても間違いようがないんですよ・・・
獣医に医学知識が全くなかろうと、素人のおじさんでも
これさえ知っていれば簡単に診断できるんです・・・
皆さんだって膿と血液との違いは分かるでしょう・・・
皮膚疾患とは間違いようがないんです・・・
この獣医は続けて書いています・・・
詳しくは法医学の専門家の意見が必要だろうとは思いますが、
とか、
服をまくり上げた状態で、何度も同じ所を刺す、
とか、
傷口の下がひとつの空洞になっていたか
とか、
この傷に関しては、外傷、皮膚病、どちらの可能性もあります。
そして、どちらかは僕には分かりません。
とか・・・
法医学の知識など全く必要ありません
何度も刺さずに、フォークで一度って話だよ・・・
空洞って？どこかの名所か・・・？
文脈は皮膚病として書いてるだろう・・・
しかし、皮膚病って言い方もどうにかならんかね・・・
診断名書けよ診断名・・・疑ったんなら・・・
頭が痛いんですけど、と来た患者さんに対して
それは頭痛ですね、ってのと変わらんな・・・
ま、
獣医師のコミュニティで他の獣医師に尋ねてみた所、
皮膚病だと思うという意見の方が多数でした
ま、所詮はそんなもんだ・・・<`ヘ´>
自壊して膿が出てくる皮膚病とは間違いようが
無いのです・・・
自壊は、いや、次回はもっと本質的な、悪質な間違いについて
書きましょう・・・<`ヘ´>
今回は盲導犬の傷が外傷であり、皮膚疾患とは間違いようがないことを示しましたよ・・・
こんな簡単な間違いを多くの人が信じてしまうところに大きな問題が有りますね・・・
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この記事に
「動物関係」書庫の記事一覧
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2014/11/9(日) 午後 4:50
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2014/11/2(日) 午後 4:34
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2014/10/26(日) 午後 2:47
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2014/10/19(日) 午後 2:59
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2014/10/12(日) 午後 4:51
この事件どうなったのでしょうか？実際に治療した獣医のコメントがないですね。曖昧にされているのでしょうか。
犬が可愛そうです。
2014/9/21(日) 午後 8:18 [ 心に生きる ] <<コメントに返信する
動物の傷病について獣医師がコメントすると、人の傷病について医師がコメントしたのと同等に感じてしまいます。
このイメージを払拭しない限り、同じ過ちが繰り返される訳ですね。
2014/9/23(火) 午後 0:40
<<コメントに返信する
この事件の記事を見ましたが、皮膚病と言うブログも見たので、もう大変に驚きました。
素人のおばさん（私）が見ても、フォークで一突きだと分かります。
あんなに綺麗に順序良く、何回も突き刺す事など出来ませんよね。
ぬいぐるみにでも難しいです。
しかし、何で皮膚病等と言うのでしょうね。
昔猫エイズでは無いかと私の猫の血液検査をした獣医さんがいました。
完全室内飼いなので、絶対に猫エイズには掛かりませんと私が言うと、空気感染だからと言って血液検査をされてしまいました。
そんな獣医でもまだ開業しています。呆れちゃいました。
2014/9/24(水) 午前 2:39 [ pome1952 ] <<コメントに返信する
先生、お久しぶりです。
獣医療と医療の違いで、患者と患畜の飼い主の立場から善く分からないのは、エヴィデンスに違いがあるのか？という点です。例えば、人気のサイトのこの記事について、いつか所見をお願いします。ライターは、獣医師でも医師でもないサイエンスライターです。
http://www.dogactually.net/blog/2014/09/1-27.html
エビデンスとはなにか？〜エビデンスに基づいた動物医療（1）
2014/9/30(火) 午後 7:06
<<コメントに返信する
心に生きるさん
実際に治療した獣医は出ていましたよ。その獣医が外傷だと診断
したのですね。間違いようが有りませんね。
これを皮膚病というのは何となく専門家面したかったのでしょうかね
2014/10/5(日) 午後 3:53 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
Momoさん
獣医は本当に悪質ですが、今回の皮膚病騒ぎも専門家面したいだけ
その様に思いますね
獣医の書いていることは嘘ばかりということを知ることが大切ですね
2014/10/5(日) 午後 3:55 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
ひろ団員さん
それは困ったイメージですが、そこまで信頼しているのは少数派では
ないでしょうか。
獣医が出来ることはワクチンと避妊だけです
医学知識は教育をそもそも受けてないので有りませんよ
2014/10/5(日) 午後 3:58 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
pome152さん
素人とは違うというのを強調したかっただけでしょうね
そういう人を信用させることだけは長けているんでしょうね
獣医には医学知識が無いことを知ることから始めないといけませんね
2014/10/5(日) 午後 4:01 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
散歩係さん
そのＨＰは確か避妊と寿命の時に取り上げました
論文の結論は書いていましたがいかんせん所詮は素人ですから
読み方までは分かりようが有りませんね
さて、示されたエビデンスに関することは人の事をそのまま
話ししているだけですね
動物医療は我々のを追いかければ良いだけですから楽ですよね
獣医療にはエビデンスが殆ど有りません
今まで書いてきた通りです
因みにエビデンスに基づけば避妊で乳腺腫瘍は減らないし、
寿命は縮みますね
2014/10/5(日) 午後 4:04 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
皆、お金と権威、社会的地位、名誉のため。そんなもののために大切な命さえも命と認めない人たちが現存していることに、私はこころから虚しさとやり切れなさを感じます。名もなく必死に人間を頼り、生きている動物がかわいそうでやり切れません。そして、そんな動物を自分のストレスのために殺したり虐待したり人間につくづく嫌気がさしました。
2014/10/5(日) 午後 10:26 [ 心に生きる ] <<コメントに返信する
先生、エビデンスについて、有難うございます。
避妊去勢が、寿命を縮めることになる。。。TNRという、野良猫を地域で管理する方法で、避妊去勢を行う事で野良猫の数を減らしていこうという、殺処分回避の方法、私は今のところ、野良猫の殺処分を減らすには、これしかないと思うのですが、健康を害さない繁殖制限に有効な方法があるでしょうか？ 人と同様、パイプカットや卵管摘出が、獣医療で出来ないものだろうか？と思うのですが。
2014/10/7(火) 午後 9:19
<<コメントに返信する
心に生きるさん
権力闘争とはそういうものとはいえ空しさは有りますよね
ただ、私も医学部という権力闘争の中に居ますのでなんとも
この卑劣な犯人は許せませんね
それにこんな簡単なことさせ間違う獣医も同様ですが
2014/10/12(日) 午後 5:26 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
散歩係さん
ピルをえさに混ぜれば簡単の様に思いますけど
安いし確実、健康も損ねない
良いことだらけに思います
避妊は良くないですよ
2014/10/12(日) 午後 5:28 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する
8：47さん
獣医の診療能力など能力と言えるほどの物ではありませんよ
全くの素人となんにも変りません、われわれから見れば
我々と獣医の接点など有るはずが有りませんよ
全く別の資格ですし、獣医は余りに無知です
医者は動物実験で動物に対する高度医療を行っています
勿論獣医などまるっきり相手になりませんよ
野良猫対策は書いた通りピルですよ
実践できると思いますし、実践してる場所有りませんか
確か、論文を読んだような気がしますけど。
2014/10/12(日) 午後 5:34 [ koredeiino345 ] <<コメントに返信する