仙谷由人氏:政界引退の意向固める
毎日新聞 2014年11月18日 05時30分(最終更新 11月18日 11時02分)
民主党政権で官房長官を務め、2012年の衆院選徳島1区で落選した仙谷由人氏(68)が、政界を引退する意向を固めたことが17日分かった。複数の民主党徳島県連幹部が明らかにした。「体力や気力が衰えた。民主党は世代交代をしないといけない」などと理由を語ったという。仙谷氏は来月にも実施される見通しの衆院選で、徳島新1区から出馬するか明言していなかった。
仙谷氏は民主党代表代行などを務めた党幹部だったが、前回衆院選では自民党の新人候補に敗れ、全国的な民主退潮の象徴となった。【立野将弘、阿部弘賢】