どうしんウェブ 北海道新聞

  • PR

  • PR

道内

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • mixiチェック

膨大な負担、市民懸念の解消できるか 札幌市の五輪立候補

(10/30 07:00)

 札幌市が29日、2026年冬季五輪の開催都市に立候補する方針を固めたのは、賛成の市民が多数派であることに加え、人口減少局面が迫る中、市民や経済界が抱く先細り感を打開する象徴的なイベントと位置付けているためとみられる。ただ、3大会連続となるアジア開催の是非や、巨額に上る地元負担に対する市民の懸念をどれだけ解消できるかなど、開催実現には課題も多い。

 同市が立候補の方針を固めた26年冬季五輪の開催都市は、日本オリンピック委員会(JOC)が16年に国内候補地を選考し、17年に国際オリンピック委員会(IOC)に申請。IOCは19年の総会で決定する見通し。

 来年7月に決まる22年の開催地に名乗りを上げているのは、北京(中国)とアルマトイ(カザフスタン)で、18年の平昌(ピョンチャン)(韓国)に続いてアジアでの開催が確定的。このため一部には、3大会連続となるアジア開催は厳しいとの見方もある。20年の東京夏季五輪と時期があまり離れていないことも、マイナス材料になる可能性がある。<どうしん電子版に全文掲載>

【関連記事】

このページの先頭へ