無料でどこまで使えるの？『iPhone・iPad向けOffice』無料版と有料版の違いまとめ

ども！ともぞうです。

かれこれOfficeは17年ほど使っているんですが、iPhoneでしかも無料で使える時代が来るなんて思ってもみませんでした。

そのiOS向けOfficeですが、気になるのは”どこまで無料で使えて、何が有料版でしかできないのか“ですよね。

そんな疑問をOffice歴17年のともぞうが実際に使ってみながら解説していきます！

使う前にMicrosoftアカウントの登録が必要

無料だからさーてダウンロードして使うか！と言いたいところですが、無料版で使う場合にもMicrosoftアカウントの登録が必要です。

まずはMicrosoftのサイトでアカウントをとっちゃいましょう。

アカウントを取ったら早速使っていきますよ〜。

Word 無料版・有料版の違い

最初はWordから。無料版だから閲覧とちょっとした編集だけしかできないかとおもいきや…

あら、なにこの豊富なテンプレートは。こんだけあったらテンプレート使い回しでそれっぽい書類がiPhoneだけで作れちゃうじゃないすか。

さらに文字サイズからフォントの変更、表の作成、写真の追加からコメントなどなどふっつーにいままでパソコンでやっていたことができる！

むしろ使えないことを探すほうが難しいんじゃないかってくらいですよこりゃ。いや〜やられました。Microsoftさんごめんなさい無料版ってなめてました。

無料版で使えない機能は使おうとするとこんな感じで”プレミアム機能”ってダイアログが出てきて有料版だけの機能だと分かります。

それで肝心の有料版のみの機能は公式サイトによれば以下の内容。

• セクション区切りの追加
• ページレイアウトで段組を使う
• ページごとに異なるヘッダー・フッターを設定する
• ページの向きを変える
• 変更履歴の記録と閲覧
• 図形にカスタムカラーの設定
• ワードアートの挿入と編集
• 写真にシャドウとリフレクションを設定する
• グラフ要素の追加と変更
• 表のセル塗りつぶし

えーと正直、これらの機能使えなくてもそんなに困らないっすねｗ　むしろ人によってはその機能なに？ってのもあるかもしれないです。

困ることと言えば、用紙の向きを縦から横に変えられないくらいで大概の文章作成だと問題ないかと思います。Wordでグラフを作ることもあんまりないですしね。

ちゅーことでWordに関してはほぼ無料版で普段使いは問題なし！

Excel 無料版・有料版の違い

お次はExcel。これはWordと違ってセルを使った表計算なのでちょっとiPhoneで使うには向いてないですし、無料版だからそこまで使えないだろうと思ってたら…。

こっちもWordと一緒で最初っからかなり使えそうなテンプレートがたんまりとあるじゃないすか。イチから作るなくていいってなんて便利なｗ

さらに入力も専用のキーボードで数字入力から四則演算までめっちゃ快適〜ｗ　iPhoneに最適化ばっちりされとりますよ。

関数を使った計算は関数を選んで後は範囲指定でさくっと使えます。マウスがなくても全然不便じゃないぞこれ。

いつもの感覚で作った表をずいっと選んで、挿入からグラフにしたら、あらグラフまでできちゃいました。ただ残念なことにタイトルや凡例などは有料じゃないといじれませんでした。

さすがにグラフの細かいところまでできちゃったら有料版の意味なくなっちゃいますからね〜。こちらも公式サイトで有料版の機能を確認してみました。

• ピボットテーブルスタイルとレイアウトのカスタマイズ
• 図形にカスタムカラーの設定
• ワードアートの挿入と編集
• 写真にシャドウとリフレクションを設定する
• グラフ要素の追加と変更

ほとんど困るような要素はないのですが、やはりグラフ要素の追加と変更が出来ないのは痛い！タイトルや軸の名称などを入れたり、変更ができないとさすがに締まらないですからね。

ということでExcelに関しては表計算までなら無料版で十分。グラフを使うなら仕上げはパソコンか有料版ってところです。

PowerPoint 無料版・有料版の違い

最後はプレゼンといえばこれ、PowerPoint。さすがにこれは無料版では大した事できないと思っていたらですよ…

こっちもちゃんとデザインが豊富にそろってる〜。どんだけ本気なのよMicrosoftさん。

んでこれまた例に漏れず、文字の編集から表の追加、写真や図形までもうそのまんまなんでもできちゃます。画面が横になるのでちょっと狭いですけど。

さらにはスライドショーのアニメーションの設定までできちゃいます。おいおい無料でいいのかほんとにｗ

ひと通り触って、ほぼなんでも出来たのでいったい何が出来ないのかこちらも有料版でできる事をチェックすると、

• 発表者表示の際にノートを確認できない
• 図形にカスタムカラーの設定
• ワードアートの挿入と編集
• 写真にシャドウとリフレクションを設定する
• グラフ要素の追加と変更
• 表のセル塗りつぶし

えーとこれ使えなくてもほぼ困りません！表のセルに色が付けられないってくらいすかね。

ということで最後のPowerPointは無料版で普段使い問題なし！

まとめ

という訳で全部実際に使いながら無料版と有料版の違いをチェックしてみましたが、それぞれの結論は以下のようになりました。

• Word: 有料版でしかできない事は普段使う分には影響なし！無料版でOK。
• Excel: グラフをよく使うなら有料版が必要。表計算だけで良いなら無料版でも問題なし。
• PowerPoint: 有料版でしかできない事は普段使う分には影響なし！無料版でOK。

ほんとここまで使えちゃっていいのか？ってくらい無料版で使える機能が多くてびっくりしました！

仕事でちょっとした資料の修正であれば無料版でまったく問題無いですし、Excelのグラフ関連に関してはパソコンでOfficeがあればそちらで仕上げるという使い方でいけると思います。

これだけ使えて無料なので、まだ使ったことがないという方はだまされたと思ってぜひ一度お試し下さい！