ミズーリ州知事、非常事態を宣言 黒人射殺の大陪審に備え【ニューヨーク共同】米中西部ミズーリ州のニクソン州知事は17日、同州ファーガソンの白人警察官が丸腰の黒人青年を射殺した事件で、非常事態を宣言した。警察官の起訴を判断する大陪審の審理が大詰めで、起訴を見送った場合に予想される黒人住民側の反発に備えた措置。州兵の展開も許可した。 知事は声明で「大陪審の発表前に手当てをしておくことが必要だ」と強調した。ここ数日、黒人住民側による抗議活動も活発化し、地元で緊張が高まっている。 管轄のセントルイス郡検察は大陪審の結論が今月後半にも出るとの見通しを示している。 【共同通信】
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