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 地域政党・減税日本代表の河村たかし名古屋市長は17日、年内に衆院解散・総選挙がある場合の候補者擁立について「(立候補の希望が)ないわけじゃないが、なかなか難しい」と語った。2012年の前回は東海3県で減税系候補は十数人にのぼったが、今回は大幅に減りそうだ。

 減税は前回衆院選では日本未来の党に合流。減税によると、東海3県で未来の小選挙区候補16人のうち12人、愛知県では13人のうち10人は減税系だった。ただ、今回は連携する政党がなく、準備期間も短いことから、減税幹部は「前回並みはあり得ない」と語る。

 河村市長は、前回に減税の佐藤夕子・前衆院議員が出て約6万票を取った愛知1区の対応は「ややこしい話なので」と語るにとどめ、自身の出馬についても「真面目に市長としての仕事をやっている」としながら明言を避けた。