都内の野鳥、初の鳥インフル検出…強毒性検査
読売新聞 11月17日(月)22時36分配信
環境省と東京都は17日、江東区で回収した野鳥のホシハジロの死骸からA型の鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。
動物衛生研究所で強毒性の高病原性かどうかを調べている。都によると、都内の野鳥から鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは初めて。
発表によると、死骸は13日に都に回収され、遺伝子検査で陽性と判明した。周囲の野鳥からウイルスは検出されなかったが、同省は回収場所から半径10キロを野鳥監視重点区域に指定し、監視を強化している。ホシハジロはカモの一種で、ヨーロッパやシベリア南部で繁殖。冬になると日本を含むアジアに飛来し、湖や河川で越冬するという。
最終更新:11月18日(火)0時3分