ボートの転覆騒ぎ、釣り人は無事救助 芦屋海岸 [福岡県]
16日午前11時50分ごろ、芦屋町の芦屋海岸沖に、無人のゴムボートが浮いているのを、海岸に来ていた人が見つけた。人が遭難した可能性があり、若松海上保安部と県警のヘリ計2機と巡視艇など4隻が付近を捜索。実際には、既に男性は救助されて自宅に帰っており、無事が確認された。
若松海保と折尾署によると、男性は1人で釣りをしており、午前10時半ごろ、波を受けてボートが転覆。海に投げ出された後、近くで釣りをしていた人のゴムボートに助け上げられ、そのまま自宅に帰宅していたという。同日午後5時すぎ、テレビのニュースで捜索活動を知った中間市の無職男性(73)が「自分を捜しているのではないか」と第7管区海上保安本部に連絡してきたという。
=2014/11/17付 西日本新聞朝刊=