青山直篤、鈴木友里子
2014年11月17日13時32分
7~9月期の国内総生産(GDP)の1次速報値が市場予想を大きく下回り、17日の東京金融市場では株安と円高が進んだ。景気の減速懸念から日経平均株価は前週末の終値より500円近く値下がりし、一時1万7000円を下回った。
円相場はGDPの発表直後には円を売る動きもあって、7年1カ月ぶりに1ドル=117円台まで一時的に円安が進む場面があった。
株式市場では証券や小売りなど景気の影響を受けやすい銘柄を中心に、売り注文が大きくふくらんだ。日経平均は前週末までの4日間で700円超上昇しており、「足元の景気が良くないことがわかり、利益確定の売りが一気に広がった」(大手証券)という。
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