2014-11-17
週刊少年ジャンプ(2014年51号)の感想
今週から当ブログのジャンプ感想の作品網羅率が100%になりましたー。わっしょーい。3年前だか4年前に始めた時はここまで続くとは思ってもいませんでしたよ。
ということで、今週からブログの記事名を「ジャンプの感想」と書くことに後ろめたさがなくなります。まぁ、ぶっちゃけ特に後ろめたく思ってたワケでもないんだけど、たまぁーにね。「うちのブログ読んでくれてる人の中にも『NARUTO』のファンもいるんだろうなぁ」とか。『NARUTO』で検索した人がうちのブログに来ないように、なるべくタイトルは書かないようにしたり。そんな心配も、いらぬ苦労も必要なくなるのです。気分はすっかり完全体になったセルですよ。キタクゲームでも始めようかしら(クソゲーの予感)。
てなワケで、誰かお祝い下さい‥‥と思ってたら今週の『暗殺教室』が完全にそれであった。マジか‥‥これは運命だろ‥‥(ヤバイ人の発想)。
51号です。今週から新連載ですね。
- 背表紙
- 表紙
- 図書カードプレゼントのおしらせ
- 今号から3号連続で行われるプレゼント企画。読書の秋ということで図書カードなんですかね。
- 各作品のデザインは自信ないけど、今までのカラー扉もしくは表紙から持ってきたヤツだと思います。それはいいんだけど、気になるのは連載陣オールキャラ集合のデザイン。さすがに今週からの新連載は対象外ですよね。それはわかる。先週終わった『ヨアケモノ』が入ってるのが涙を誘うけど、それもわかる。ただ、先々週終わった『三ツ首コンドル』がないってのが解せぬのですよ。なんでや。同時期に始まって同時期に終わった2作品なのにこの差はなんだ。
- どう考えても『三ツ首コンドル』もあるはずや‥‥って思うから何度も何度も探したんですけど、見つからないんですよね。マジ謎。
- 『ジュウドウズ』『ハイファイクラスタ』『Sporting Salt』はあって、大好評休載中の『HUNTER×HUNTER』もあるのに、『三ツ首コンドル』はない。マジ謎。
- 『三ツ首コンドル』の打ち切りが決まった時期と、『ヨアケモノ』の打ち切りが決まった時期にズレがあるのでは‥‥とかいう陰謀論めいた考えが浮かんだんだけど、だからなんだ。
- 『卓上のアゲハ』古屋樹
- 新連載。卓球ですね。探せば読み切り版の感想も見つかるはずです(例の如くリンク貼るのめんどい)。
- 貴重なカラーページで鼻血ギャグをやったその気概に感動した。鼻血の鮮やかな赤ってのはカラーページならではですね。前にも何度か書いてると思う、てかこの読み切りの時にも書いたはずなんだけど、鼻血ギャグが好きなんですよ。鼻血出す奴は大体友達。東京生まれきったっく育ち(普通)。とにかく、この鼻血ギャグのせいで2ページ目の段階で生理的に大好き。
- ディズニーヒロインばりに小鳥に話しかけるヒロイン。小鳥の「ズギュウウウン」は笑ったわ。
- そんなヒロイン。照橋さんですね。『斉木』の。正直最近の照橋さんはただの恋する乙女に成り下がって魅力が限りなく下がってると個人的には思うので、こういう初期照橋さんを彷彿とさせるヒロインが出てくるのはとても嬉しいです。まぁ、本家照橋さんよろしく凡庸な恋心とか抱かないでほしいものです。
- 一方、よだれボクロというのは『ハイキュー!!』の清子(誤字)さんとも重なります。意外な属性が被りましたな。
- 卓球はダサイ。サブタイもそうですが、この視点は大事ですよね。『火ノ丸相撲』でも同じテーマはありましたが、卓球部はスクールカーストでも低い扱いであることが多く、限りなく文化部に近い運動部というイメージが強いので不可避なテーマなんだと思います。そういう意味では、学校で一番イケてる女の子を卓球部と絡ませるのは効果的ですよね。
- 照橋さんとの違いは腹割った話の出来る同性の友達の有無でしょうか。照橋さん的な超常性は減るけど、「根っから悪いヤツではないのかも‥‥」と思えるのでイイですよね。『Sporting Salt』の生徒会長もそうだけど、友達の有無って大事な気がします。逆に友達いなさそうなのは『火ノ丸相撲』のレイナか。まぁ、あれは隠れてお兄ちゃんに依存しまくってる、というのが友達いないことの理由であり、あまり嫌みにはなってませんね。まぁ、女友達がいる、っていうのは「主人公と恋に落ちるためだけに存在するキャラ」というメタ的な都合を感じにくい効果があるのかな、とかそれっぽいことを書いておきます。
- 「出た! リリカの小悪魔奥義 その初手!『運命の悪戯』!!」「あんな美少女に運命なんて言われてトキメかない男はいねぇ!」とか、このクラス超楽しそうですね。モブでいいからこのクラス入りたいっすわ。てか、リリカ様に弄ばれてることを承知の上で男たちは熱狂してるのか。この、皆弄ばれてることを自覚してる、という点からもリリカ様が照橋さんよりも超常性が低いことが窺えます。てか、照橋さんは「照橋様」にはなかなかならないだろうからなぁ。強い。
- リリカ様ストリップ。作品のリアリティーラインがぐぐぐーっと下がっていくこの感じ、嫌いじゃないよ(オールマイト)。正直リアリティーとかクソ喰らえです。まぁ、これは1話なので、この位の無茶をしてでも勢い重視で行きますよー、という所信表明のような感じなんじゃないですかね。
- んで、ここで2度目の鼻血ギャグ。「興味津々だ!!」ってツッコミがシンプルながらよかったと思います。
- 「学校でなくとも卓球はできます」 この発言がなかなか衝撃的でした。割とこの手の作品だと学校が世界のすべてになりがちなんですが、この主人公の場合はそうではないですね。まぁ、よく考えたらプロに誘われてたような人なんだから学校での位置なんかに気を取られるワケもないか。正直学校嫌いなんでこういう考えの人は好感持てます。
- 試合開始からのジーチャン乱入。敵のモヒカンがジーチャンを見て卓球少年に一瞬戻っちゃってますね。本気で卓球好きなんだ(だったんだ)というのが垣間見えて見事だと思います。よく考えたらコイツ、扉にもいたし、卓球部にカムバックするのかもしれませんね。その予兆描写だった、というワケで。
- 台から離れれば球は遅くなるけど、クッソ回転かければバウンド時に加速する、ってのはキレイな展開なんじゃないですかね。実際あんなに加速するかは知りませんよ。
- んで、リリカ様再びのストリップからの、鼻血オチ。風呂でピンポン球の補修するんですね。球内の空気が暖まって膨張して潰れが元に戻るってことか。知らんかった。
- ということで、許嫁だそうです。「許嫁」って言葉『らんま1/2』以外で聞いたことないですよ。てか、海外からやってきた少年って要素も『らんま1/2』ですよね。スラップスティックなラブコメって路線もそうですので、本作が『らんま1/2』を目指してるのは明らかなのではないでしょうか。ワタクシ『らんま1/2』大好きですので、期待が膨らみます。
- ちなみに、うっちゃん派。
- ということで、終わり。相当よかったと思います。覚えてないけど、読み切りの時よりも。あとは、鼻血とか『らんま1/2』要素とか、個人的なツボにフィットしたってのもデカイですね。うむ、本作があるだけで今期の新連載はもう満足なんじゃないかな‥‥とハードルを下げとく。
- 『暗殺教室』
- 修学旅行のあいつら‥‥って顔とか覚えてないっすわ。名前はもちろん。まぁ、今のE組なら余裕で勝てるだろうからなんの危機感も生じませんよね。ギャグだな、というのが一目でわかる。
- 渚くんがいつもと違う格好してる件。衣替えということでしょうか。母親との問題が解決したことで、服装が男らしくなるって考えもあるけど、特別男っぽい格好ではないですね。
- リュウキくんの子分たちが都合のいいリアクション取りまくりで笑える。楽しそうだなコイツら。
- 『食戟のソーマ』に目配せする不破さん。先生、渚くんの実食が見たいです‥‥。
- マズいからのマブい。鼻血なだけでもポイント高いんですが、目がハートなのでさらに加点です。チョロくてかわいいぜ。
- 一方、A組。単価は決まってるので、客席を区切って毎回徴収する、という手口が悪質であった。長時間居座らせることで腹を満たしてよそに行かせなくする、というのも理には適ってる。いろんな道には反してるけど。
- 浅野くん信仰がいい意味でなくなった四傑。E組をナメるのもやめて、浅野くんを支えようとする姿は今までになくまとも。E組との対決を通じてコイツらが成長しちゃったんですね。浅野くんの成長はまだっぽいですよね。
- さくら姐さんインダハウス。個人的「なりたいキャラランキング」堂々の第1位ですよ。渚くんにあまえてぇ‥‥。個別指導‥‥(唾液)。
- ↑うらやましい‥‥。
- 渚くんの「性別」イジリ反省。からの、みのもんたの息子www 絶対に再登場とかないキャラだと思ってたわ。
- ということで、渚ちゃん復活ですか‥‥泣いた。今度は制服とか。殺しにかかってるだろ。死ぬわ。あー、渚ちゃんの膝すりすりしてぇ‥‥。スカートが短すぎてエロい。たまらん。鼻血でた(興味津々だ!!)。
- ‥‥冷静に考えるとこの流れはうまいですよね(賢者)。事前にさくらちゃんを出すことで、男としての渚くんを見せてるワケですから。そっからのみのものた二世登場&渚ちゃん降臨という落差が生まれます。男性性と女性性を同時に兼ね備えた究極の人類としての渚くんの魅力が強調されます。
- さらには、学園祭の直前にあった母親との一件で渚くんの女っぽさの秘密が明らかになったじゃないですか。ぶっちゃけワタクシは女性として見るとかそういう次元を通り過ぎたので(人間愛の領域)、あんま気にならないですが、中村さんみたいに「女として見るのはやめよう‥‥」って落ち込んだファンも多いと思うんですよ。そういう人たちに対して、今回作者から「渚くんをエロい目で見るのオッケーです!」という解禁宣言が出たワケですよ。この作者は渚くんがそういう目で見られてることを理解&利用、てか端からそういう風に見せてるのはもはや明らかだと思うんですけども、こういうトコもしたたかですねぇ。こんなもん、手の上で踊るしかないじゃないか。
- 今回の女装はスカートを履くだけ、というシンプルなのも素晴らしいです。服を1枚変えるだけで完璧な女装として成立してしまう渚くんの持つ女性性よ。
- はぁぁ‥‥ということで作者におもっくそ遊ばれてる気分です。つらいよね、男子は。
- 渚くん以外のことも嫌々考えますと、みのもんた二世は更生したんですかね。酒とハッパに溺れてましたけど。まぁ、某地上に舞い降りた天使に救いの手を差し伸べられたので健全な生活を送っているんだと思います。しかし、調べて学校にまで来るという行動力はスゴイ。そしてE組がHP作ってるってのがまさかココに繋がるとはw てか、みのもんた二世の名前をちゃんと覚えてるあたり渚くんマジ天使。
- あと、こういうサブキャラ大集合展開ってどこか最終回っぽい気もするんですよ。今思えば主人公が抱える家庭の問題を解決する、ってのもそれっぽいですよね。この学園祭が終わったら『暗殺教室』最終章に突入するかも‥‥とか思ったけど、時期を考えたらそりゃねーか。
- とりあえず、渚くんを抱きたい(人間愛どこ行った)。
- 『ONE PIECE』
- ヴェルゴと鼻水がドフラをスカウトしたっぽいですね。磔にされた危機的状況を覇気で打破したというのは納得です。子供の頃から覇王色に目覚めてたとは、スゴイ。
- 自分を抱き抱えながら兄に撃たれて死ぬ父、というコラさん(ロシナンテ)の体験も壮絶ですね。兄を裏切るのも納得ですわ。
- 「ウソをついて悪かった……!!!」 ドフラに言ってるようで実はローに話しかけてる、というのが非常にうまい。ここらへんの頭の良さは長年のスパイ活動を感じます。それにナギナギの力が加わったらそりゃもう優秀だったんだろうな、と。まぁ、ドジがあるかw
- コラさんに宝箱に入れられた状態、視覚が奪われた状態で最愛の人をドフラに撃ち殺される、というのは先ほどの父を殺されたコラさんと一致しますね。コラさんとローが疑似的な親子関係になってることは明らかですし。
- コラさんの死の瞬間。ローの「しー…ん」から、コラさんの「しー…ん」。物語において人物の死の瞬間を如何に見せるか、というのは気の利いた演出の見せ所ですけど、今回は相当うまかったと思います。コラさんが1秒でも長く生き続けようとすることとも繋がりますし、ローの脱出サスペンスとも重なります。
- 『食戟のソーマ』
- 扉。ソーマくん免許持ってたの?(すっとぼけ)
- 本編。葉山くんとリョウくんにばかり注目が注ぎ、「その他」扱いになってしまうソーマくん。まぁ、これはやむなしという感じでしょうか。やっぱ「決着の付かなかった2人」が気になってしまうのは仕方ないですよね。ソーマくんが打ち勝ったのが、料理人としては邪道の美作くんだったというのも関係してきてきますし。
- んで、ソーマくん策を思いついた様子。今回の決勝は嫁を持つ2人に嫁を持たないソーマくんが如何に立ち向かうか、という見方が出来ると思うんですけど、そこでソーマくんが頼ったのが寮の友達。なるほど、これはうまい落とし所なんじゃないでしょうか。努力友情勝利ですよね。やっぱ田所ちゃんじゃ弱かったワケで。
- 頼った面子から考えて燻製やら麹やらを使うんでしょうね。刺身の新鮮さから一転、という落差がおもしろいです。
- 『ハイキュー!!』
- オッサン解説に対して「漢字いっぱい使わないで」という冴子姉さん。その横で熱心に聞き入ってる風の谷地さんとのコントラストが素晴らしいですね。やっぱこういう小さな描写でキャラクターを見せるのがうまいよなぁ、本作は。
- 大王様の本気サーブがついに成功。一歩も動けず、という感じでしたね。直後にある烏野の横断幕と大王様が重なるショット、横断幕を大王様が真っ二つに分かつようなイメージでしょうか。相変わらず横断幕演出もうまいよね。
- 菅原の交代は後ろに下がったツッキーと。言われてみれば当たり前のように感じます。高さを除けば菅原のが全体的にレベル高いでしょうからね。今までなかったのが不思議なレベル。
- からの「キュッ」。おおっ、例の矢印オノマトペがここに来て再び。及川にしてやられた分を影山自身が取り返す、というのも非常に熱い展開ですな。セッターとしての実力が影山1人では適わないのなら菅原と2人で勝負、というのも理に適ってます。
- 冴子姉さんのネーミングでエンド。バカが考えた名前、という扱いなので必殺技コール独特の嫌みがなくなりますね。
- 『僕のヒーローアカデミア』
- 改造人間なので能力が1つとは限らない。なるほど。こりゃあ便利ですわ。改造人間ってのがどのような技術で、量産可能なのかはわかりませんが、今後複数出てきたらマジで手こずりそうですね。
- 「私対策!? 私の100%を耐えるなら!! さらに上からねじふせよう!!」とかいう脳味噌が筋肉で出来た理屈。『食戟のソーマ』の美作戦でコレやったら反則だったろうな。あくまでも主人公じゃないキャラがやってるから許されるワケで。まぁ、相手が100%を想定してることを逆手に取るのはフツーにうまいんですけど。
- んでもってオールマイト時間切れ。それでも手の人と戦おうとしてるから立派なもんです。ヒーローの鏡ですね。手の人、逃げてくれるといいんですがー。
- 読者プレゼント
- 『火ノ丸相撲』
- 今週はコラムありだぜ。やったねたえちゃん。
- 分からない君のトンデモ設定がさらに追加されてて笑った。全然バカに出来ないぞコイツw
- 懸賞幕の件。大相撲の懸賞幕という文化?風習?ってのはかなり独特なもんですからね。説明が入るのは大事だと思います。ジャンプの誌面で「大相撲中継観てねー」という宣伝が入るんだから、誰かが今回の懸賞幕の代金立て替えてくれてもいいと思う。宣伝効果かなりあるんじゃないでしょうか。
- 本編。今週は大関くんが大和国を観戦(生で)。先週のチヒロとセットになってるワケですね。んで、来週は大和国とか全然知らないユーマくんの番。
- 大和国について日の丸くんも回想。電話の相手は父親でしょうか。病院にいることから父親のような気がするんですが、完全なタメ口なとこから父親じゃないような気もしないではないです。てか、日の丸くんの両親は離婚してるもんだと思い込んでたってのがデカイw
- んで、大和国二世の次なる相手はユーマくん。バカだから大和国の偉大さを知らない→怖じ気つかない という理屈は膝を打ちました。
- ダチ高の新人たちの成績が入部順になってるのがうまいですよね。さすがにユーマくんが日の丸くんより良い成績になるとは思えないので。それぞれの敗戦が決して無駄なものではなかった、というのも後味が良いです。
- 『斉木楠雄のΨ難』
- 良い夫婦の日(1122)が結婚記念日。ワタクシの高校の時の担任もそうでした。卒業後、その担任、痴漢して捕まった挙げ句離婚したそうです。イイハナシダナー。
- 回想。キムタクって大学行ってたんだー、というボンヤリした驚き。そして、親がキムタクと同世代ってのがマジで驚きです。ジェネレーションギャップェ‥‥。
- 子作りを制止する息子、というのは笑った。この子、強い‥‥!
- モブのファッションで時代を表すというのはフツーにうまいですね。このシーンでの本来取るべき反応は「なにこのオモシロ格好ww」なんでしょうけど、個人的には「こんな人いたなーw」なので泣ける。
- 燃堂(父)のガラシャツ姿が似合いすぎてヤバイ。違和感なさすぎるぜ。
- 『バックトゥザフューチャー』展開になるならば、両親が恋に落ちるように息子が暗躍するけど、思わぬ形で母親が息子にホレそうになって‥‥みたいな感じでしょうか。いや、知らんけど。個人的には斉木と燃堂は実は腹違いの兄弟だった、というオチを希望します(ねーよ)。
- 『トリコ』
- 『銀魂』
- 『ワールドトリガー』
- 深刻そうな顔で間の抜けたことをいうオサムママ。『暗殺教室』の渚ママ的な展開になるかと勝手に身構えてたので少しホッとしてます。
- オサムママのお見舞いクイズが難しすぎる。全問正解するオサムはさすがですね。親子だからこそ伝わるんでしょう。
- 大規模侵攻での特別手柄のリスト。新型撃破数と成果が全然比例してないのがおもしろいですね。あと、エリートが意外と低いってのも特徴か。事前の準備段階での暗躍がメインだから評価しにくい功績ですよね。
- んで、ついにユーマインダハウス。「合わせる顔がない」という感じのオサムとは対照的に、ユーマは例の顔(三3三)でした。まぁ、よく考えたらそれしかないなww
- 謝るオサムを止めるユーマ。レプリカに対する「さすがおれの相棒だ」というセリフは、オサムがまだ相棒になれてないことを示しているようで、どこか物悲しいです。情けなくて泣きたくなるというか。
- んで、営業の人がオサムに会いに来てエンド。おおっ、先週のイントロの人か。アレ気になってたんですよねぇ。こう繋がるとは。
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 『ニセコイ』
- 『死亡遊戯』的展開じゃない‥‥だと!?(先週の予告)
- ボンヤリした世界観のくせに唐突にリアルな死を持ち出してくることでお馴染みの本作。るりちゃん回以来ですかね。羽姉の両親の出方が軽く怖い。
- 「本当に安心できる相手お前(楽)しかいない」と、夜ちゃん改め夜さんが言ってますけど、夜さん自身はどうなんですかね。小野寺さんにおけるるりちゃんポジションっぽいので、腹割って話せる相棒というイメージが強いんですけど。どんなに頑張っても楽のような心の支えにはなれない‥‥という苦悩を夜さんが抱えてるとしたら、ちょっと泣ける。
- ボンヤリ高校の上は、「四狩(シッカリ)大」であっった。すげぇな、偏差値急に上がってそう。
- 楽による頭ポン。『こち亀』の風早くん(正確には風波)みたいなことになってきましたね。楽の少女マンガ進出もありえ‥‥ねーよ。
- まぁ、マジメに考えるならば、今まで年上扱いしてきたけど、対等を通り越して上に立つことで、羽姉の精神的問題を解決、ということなんでしょう。まぁ、ただどんな理屈があろうと、この行為、個人的には好きではないです。プレイの一環としてはいいけど、そういうんじゃないとちょっと男根主義っぽくて‥‥好かん。
- 『BLEACH』
- 『元妖怪ポチ丸』ほり木げん気
- 読み切り。自分のブログで検索してみたら目次コーナーで2度ほど登板してました。なので初めましてではない。
- てか、一昨日が誕生日じゃないですか。おめでたー(過去形)
- 本編。妖怪が人を脅かすことをノルマにしてる世界。そんな世界でかわいい風貌のせいで脅かせない、というのは『モンスターズインク』及び『モンスターズユニバーシティ』っぽいでしょうか。まぁ、あの一つ目お化けは冷静に考えて怖いですけどね。
- とにかくテンションが異常に高いナレーション。ポチ丸くんのテンションと釣り合ってないよw
- あとポチ丸くんが叫んで吹き出しがギザギザになった時にナレーションとの区別が付きにくいです。これはちょっと問題。
- ゆるくてふわっとしたビジュアルのポチ丸くんがしれっと中指立ててて爆笑した。そこらへんは妖怪らしい悪さもあるのな。
- 「犬に論語だったよーだぜ!!」じゃねぇよ。急にうまいこと言うなw
- 「ここほれワンワーン」とか、ド下ネタにも程があるだろ。「パコ!!」「パコ!!」って完全にアウトですわ。『パジャマな彼女。』のあの人以来だよチクショー。
- 拾った十円を交番に届ける真面目さがラストでポチ丸を拾う理屈になっててフツーにうまかったで候。ヒロちゃん良いヤツやん。
- ということで、アンジャッシュ的なすれ違いコントで終わり。唐突な下ネタでひっくり返ったので負けです。おもしろかった。
- 『ジュウドウズ』
- 多対一の戦闘。とにかく脳味噌フル回転で全身を動かし続けることが肝心だそうです。次第に思考速度が加速していって、ついにはコマに収まり切らなくなる、という演出はなかなか見事でしたね。こんなバトルの見せ方があったとは‥‥と驚きました。
- 一方、逃げ足だけは速い弾ちゃん。特に覚醒することもなく、精神的な成長を見せて終わりましたね。まぁ、いきなり活躍されても納得しづらいんで、こんくらいがちょうどいいのではないか。
- 「横取りしちゃった」とあくまでもボーナスステージ感覚の華くんが魅力的です。気づかずにやったのかな?とも思ったら、「ナイスガッツ…!!」。ちゃんと弾ちゃんの勇士を見てたのか。良いヤツすぎるよ、華くん。
- トッポさんの回想の中でのお兄ちゃんのセリフ、「トッポイしよー」の意味がわからなかったんですが、不良とかの意味を持つ「とっぽい」という俗語が存在するみたいですね。さすがググえもん、頼りになるぜ。
- ということで、トッポさんと戦闘開始。アオリだと「不可侵領域」と呼んでる謎の技が早速飛び出ましたね。アレがどういう理屈なのか、非常に気になる所です。次号は土曜発売だから気になる日数が少なくて助かります。
- 『こち亀』
- 日本画の巨匠が萌え絵にハマる。このギャップはおもしろいし、実に『こち亀』らしいっすね。世の中には、還暦を越えてもバリバリの現役で活躍する偉大な漫画家が初音ミクにハマった例もありますし。‥‥てか、割とマジで秋本御大がモデルなんじゃねぇの、このジーサン。年齢も近いっしょ。
- 何気に中川が『魔法少女まどか☆マギカ』を理解してて少し意外。『まどマギ』の紹介で1話作れそうなものですが、そういうのも必要ないくらい当たり前の作品だったのか。すげぇ。
- 目次コメントで知ったんですが、『蒼き鋼のアルペジオ』は実在のアニメだそうです。つまり、巨匠がホレた声であるイオナというのは実在するのですね。ジャンプ関連で担当作品ないかしら‥‥と調べたら『暗殺教室』渚くん!!!(新しい方) そりゃホレるのも納得ですわ‥‥聞いたことないけど。
- 美大生如きに絵の指導を受ける巨匠の姿に笑った。「こう直した方がいいわ」じゃねぇよw
- 65歳の巨匠が画風が変わってエンド。画風が変わらないことをありがたがってるのは周囲の人間だけで、書いてる本人としてはその変化は成長という認識なんでしょうね。
- 『ハイファイクラスタ』
- 『Sporting Salt』と仲良く底辺落ちしてて笑った。先週までそこまで落ちてなかったんですけどね。この新連載組が予定通り下りていく感じ、少し飽きるw
- 本編。ハイファイシールを貼りまくった景観モグラくん。あのシール、それぞれに偉人クイズが施されてるかと目を凝らしましたが、認識できず。くそぅ、少し期待してしまった‥‥。
- 現在の才能社会に嫌気がさして人工の才能を用いてテロに走る、というのは『僕のヒーローアカデミア』の手の人たちと少し似てる‥‥ちょっと無理あるかも。オールマイトが景観モグラの目を見たら、「思想犯の眼は静かに燃ゆるもの」「自分が楽しみたいだけだろ 嘘吐きめ」 どっちになるんでしょうね。手の人よりはガチなイメージがなんとなくありますがー。
- 適合者ってのは生まれつきではなく、強い意志や願望で適合される、ということで後天的に適合される人もいるんでしょうね。まぁ、本作の主要キャラは皆適合済みなので、今後適合するキャラが出てくるというのは考えづらいですけど。強いてあげるなら、ナノちゃんやミリさんでしょうか。
- 『Sporting Salt』
- ケツ。わかりやすいですね。予定調和とすら感じるわw 残るは『ハイファイクラスタ』との残り少ない椅子取りゲームでしょうか。そもそも椅子が余ってるかどうか、というのが少々疑問ではありますが。
- 本編。新キャラのショタ登場。やっぱ先週の段階で帰宅部くんが仲間入り、という感じなんでしょうね。正式に籍が入ったかどうかは別として。
- 生徒会の定例会的な集まり。会長が会長してるの久しぶりですね。すっかり保健室の人、という認識になりつつあったんですが。
- てか、生徒会の規模がデカすぎてビビる。ワタクシは生徒会とかに縁のない学園生活を送ってきたんですが、○○委員とかも全部ひっくるめて生徒会ってことなのかしら。よくわからん。
- 何はともあれ園芸委員長が例のショタ。部活ではなく、生徒会or委員会の人間に焦点が当たるのは新展開ですね。
- 喫煙自体には興味がなく、ゴミを捨てたことに怒ってるショタ。園芸委員としてのルールでしか物事を考えてない感じが怖いですね。自分の世界がすべてになってる感じ。話が通じないタイプだわーw
- んで、タバコの空箱ではなく、タバコ自体を捨てるさらなるヤンキーが登場。喫煙ヤンキーの中でも悪行の序列が付いてて、ショタの怒りの度合いが変わるというのが、なかなかわかりやすいです。まぁ、空箱捨てたヤツも、ほっとけばタバコ捨てたと思いますけどね。
- そんなショタは7位でした。てことは何かしらの部活をやってるということなのか。部活やってないランカーは帰宅部くんだけだった気がする。
- てか、副委員長に「あの子」呼ばわりされてる委員長(1年)ってすげぇな。どういう経緯で委員長選ばれたんだよ。園芸委員だったら強さとか関係ないだろうし。
- ラストのコマで、主人公の横でのんきにグースカ寝てるサブキャラ帰宅部くん、というのは直前の『ハイファイクラスタ』の聖徳太子と同じですね。なんだコレ流行ってんのかww
- 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 「ここまでのあらすじ」 先週書いたけど、先々週の予告でのでんぱ組inc.がどうたらの件。なんか担当がはしゃいでる感じが‥‥ちょっと嫌い。実力の如何は知らんけど、友達にはなりたくないタイプな気がする。
- 本編。日記。日記はいいですよ。特に話し相手のいない人にとっては日記がはけ口になるので書いててとても楽しいです。それを1年とか2年後に読むと、ちょうどいい具合に内容を忘れてて、自分とまったく同じ思考回路を持った人が書いた文章をまっさらな気持ちで読めます。まぁ、ブログでも大体同じですけど、ブログだとさすがに書けることの限度とかありますからね、少なからず。
- 関係なかったな。改めて本編。磯兵衛日記を盗み読みする犬。馬に続いて犬である。
- 「文章ヘタか!」 文章のヘタっぷりが小学生低学年レベルであった。いや、ワタクシも、正しい読点の使い方とか、自信ないんですけど、とりあえず、1日の日記を1つの、文章で済ませようとは、思いませんよ(ヘタの再現がヘタ)。
- 磯兵衛の陰口&反省で犬の死んだ目に生気が宿る。この犬、意外とチョロい。
- ていうか、母上が伸びすぎ。
- 目次
- 「J連作1コマギャグ」(沼駿)
- 作者名が見覚えあるなーと思ったら『モロモノの事情』の人か!! すげぇ、1コマでも単眼だww
- 来週から『E-ROBOT』が始まるワケですけど、「なんでオレのは長期連載じゃないんや‥‥」とか思ってそうなイメージ。
- てか、来週このコーナー最終回ですけど、大丈夫なんか。ラストを飾る人選も少し気になりますね。今週連載経験者が出てきちゃったので変なハードル上がってます。
- 「J連作1コマギャグ」(沼駿)
- えっ、佐伯先生ってフェレット飼ってんの? 初耳‥‥だよね?
古屋さん連載おめでとうございます!感慨深いです。お互い頑張りましょう。
(『僕のヒーローアカデミア』)
- こんな所に繋がりがあるのか。少し意外。
- 全方位的に心配されててわろた。
- 詳しくなくて知らなかったんですが、本編に出てきたアレは実在するヤツだったんですね。
- 何話か前に「コークスクチューパンチ」ってのが本編に出てきたけど、アレはやっぱ『あしたのジョー』のホセ メンドーサに憧れてる、という意味で正解っぽいな。合ってたわw
- 愛読者アンケート
- 新連載と読み切りについて。新連載の方では主人公だけでなく、ヒロインについても質問されてますね。それだけヒロインの魅力が作品の武器になると考えられてるんでしょう。
- 最後に「読まなかった作品」を聞いています。ちょうどいいタイミングすぎて笑いが止まらないです。今号から読まない作品がゼロになったところですよw
総括です。
今週のジャンプは「渚くんがかわいかったですまる」という14文字で済むんですけど、何を血迷ったからその千倍くらいになりました。バカか。
ということで、今週のベスト作品ですけども、『暗殺教室』に決まってるじゃーん。渚くんペロペロ要素を除いてもペロペロに繋げるまでの流れとか、細々としたギャグとかレベル高かったですよね。
んで、次点。『アゲハ』『ポチ丸』、そして『ジュウドウズ』かな。どれも若い作品ですね。今号から全作品読むようになったワケですけど、大体の作品にも魅力はあるから割と苦ではないですね。
最後に今週のベストキャラ決めます。まぁ、渚くんなんですけど(ネタバレ)。こっちは次点から。
- 奥山怒灸 『こち亀』
- 渚くんの同好のよしみで気が合うと思うの。来年の1月からですけど。
- てか、目次コメントを見るに、マジで秋本御大の分身のような気がしてきました。
- オニー 『磯部磯兵衛物語〜浮世はつらいよ〜』
- 夜さん 『ニセコイ』
- 誰よりもその人のことを考えてるんだけど、その人が頼ってるのは自分ではなく別の人、という素性にグッとくるのです。正直こういうの弱いっす。
- ポチ丸 『元妖怪ポチ丸』
- 中指おっ立ててたのとパコパコが超おもしろかったです。低年齢向きな雰囲気に騙されて下ネタの検閲が緩くなってるとしか思えん。
ということで、今週のベストはこの人。どうせ来週も同じだろうけどな。
- 作者: 高橋留美子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/06/14
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 作者: みのもんた
- 出版社/メーカー: 日本テレビ放送網
- 発売日: 2002/09
- メディア: 単行本
- クリック: 9回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
- 作者: 濱田浩輔
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
TVアニメーション『蒼き鋼のアルペジオ ―アルス・ノヴァ―』第4巻 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: フライングドッグ
- 発売日: 2014/04/04
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/12/27
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
- 2014-11-17 き好大プンャジとプーカ 3/46 6%