ライフハッカー編集部 - メンタル,仕事術,時間管理,生産性向上 07:00 PM
健康に悪い「仕事中毒」を改める7つのアイデア
休暇中に仕事をしてしまいますか? ディナーの席で、仕事のメールをチェックしてしまいますか? オフィスを出る前にあと1本だけ、と電話をねじ込んでしまいますか?
仕事に対して中毒状態になってしまうのは、決してあなただけではありません。多くの人が、何が普通のレベルなのかわからなくなるくらいに、長時間仕事をしています。
仕事を一生懸命にすることは、ある水準までは良いことです。しかし、働きすぎは生産性を上げることにはならず、むしろ有害なことです。今こそバランスを取り戻すべき時。そのためのポイントをいくつかご紹介します。
1. びしっと仕事をやめる
この時間を過ぎたら仕事をしない、という時間を決め、その時間になったら仕事をやめるよう、心に決めましょう。さっと席を立つことを学びましょう。
2. 休憩をとる
短時間でもいいので、勤務時間中に休憩をとるようにしましょう。ランチ休憩も、デスクではなく、外に食べに行きましょう。オフィスの周りをちょっと散歩したり、近くの公園に入ったりしてみましょう。景色を変えてくれるなら何でもかまいません。10分間仕事から離れるだけでも、大きな違いがあります。
3. 考え方を変える
長時間労働をすることが仕事に対する態度の規範を示すことになり、休みを取る(または、夜、週末、休暇中などに連絡がとれない)ような人は怠惰で仕事への真剣さが足りないと信じる人は多いです。しかし、そのような考えは誤りであり、不健全です。自分がそういう考えに傾いていたら、考え直しましょう。忘れないでください。自分の考えが自分自身を形作ります。
4. 真剣に向き合う
仕事のことで頭がいっぱいで、常に仕事中心の生活をしていると、健康や人間関係を損なうおそれが高くなります。一刻も早くその状態を変えなければいけません。場合によっては、生活のバランスを取れるようになるために、誰かの助けを借りることも検討してください。
5. 家に仕事を持ち帰らない
誰にとっても最大の難関です! 家に帰ったら、携帯電話の電源を切り、メールから離れると決めましょう。その代わりに、友人や家族との時間を持ちましょう。1日のうち家にいるしばらくの間は、「仕事に対応できない人」に生まれ変わるときです。文字通り命に関わるような仕事をしているのではない限り、それでいいのです。
6. 瞑想する
仕事中毒者は、頭脳を休めることを覚えないといけません。それには瞑想という習慣が良い手段となります。毎日少々の時間をとり、意識的に気を緩め、深呼吸をし、リラックスし、精神を休め、心に栄養を与えましょう。
7. 健康的な境界線を定める
慢性的な仕事中毒者は、境界線を引くのが難しいと感じています。最初は、仕事の日程表を作り、それを守るようにしましょう。夜遅くや、週末に仕事を入れてもかまいません。しかし、それは日程や仕事のパターンによって、意図的に決められるべきものです。いつも夜遅くや週末に仕事をしているものの、体力切れで倒れていないから続けて良いという意味ではありません。
仕事中毒は誰にとっても利益になりません。あなたにも、あなたのチームにも、組織にも、そして世界にも。
十分な休息、睡眠、休憩、そして人間関係や仕事以外への興味を育むための時間を持つことで、より効率よく仕事することができます。より幸せになることはいうまでもありません。自己のケアにより、最前線で活躍し続けることができ、仕事を続けられるのです。
How to Cure Your Workaholic Addiction|Inc.
Lolly Daskal(訳:Conyac)
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