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シゴトがうまくいくヒントがありそう!人気のコノ人に「シゴト」について聞きました

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今イチバン聞きたいこの人のシゴトのコト

女優 瀧本美織 Miori Takimoto

Miori Takimoto

たきもとみおり1991年10月16日生まれ、鳥取県出身。2010年、映画『彼岸島』で女優デビュー。同年、NHK連続テレビ小説『てっぱん』で主人公のあかりを演じ、お茶の間の人気者に。13年はジブリ映画『風立ちぬ』で初の声優に挑戦。14年は『another sky‒­アナザースカイ‒­』で初MCに抜擢され、ガールズロックバンド「LAGOON」のボーカルとして11月26日にデビュー。「初めてのことをいっぱい経験できて幸せです」と美織さん。

悩みが生まれるのは成長している途中段階だから。
前向きにとらえて進んでいきます

『an』には1年ぶりの登場となる女優・瀧本美織。
ピュアな少女のイメージが強かった当時から一変、大人の女性としての美しさを放つ。
声優、MC、ロックバンドのボーカル。シゴトの幅が広がるたびに磨かれていくようだ。
11月からは初舞台に挑戦。また新しい瀧本美織の幕が開く。

デビュー当時とは違う壁に
ぶつかる機会が増えた

前回『an』に登場してから約1年が経ちます。この1年間は、ドラマや映画など映像のシゴトだけでなく新しいジャンルに挑戦する機会をたくさんいただきました。なかでも、声優に初挑戦した映画『風立ちぬ』には特別な思いがあります。初めて国際映画祭に参加し、ベネチアの地を歩くことができました。監督の宮崎駿さんやプロデューサーの鈴木敏夫さんなど、

日本のアニメ映画をけん引する素晴らしい人たちとかかわることができた、そしてなによりも、ジブリのスタッフのみなさんが長い年月をかけてつくってきた作品に参加できたことに、忘れられない感動を覚えました。完成した映画を観たときには、女優としてだけでなく、1人の人間として強く生きていきたいと感じました。大きな作品に携わった喜びを経て、シゴトをすることへの感謝の気持ちをより一層かみしめるようになりました。その一方で、演技に対する、壁にぶつかるようにもなったんです。デビューした年に出演した連続テレビ小説『てっぱん』の現場を思い出すと、いつも自然体で演じることができていました。最近は、演技をしている最中でも「何かが違う」「もっとできる気がする」と自分の中で引っかかるものを感じることがあります。ただ、悩むことは悪いことではなく成長している途中段階だと、前向きにとらえてもいます。


「そのままでいてね」
大切にしている言葉です

お芝居に対していろいろ考えるようになったタイミングで、舞台『ブエノスアイレス午前零時』への出演のお話をいただきました。私にとっての初めての舞台作品となります。舞台は、観てくれる人の「生」の反応を味わえる空間。お客さまと同じ時間を共有し、一緒に感動できることがとても楽しみです。同時に、新しいことにチャレンジすることで、モヤモヤしたこの気持ちを吹っ切ることができたらいいなと思いました。ほかの出演者のかたの姿を見て、いろんなことを学びたいです。今回の舞台は、今の自分にとっていいタイミングだったと思います。私が演じるのは、娼婦の役。悲しい気持ちをたくさん持っている女性、役の内側からあふれる感情を演じ切りたいと思います。演技だけでなく、タンゴのダンスシーンがあるのも見どころです。もちろん、タンゴを踊るのは初めて!ダンスは大好きですが、タンゴは今まで経験してきたものとはまったく別物でした。男性と女性が2人で密着して踊るのが基本ですが、ソロでのダンスを成立させながら、女性は男性のリードでしか動けず、男性の動きに耳を澄ませながら、息を合わせる必要があります。迫力あるタンゴをお届けしたいと思っています、ぜひ観に来てください。


感情を自由に開放できる
遊び心のある人になりたい

10月からは『another sky­-アナザースカイ-』で今田耕司さんと一緒にMCを務めています。今までは、バラエティ番組はゲストとして出演する機会しかなかったので、これも私にとって初挑戦です。MCをすることで違う脳がはたらき、新しい発見がたくさんあります。「今はお話を聞くタイミング」とか「今は質問をするときだ!」など、空気を読むことを意識しながら参加しています。役者さんがゲストで来られたときには、共通点があったり、興味深い話を聞けたり、おもしろいですよ。先日『てっぱん』で親子役だった遠藤憲一さんがゲストでいらしてくれました。遠藤さんには『てっぱん』の時代から「そのままでいてね」という言葉をもらっています。久々にお会いしても同じ言葉をかけてくれてとてもうれしかったな。私がデビュー当時から大切に思っているのは、感謝の気持ちやシゴトひとつひとつに全力でぶつかることです。

役者として、演技のクオリティを上げながら、変わらない部分は大切にしていきたいと改めて思えた瞬間です。もうひとつ、初めてのシゴトの報告があります。5人組ガールズバンドのボーカルとしてデビューすることが決まりました。歌は2010年に出演したドラマ『美男ですね』で経験していて、いつかまた歌える機会があったらいいなと思っていました。バンドのメンバーは、救命救急士、学生、カフェ店員……と、それぞれが「二足のわらじ」で活躍しています。まったく別のシゴトの人と関わることはめったにないので、また違う楽しさがあります。歌っているときは全身を解放している感じです。この解放感や楽しさがほかのシゴトに対してもいい影響をもたらすといいですね。壁に当たったり、煮詰まったり、解放したり、シゴトにおいていろんな経験をして「遊び心のある大人になりたい」と、最近思うようになりました。自分が楽しみながら人も楽しませられる人ってステキですよね。心を自由にして、見ている人に笑顔を届けられるような人になりたいです。人にすすめられて入ったこの世界ですが、作品を重ねるごとにシゴトがどんどん好きになっています。もがきながらも前に進んでいきたいです。

瀧本美織の初舞台を、極上のタンゴと一緒にどうぞ 『ブエノスアイレス午前零時』 11/28(金)~12/21(日) @新国立劇場・中劇場(東京) 12/25(木)~12/29(月) @シアターBRAVA!(大阪)

第119回芥川賞受賞作、藤沢周のベストセラー小説が初の舞台化。都会からドロップアウトしホテルではたらくカザマ(森田剛)。ダンスツアーでホテルを訪れたミツコ(原田美枝子)と出会い、彼女が語るブエノスアイレスの世界に引き込まれていく……。美織さんは若いころのミツコを熱演!演出は行定勲、脚本は蓬莱竜太という豪華布陣。
オフィシャルサイト➡www.parco-play.com/web/program/buenos/

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