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指定廃棄物処分場 原状回復を検討へ
11月11日 16時43分

放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場を巡り、栃木県の福田知事が廃棄物を再生利用したうえで最終的に処分場を原状回復することを提案したことについて、望月環境大臣は閣議のあとの記者会見で国の有識者会議などで検討していく考えを示しました。

栃木県内で発生した放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場を巡り、栃木県の福田知事は9日、宇都宮市で開かれた会議で放射性物質の濃度が下がったあとに廃棄物を再生利用し、最終的に処分場を原状回復することを提案しました。
これについて望月環境大臣は閣議のあとの記者会見で「非常に重要な指摘で、地域の皆さんの心配もあるので国の有識者会議などでしっかりと検討していきたい」と述べました。
そのうえで、望月大臣は「放射性物質の濃度が1キログラム当たり8000ベクレル以下になれば一般の廃棄物と同じような取り扱いになっていくと思う。ただ、風評被害などさまざまな問題があり、廃棄物の利用方法や処分方法をしっかりと考えて提示させていただきたい」と述べました。

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