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エボラに備え「実験施設」稼働を協議
11月17日 15時58分

エボラに備え「実験施設」稼働を協議
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塩崎厚生労働大臣は危険度の高い感染症の病原体などを取り扱うことができる実験施設がある東京都武蔵村山市の市長と会談し、エボラ出血熱の患者が国内で発生した場合などに備えて施設の全面的な稼働に向けて今後、安全対策などを協議していくことになりました。

東京都武蔵村山市にある国立感染症研究所の「高度安全実験施設」はエボラウイルスなど危険度の高い感染症の病原体を解析したり、ワクチンの開発を進めたりする設備を備えているものの、地元住民の同意が得られていないことから危険度の高い感染症の病原体は取り扱えないなど、全面的な稼働はしていません。
塩崎厚生労働大臣は17日、「高度安全実験施設」を視察したあと、武蔵村山市の藤野勝市長と会談し、「エボラ出血熱への対応は日本でも国際社会でも喫緊の課題であり、国内で患者が発生した場合は実験施設の活用が不可欠だ」と述べ、全面的な稼働に向けて協力を求めました。
これに対し藤野市長は「稼働にあたっては国の責任で万全の安全対策を講じ、市民の理解を得ることが大前提だ」と述べ、今後、安全対策などを協議していくことになりました。

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