村井七緒子
2014年11月17日10時11分
鳥取県米子市や境港市に面した美保湾でヒトデが大量発生している。漁ができにくくなる影響が出ているため、近く県漁協が駆除に乗り出し、県が約400万円を補助する。平井伸治知事が12日の定例会見で明らかにした。
県水産課によると、湾内全域で9月から、小型底引き網漁船の網にヒトデが大量に入るようになり、10月初めから操業が難しくなっている。このヒトデは体の中心から足先までが5~10センチの大きさで、モミジガイやトゲモミジガイとみられている。
湾内ではヒラメやカレイ、バイ貝などがとれるという。宮永貴幸課長補佐は「モミジガイはバイ貝を捕食するので、稚貝が食い荒らされる可能性もある」と懸念している。
おすすめコンテンツ
朝日新聞デジタルをフォローする
PR比べてお得!