53歳男、石油・ガスボンベ積載車で交番に突っ込み死亡

飲酒運転の事故処理に不満か

 16日午前2時55分ごろ、京畿道金浦市陽村邑の陽村派出所(日本の交番に相当)に、53歳の男が運転する乗用車が突っ込み、男はその場で死亡した。乗用車の後部座席には石油タンクと20キロのプロパンガスボンベが積まれており、男はガスボンベのバルブを開いて火を付けた状態で突っ込んでいた。

 男が運転していた車は派出所のガラス戸を突き破り、備品を壊したほか、車から出た火が燃え移り、1階の天井の一部が焼けた。事件当時、派出所にいた警察官6人のうち、44歳の警衛(警部に相当)が車を避けようとして顔などに擦り傷を負った。

 警察によると、建築資材の製造や施工を手掛けていた男は今月6日午前、陽村派出所の管内で飲酒運転をし、追突事故を起こして、被害者の通報を受け出動した同派出所の警察官に検挙された。男は当時、血中アルコール濃度が免許取り消しの基準(0.1%以上)を上回っており、17日に金浦警察署で事情聴取を受ける予定だった。

 警察は「男は飲酒運転で事故を起こした後、知人たちに『免許が取り消されたら仕事に支障が出る』と悲観的な話をたびたびしていた」と説明した。警察は男が飲酒運転による事故の処理をめぐって不満を抱き、犯行に及んだものとみて、詳しい経緯について調べを進めている。

金浦= 権祥銀(クォン・サンウン)記者
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