札幌の古くからの商店街が、狸小路商店街です。今年で、140年の歴史を刻むそうです。7月19日から8月20日まで、「狸祭り」が開催されています。
大きな狸がアーケードにぶら下がっています。商店街の売り物は、福引の現金つかみどりです。そして、私の子供の頃から、アーケードがあり、昼間は歩行者専用になっていました。
狸小路商店街も一時は、寂れかけていました。しかし、商店街の方々の努力なのでしょう。ここ、10年くらいでしょうか、また、人通りが戻ってきたように感じます。
郵便教訪問で、あちこちの商店街を見ています。全国の地方都市、どこも商店街の活気を取り戻すのに苦労し、努力していると思います。
私は、人が戻ってきた代わりに、昔からの店は消えたと感じています。しかたありません。
狸小路商店街でも、私の子どもの頃から、残っている記憶があるのは、下の中川ライター店でしょうか。店の名前が中川商店になっています。
この店には、昔、大好きな軍艦のプラモデル(1/700ウォーターラインシリーズ等)を置いていたので、記憶は鮮烈です。他にも存命している店はあるのでしょうが、私が子どもだったので記憶していません。
狸小路は西4丁目通に接しています。その交点の傍で、新たな試みが行われています。「大通座ろうテラス」です。
平成23年に都市再生特別措置法が改正になり、法が認めた事業者について、道路上に施設を整備することが可能になったそうです。都市再生整備推進法人として、全国で初めて指定された「札幌大通まちづくり会社」がこのテラス事業を行っています。
平日の夕方でしたが、座って、飲食している方、並んでいる方、迷っている?方など、けっこうお客がいらっしゃいました。