11月16日(日)のニュース
アメリカ、ヨーロッパ、アジアをまたぐ3回目となるワールドツアー『Perfume WORLD TOUR 3rd』を行っていたPerfumeが、11月15日（日本時間16日午前）アメリカ・ニューヨークにて、大盛況の中ツアーファイナルを迎えた。さらにこの模様は、Perfumeとしては最大規模となる日本全国の映画館（79館）に加えて香港でもライヴ・ビューイングが行われ、世界で4万人がリアルタイムで熱狂した。
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「日本のカッコいい音楽を世界に届けたい」そんなPerfumeの思いがついに実現した。「Perfume!」「Perfume!」と、開演前から彼女たちの登場を今か今と待ちわびている現地のオーディエンスたち。中には寒空の下、前日の夕方5時から会場に並んだ人もいたという。場内の至るところで拍手やPerfumeコールが起こる中、巨大なミラーボールのような映像がステージ背後のスクリーンに映し出されると、「Enter the Sphere」からライヴはスタートした。「Spring of Life」「ワンルーム・ディスコ」などアップテンポで踊れる曲を立て続けに投下し会場をヒートアップさせていく。「かしゆかです。あーちゃんです。のっちです。3人合わせてPerfumeです」というお馴染みの挨拶も日本語に加え、英語バージョンでも行われ、現地ニューヨークのオーディエンスは大興奮。あ～ちゃん（西脇綾香）は終始「ニューヨーク!!」とオーディエンスをあおり、その度場内からはたくさんの歓声があがっていた。MCでは日本語と英語を織り交ぜ、現地ファンも大いに盛り上げた。
Perfumeのライヴではお馴染みのファンとの掛け合いをする“PTA”のコーナーでは、3人がニューヨークに来て一番美味しかったという食べ物“ベーグル”と、少し甘すぎるという（笑）“カップケーキ”にフロアを分けてコール＆レスポンス。「上の歯～…」のくだりやJ-POPでのパートも日本語でいつも通り披露したものの、オーディエンスの盛り上がりは日本公演にも負けていなかった。ポップな歌や息のあった完成度の高いダンスで魅せるのはもちろんのこと、「Spending all my time」「 Party Maker」など低音のきいたクラブミュージック調の楽曲も存分に披露され、彼女たちのテクノポップを世界に届けた。本編は「次で最後の曲です。show me your best!!」（あ～ちゃん）と叫ぶと、「ポリリズム」でラストを飾った。
鳴り止まないアンコールに応えて再びステージに戻って来た3人。海外でこんなに温かくファンが迎えてくれるとは思っていなかったようで、感激で目に涙を溜めるシーンもあった。「本当にこんな時間が過ごせるなんて思っていませんでした。寒空の下、こんなに並んでくれて、ライヴを観に来てくれて、私たちはとても幸せものです。たくさん待たせてごめんね。本当にありがとう」（あ～ちゃん）と語ると、「MY COLOR」ではオーディエンスにダンスをレクチャーし、みんなで心を一つに通わせた。最後、3人は深々とオーディエンスに向かって頭を下げると、「また来るけんね！」と広島弁で再来の約束をし、ステージを去った。全米アルバムデビューも成し遂げ、Perfumeの快進撃はさらに世界を巻き込んで広がって行きそうだ。
≪セットリスト≫
M1 Enter the Sphere
M2 Spring of Life
M3 Cling Cling
M4 ワンルーム・ディスコ
M5 ねぇ
M6 SEVENTH HEAVEN
M7 Hold Your Hand
M8 Spending all my time
M9 GAME
M10 Dream Fighter
M11 Party Maker
M12 GLITTER
M13 チョコレイト・ディスコ
M14 ポリリズム
EN1 FAKE IT
EN2 MY COLOR
≪公演概要≫
『Perfume WORLD TOUR 3rd』
開催日：2014年11月15日（土）アメリカ・ニューヨーク（※日本時間16日（日））
現地時間：19：00開場 / 20：00開演
現地会場：HAMMERSTEIN BALLROOM