2014-11-16
■最後の最後に"予想を裏切り、期待に応える"
アンコール。スフィアの4人が披露したアカペラの「Future Stream」は、俺とスフィアの3年半を締めくくった最後の1ページとなった。
「Future Stream」が投入されるタイミングは、ツアー序盤で既に予想がついていた。ファイナルの通常セットリストの2曲目と、加えてせいぜいダブルアンコール。いつもの通りでしょ、と。
戸松さんが神妙な顔つきになった時に、「お、解散か?」とヘラヘラした。俺と一緒に消えてくれるんなら、それは良いタイミングだってね。
「感謝の気持を込めて、ここで…」って言った時に、「そういうのじゃない、なにかやってくるぞ」と身構えたけどもう遅かった。
"もの凄いものを聴けた"と言うしかないんだけど、この言葉では全く表せていない。
「予想を裏切り、期待に応える」という素晴らしすぎることを、最後の最後、もう"スフィアファン"の看板を下ろすまさにその時に、やってのけてくれた。「まさか」と思わせ、潜在的に持っていた欲求を満たしてきた。これはもう、満足も満足だよ。
このツアーについては敢えて振り返る必要もない。この「Future Stream」を心に留めておくことこそ全てだ。
自分の中で下降線を辿り、もうダメだなと感じた。大阪でなぜ下降したのかの原因が見えて、その面については解決してスッキリはしていた。でも、しぼんでしまったまま終わるのは寂しいなと思っていたし、なにか最後にすごいものあればいいなとはどこかで願っていた。もっとも、そんな手札は残ってないだろうし、ダブルアンコールくらいじゃなびかないって達観していた。
スフィアが俺へ最後にくれた一撃は、大きな大きな思い出となって、刻み込まれた。今日、"大逆転勝利"を納めてくれたこのタイミングで退くことで、俺の好きな「強い強い、とても強いスフィア」で終われる。幸せなことだよ。
手向けの言葉くらい贈ってやるよって気で臨んだライブで、逆に重すぎる餞別をもらっちゃったよ。困ったね、もう。やられちゃったよ。
2014-11-13
■SKE48「ラムネの飲み方」公演 内山命生誕祭 ー命祭
みーこと祭だ!ウッスウッス!!
まぁこれはやらなかったけど、そんなコンセプトで生誕祭実行委員さんは準備されて、それにメンバーも呼応して、みんなでワッショイワッショイと賑やかに行われた生誕祭公演だった。
心境の変化。成長。
内山命ちゃん、昨年の生誕祭では「ファンのみなさんの期待に応えられてない」と歯がゆい思いを吐露して、涙を流していた。
今年は、しっかりとこの一年を振り返り、今後を見据えていた。特に9月のミュージカルが大きな大きな経験になっていて、それが自信と夢・目標の設定を固める土台となっているみたいだ。
一年で、この子はとんでもない成長をした。そう思わせるには十分すぎるほど、彼女の姿は立派になっていた。自分自身がなりたい未来が見えて、向かい始めているのだろう。
しっかり話す姿がさ、すげー嬉しかった。ここんところはずっと薄っぺらい関わり方しかしていないけど、自分としてはそれこそ命懸けで、「内山命の将来を守ってみせる」と本気で思って行動していた時期もあったんだよ。そんな気持ちにまでなった子が、大きな成長を遂げた。かつて“守った”甲斐があったってものでしょう?
内山命の“完成形”、どうなるのか見てみたいなって思う。
今後また、頻繁に名古屋へ行けるかはわからない。むしろ、それは難しいだろう。
でも、なるべく早く今日のことを話したい。伝えたいことがあるんだ。
だから、ちょっとした無茶くらいなら承知で動こう。そして、アンテナを張り直そう。「いやぁ、声優のライブとか言ってる場合じゃねーな」って軽口を叩く暇があったら、直近で行ける握手会のことを調べてみよう。会いたい時に会わなきゃ。
昨年のような「復活劇!」と言えるような熱量の上がり方はしていない。けど、在宅ながらも見守っていた、今年の俺のテンションはそれでOKだ。もう少し現場に振ってあげて、内山命の振る舞いを見ていけば良いんじゃないかと思う。
間違いなく、内山命のことが大好きだ。
2014-11-08
■「今」を掴みとれ ―UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2014 「Catcher In The Spy」 沖縄桜坂セントラル
PIERROTのキリトに「今」という言葉を強く投げかけられてから臨む最初のライブ。まさに俺の現在地で、そしてそういうこと考えさせるにはまさに適役のUNISON SQUARE GARDEN。それも沖縄。
小雨が気持ちいいと感じられるほどに温かな気候とジャッキーステーキハウスに出迎えられつつ、ライブハウスへ。
UNISON SQUARE GARDENのワンマンは5回目。未知の緊張感はもうなくて、自分なりの入り方、乗っていき方は見えてきている。なので着眼点は自然と、「キリトの投げかけに対する答えを、どう拾ってくるか」に集まっていく。
とはいえ。この流れでUNISON SQUARE GARDENが現れているという時点で、答えの9割は決まっていたようなものだ。
ここでもう終わるのか ここからまた始めるか
(UNISON SQUARE GARDEN 『黄昏インザスパイ』)
お前が勝手にやってくれ、ってね。
一曲目に『黄昏インザスパイ』を持ってきてくれていたから、まず最初に大きな一手が入ったね。んじゃあ、決めていこうかってことでライブに入っていった。
ふいに響く 誰かの声 他でもない優しい声でした
「一人だけど 独りじゃない」 鮮やかに 鮮やかに
(UNISON SQUARE GARDEN 『何かが変わりそう』)
ここで俺の中で響いたのはキリトの声だった。ここからワーッと思考が回って一気に考えがまとまった。
「今を生きる」って、過去を捨て去ることでも未来を気にかけないことでもないよと。過去と未来の交差点が今なのだから、大事な思い出なら抱えて、先のことも見据えつつも、今のベストを追求していこうと思ったわけで。
そこから、『シャンデリア・ワルツ』で世界が始まる音がして、一丁上がり。アッパーな曲の流れだけど、かなり感情的になったし『何かが変わりそう』では涙ぐんでいた。
このあたりが沖縄でのキーポイントだったので、動く暴れるというよりは全身で聴く見る感じる、といった感じだった。結果、すごいものを感じられたと思うし、今後にうまく繋がっていくんじゃないかと思う。
インプット多めにしていたけど、めちゃくちゃ興奮して熱くなった。感情的になっている俺のことなんて当然ながらお構いなしで、ステージの3人は猛烈にかっこいい。3人の演奏と表情の観察をしていくと、さらにかっこよさが伝わってくる。もうね、かっこいいの。
終演後は小叫びしながら居酒屋に入って泡盛ゴクリ。超旨くてめっちゃ回ったね。
今年はこれを、色々な形で何度も確認していく年なのかもしれない。
2014-10-31
■[月次]2014年10月のまとめ
- イベント参加記録
11 Sphere's eternal live tour 2014 グランキューブ大阪
12 Sphere's eternal live tour 2014 グランキューブ大阪
24 PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL -I SAID HELLO- さいたまスーパーアリーナ
25 PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL -BIRTH DAY- さいたまスーパーアリーナ
節目の4本。
それぞれの公演での思いは個別に書いたので略。
4回。
仕事帰りに行ったり、朝イチから閉園までいたり、午前中で帰ったり、夕方から行ってほぼ夕飯だけ食って帰ったり。
ハッピーハロウィーン・ハーベストのミッキーの歌声に魅せられる。かぼちゃに体当りするチップかわええ。
ジャングルクルーズの盛況は変わらず。早く、閉園間際の無限ループみたいなことをしたいんだよ。まぁ丁寧に乗っていこう。
来年の2パーク共通年パス取得に向けて、情報仕入れ。予算の確保はできている。閑散期に切り替えだから、平日に全休とってその前日夜に取得するのが良いかなぁってイメージ。
1月に取得したらまずミスティックリズムを鑑賞しまくりたいね。そしてビッグ・バンド・ビート。あぁ早くも来年のイメージが膨らむ!
そういえば、今年ってもう去年よりイベント参加数が多くなるの確定してるんだけどさ。これに加えてTDRもすげぇ行ってるんだから俺さんどんな生活してんだよって感じよね。楽しく生きてるよ。
2014-10-27
■"今"を掴み続けた結果と、"今"を掴み続けていく先に〜 PIERROT DICTATORS CIRCUS FINAL
アルタ前で復活が発表されてから半年。今年に頻発している「思い出回収シリーズ」の最後にして最大のライブだった。
姉の影響で聴くようになってから、中高生の間はめっちゃ聴いた。「君と僕」で作り上げられた世界観(アルバム『FINALE』『PRIVATE ENEMY』『HEAVEN 〜THE CUSTOMIZED LANDSCAPE〜』のあたり)に魅入られた。
ラジオ『BRAINSTORM』で炸裂したキリトの屁理屈とオモロもあり、多面的にPIERROTが俺の人格形成に影響を与えたと思う。内へ内へ入って、自分に問いかけて語りたがる。
PIERROTのライブには行ったことがなかった。中高生の間はライブになかなか行ける環境ではなく、少ないチャンスは全て中3の時に現れた水樹奈々が持って行っていた。そろそろ行けるかもなって歳になったら解散していて、機を逸した。
絶対にもうないだろうと思っていたPIERROTのライブに参加できる喜び、高揚感、そして緊張感。
曲を覚えているか、振りを覚えることはできるか、何より未経験の現場の空気に入っていけるのか。そして何かしらのズレが出てきた時に、この貴重な貴重なライブの間にリカバリーできるのか。いろいろ考えるとどうしよううううううう!!って不安もよぎった。
でも、そんな不安は杞憂に終わった。ひと通り聴き直したら当時の気持ちと共にPIERROTの音楽が頭に蘇ってきたし、振りはこの復活ライブに向けてまとめてくれたブログを読んで解決できた。ライブへの入り方も、この10年近くオタクやってきたことで身体と心が自然と仕上げていってくれてた。
「感慨深いとか、そういうのやってないんで」と言ったキリト。度々MCで「今」という言葉を発していた。
あの頃に帰る為にPIERROTの5人が集まったんじゃないと。それぞれがそれぞれの道で「今」を精一杯生きてきた結果として、PIERROTとして再び交わることになったんだと言いたかったんだと思う。
そして2日目の最後、「僕たちは、大切な"今"に帰ります」と言った。
これはステージ上の5人だけじゃなく、客席の俺らについても表現された言葉なんじゃないかなと思う。
少なくとも俺は解散してからの8年間、「PIERROTに帰って来て欲しい」という想いをずっと抱えたまま生きてきたわけじゃない。たまに思い出しながらも、その時その時で行きたいライブに行って、聴きたい音楽を聴いて、応援したいと思った人を応援していった。そうしていろいろな経験をして、それらが2014年10月24日と25日に集まって発揮されて、PIERROTのライブ初参加を楽しめたと思う。楽しめたし、心に深く刻み込めた。
そして、今後またPIERROTがあるのかどうかについては、キリトらしいPIERROTらしい言葉をもらえた。
「『また、必ず』と約束することはできない。でも『もうこれで終わり』と言うつもりもない。デビューからワガママを貫いてきたのがPIERROTというバンドだから。だから、またやりたくなった時にやる」
これからも「今」を生き続けて、その先にもしかしたらまたPIERROTがあるのかもしれない。ないかもしれない。いずれにせよ、大事なのは「今」を大事に生きることなのだと。そういうことなんだと理解した。
やはり、キリトの言葉は俺に強く強く突き刺さる。俺は俺の「今」を力いっぱい楽しんでいこうと思った。
またPIERROTと会える日がくると良いなと思った「今」の俺の気持ちを、片隅に、でもしっかりと、引っ掛けておこう。
だけど僕はこうしてまた朝を迎えている
君が腕を無理やりほどいた
胸の傷はもう二度と消えはしないだろう
2014-10-13
■旅の終わりに
スフィアと過ごした3年半、とても楽しかったです!ありがとうございました!!幕張で、笑顔でお別れしましょう!!!
— サイド (@Sidekun) 2014, 10月 12
終演後に、こんなことをツイートした。ここを起点に、言いたいことはツイートして散らかしちゃったから、上手くまとまるかはわからないけど、まとめておきたいのでやるだけやってみよう。
スフィアの大阪2日目は物凄く楽しむことができた。「これで遠出して見るスフィアは最後」ってことで気持ちはかなり入れ込んでたようだし、席もなかなか近く。2曲めは「クライマックスホイッスル」でAthleticやOrbitを思い起こさせてくれ、その流れで一つ一つの曲を聴きながらこの3年半のことを思い出していた。
いい感じに思考が巡ってる中で、前夜にツアーのセットリスト論を交わして形になりつつあった"自分とスフィアの志向のズレ"の正体が見えた。
「スフィアの良さって何ですか?」と問われたら、2012年の俺は「理屈を寄せ付けない底抜けの楽しさ」と答えた。エターナルツアーとの比較ができる今なら、「ムダの多さ」も重要な要素だということを付け加えられる。
MCとか、メイキング映像とか、なんかよくわかんないコントみたいなやつとか、ライブの本線(=歌)とは違うものの割合が大きくて、またそこをとてつもなく楽しんでた。いまのツアーでスフィアが明言しながら見せたがっている「いろいろな面」は、敢えてそんな肩肘張らなくても見せてきてたじゃんって思ってる。
エターナルツアーではスリムな「ライブ」たらしめようとしてるのが寂しいよねーって話はよくしてきた。ムダがあってリズムが良くなくても、そんなの全く関係ないよ!ってめちゃくちゃ楽しいスフィアでいて欲しかったねって。変わってほしくなかったなと。
「Never Ending Party!!!!」がどうしても好きになれないのは、「GO AHEAD!」で『果て』まで連れてってくれる期待をくれたのに、まだまだ果てに到達する前(俺はまだ先に見ていた)に家に帰って来ちゃったみたいな。もうここから変わらねぇのかよ!!と。
ライブの手法は変えるな、でもグループとしてはもっと力強くなっていけ。
矛盾というか、とてもとても自分の都合しか考えてない想いを抱えていたなと。でも、この想いを成就して昇華させてくれることこそが、俺にとってはスフィアに連れて行って欲しい『果て』なんだと。
そしてその想いはステージ上とは全然合ってない。そりゃあ、気持ち的にはかなりの摩擦が生まれちゃうよねと。こりゃもうおしまいだって思うのは当たり前だ。
…と、こんなところまで考えが回ってきた。ここまできて、頭の中も気持ちもすっきりした。
これで終わりだな!ありがとう!ばいばい!!ってなったのが「Ding! Dong! Ding! Dong!」のあたりかな。後半は今ツアーでいちばんはしゃいだりジーンときたりだったと思う。「微かな密かな確かなミライ」で「七々々ちゃん!七々々ちゃん!」って叫び続けてたもんなぁ。いちばんダレるあそこで元気いっぱいだったの初めて。
終演して、やりきったなって思えたのはスフィアじゃほんと久しぶりだった。そして、「こんだけ楽しめたんだから、これからもよろしく」じゃなくて「3年半ありがとうございました!」って思ったんだから、いまが潮時なんだろう。
まぁこれで金輪際スフィアのライブには行かないなんてことはないとは思う。ツアーも幕張が残ってるし、その後になにか楽しそうって思うものがあれば行くでしょう。
ただ、「スフィアのファン」って看板は(このツアーでほぼ朽ちてたけど)俺から降ろされたなってところ。
次はどこへ行こうっていう検討もないんだよな、今年すでに主戦力は変わっていたし。まぁ、これからも常に流れで。
奈々ちゃんにまさに「食らいついて」いた10年余りの最後の1年にスフィアが重なった。「ただただ楽しい」という感情でいて良いとスフィアを通して感じられた。自分自身の楽しませ方が確立できた今、俺も一本立ちする時がきたんだなって(美化しすぎ)
— サイド (@Sidekun) 2014, 10月 12
"これで、私たちの旅はおしまいです。でも皆さんの旅は今、始まったばかりです。それでは、またいつの日か、未来でお会いしましょう!"
2014-09-30
■[月次]2014年9月のまとめ
- イベント参加記録
06 Sphere's eternal live tour 2014 @福岡市民会館
07 かんぐぅりょっち 汗涼後夜祭 〜汗かいたねお疲れSummeR〜 うりょっちおめでとう♪LIVE @shibuya duo MUSIC EXCHANGE
14 Sphere's eternal live tour 2014 @宇都宮市文化会館
15 UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2014 「Catcher In The Spy」 @仙台Rensa
16 ミュージカル『AKB49〜恋愛禁止条例〜』 @AiiA Theater Tokyo
17 喜多村英梨 Live 2014 〜GiVE EViDENCE〜 @舞浜アンフィシアター
濃い目の6本。
まぼろし、DROPS、(当時は夢中になってなかったけどなんだかんだ)ネギま!、思い出の回収と奉納。
かっこ良くって、楽しくって、いまの自分の現在地。入れ方も出し方もまだまだ良い物が見つかりそう。
握手会とか券だけ取っておいて寝坊するとか中止になるとかばかりだったので、今年初の内山命ちゃんだったんだな。なかなか良い役をもらえつつ、らしさが出てるのはやはりフォロワー的なポジションにいる時だなぁと。佐江ちゃんが主人公をやるために原作が書かれてたんじゃないのってくらいハマってた。
2014年の喜多村英梨はこれだと、今の自分のやることはこれだと、はっきりと力強く示してくれた。存在証明という言葉に足る、素晴らしいエッジの利かせ方。あぁ首が痛い。
んもうね、楽しいね。小さな頃から大好きだし、今も大好きだし、きっとこれからも大好き。
オープン後に8回乗った。すごくすごく素敵って船長さんが何人かいたので、また会えるといいなぁ(ということでいろんな時間帯に誰がいるかとかチェックし始めている)
2014-09-14
■良い"音楽体験"を〜UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2014 「Catcher In The Spy」仙台Rensa
「聞いた」だけじゃなく、彼らが言う「音楽体験」って何かってのが掴めたような気がする。
発せられる歌と音。演奏する姿。見て聞いて、振動を感じて、熱を感じる。匂い…はあるのかな、あるのかもしれない。様々な感覚を刺激してくる。
そこから俺はどうするか。手拍子とか手を挙げるといったスタンダードなことで気が済むこともあったし、めちゃくちゃに動かないわけないはいかねぇ!って時もあった。時には激し目の曲でも硬直して聞き入ってしまったり、その時にやりたいことをやりたいようにやった。
周りの客も、ステージ上も、開演前にイメージしていた自分さえも気にせず、ライブ中に起こったことに対して直感的に返していくのがたまらなく楽しい。「返していく」といってもステージ上の3人はその返しを受け取ってはくれない(ことになっている。彼らはなんだかんだでコチラの動きを観察して楽しんでいるフシがある)。だから、自分が楽しくなっているかどうか投げかける。楽しい。よし、それでOKだ。
田淵智也の動きを見ながら自分の体が反応しているので、自然と動きが彼のまねをするようになる。UNISON SQUARE GARDENの音に対して興奮していくと、田淵智也のような動きになっていくの性質になったのかなと思う。ただ、ステップの踏み方とか頭の振り方とかではなくて、田淵智也と全く同じタイミングで舌なめずりなんかしちゃった時はすごく面白い。シンクロもここまでくると笑えてくる。同じ音楽を共有しているんだよねって思う。
音楽に対してどう向き合っていくか、今の自分の最適解がここにある。更に向上できるかもしれないという期待感もある。
次は11月の沖縄、ここに至るまでに別のアーティストの大きなライブが一つある。UNISON SQUARE GARDENで得た感覚をそちらでも援用しつつ、そこで感じ取ったものをまた沖縄に持ち込んでもっともっと楽しめる自分になっていたい。
2014-08-31
■[月次]2014年8月のまとめ
- イベント参加記録
02 かんぐぅりょっち 1stライブツアー2014 汗涼祭♪〜汗かいてくよ summeR〜 原宿アストロホール
03 NANA MIZUKI LIVE FLIGHT 2014 横浜スタジアム
08 めざましライブ(LiSA) 新大陸GREAT SUMMERスタジアム
09 Sphere's eternal live tour 2014 神戸国際会館こくさいホール
17 TRYangle harmony presents トライアングルステージ!!! in 日本青年館
23 Sphere's eternal live tour 2014 静岡市民文化会館 大ホール
24 Sphere's eternal live tour 2014 名古屋国際会議場 センチュリーホール
26 めざましライブ(UNISON SQUARE GARDEN) 新大陸GREAT SUMMERスタジアム
30 かんぐぅりょっち 1stライブツアー2014 汗涼祭♪〜汗かいてくよ summeR〜 江坂MUSE
31 かんぐぅりょっち 1stライブツアー2014 汗涼祭♪〜汗かいてくよ summeR〜 名古屋ハートランドスタジオ
10本!いやぁ、たくさん行ったね。
「これイチ」を選べないくらい、どれも楽しかった。
かんぐぅりょっちの3本は、積もり積もった想いを出しきった。
天ちゃんの高笑い、もちょの"本物"感。
かっこ良すぎでしょUNISON SQUARE GARDEN!
やっと会えたね(ソロ行ってないだけw)、「Believe x」ちゃん…
自分から出たアウトプットとしては、静岡の「Believe x」だったりする。
どんなアウトプットかは文字には残さないけど、キミちょっと冷静になろうかって感じ。
毎週末イベント行ってれば、そりゃ行く頻度も落ちるというもので。
雅涼群舞のミッキー、カッコ良かったなぁ…。ドナルドに放水するミッキー、お茶目だったなぁ…
夏の水を使ったショーってあんまり好きじゃなかった。なんか準備が面倒だなーって。でもちゃんと準備さえすれば、濡れるのをためらいなく楽しめた。
2014-08-17
■TRYangle harmony presents トライアングルステージ!!! in 日本青年館
群ガラで俺の心を掴んで離さない雨宮天さんが、群ガラ以外の状況ではどうなのか。みなさんメチャクチャわっしょいしてるけど、そこんところもう収穫して良いのか。
席は上手。雨宮天さん側!なのは良いんだけど、出演者同士で見合うから、逆側のほうが表情はよく見えたりするんだよね。ラジオ公録とかトークショーで自由席だったら、目当ての人の逆サイドを狙うと良いよね。
まぁ登場から見惚れたね。うわぁ脚が長いなぁとか、うわぁ髪サラサラだなとか、まぁいろいろと思いつつ。スキニーパンツがすげぇ似合ってるなとか。
入りのコメントから、群ガラの1クールだけだけど、何度も何度も聞いてきた声の人だぁってなった。緊張しいとか小心者とか、そうだよね知ってる知ってるって散々言ってたよねと。3ヶ月足らずの付き合いで知った風になるくらいには聴き込んでたわけで。
トラハモの公録パートでは「名言めもちょ」やってさ、高笑いする雨宮天さんがもう物凄くてwww ここだけでチケ代だわってw
こんな雨宮天さんの姿は番組を聴きながら頭に浮かんでいたみたいで、初めて見る姿(というか雨宮天さんを見るのがそもそも初めて)なのに既視感があった。おぉ、これがスタジオでやってる高笑いかそうだよねこんなになるくらい笑ってるよねって。
トーク系のイベントでは、面白かったらとにかく笑う。笑い転げる。ギャハハハ言いながら椅子の上で跳ねちゃうくらい凄かった。
誰がって、麻倉ももさんが。天然の女性声優さんなんて何人も見てきたけど、この人もかなりの物量だわ。あとね、もちょはタイミングを外してくるんだよね。ガード下げた瞬間というか、ガード下げて「あ、やべぇ下がってた」気づいて固め直そうとした腕をすり抜けて当ててくる感じ。もうね、めちゃくちゃ。この人を説明できたらもう何も怖くない。
うーん、いやぁ、まだまだだね。
歌をコントロールできてないなとか、そもそも曲が合ってないなとか。「空色デイズ」をコントロールできてないのはまだ良いとして、「Skyreach」が自分のものになってない感じなのがちょっとね。特に2番終わりで横揺れしてロック感を出そうとしてたの、明らかに「自分の動き」になってなくて笑ってしまったよ。
カバー2曲めの「ガーネット」はしっかりと歌い上げられるんだし、「奏」もあるんだからこっち路線で行けば良いのにね。売れ線ほしくてロック感なんだろうけど、薄っぺらい。もっともっと積み上げていってね。まぁガンバレ。
と、いうわけで、視察しつつそこそこ楽しんできたわけだけども。
雨宮天さんのことはかなり気に入ってるのは間違いないんだけど、今このタイミングで食らいついていく必要は全くないなということになった。そもそもラジオで好きになったわけだし、イベント行かずに次の個人のラジオ番組を待っているのがやはり得策なのだろう。
2014-08-08
■今週の俺
フラッと行った。ちょうど知人がチケットを余らせていたので。
セットについてはもはや「死ぬまでにもう一度『the place of happiness』と『Brilliant star』を聴きたい」ってくらいのもの。この日も残念ながらだけど、まぁ死ぬまでにね。
『Vitalization』のフライングは凄かった。まだまだ奈々ちゃん、俺に新しいすごいものを見せてくれるんだね。気づいたら泣いてた。
握手会の時に口をついて「これからもライブ"たくさん"行きます」とか言っちゃったわけで、そんな約束を守るかのように今ツアーは3回行ったね、行っちゃったね。いわゆる全国ツアーで3本って、現役当時でもそんなになかったと思うw
行きたくなったので夕方から。夏休みとはいえ平日だから、一公演分の並びで最前列に行けた。
いやぁ、ミニオはやはり良いね。楽しいし、最初の「leave your worries far away!」ってところで心がふわーっとなるよ!大好き。
今月はあと一回でも二回でも三回でも〜(とも〜みちゃん風)行きたい。
光の国の学校、80先生かなと期待していたらゾフィー。んだよと思ってたら、「ウルトラサインを教えよう」とゾフィー先生。「あぁ、そりゃゾフィーが適材だわw」と納得ww
ライブステージ、すげぇボリューム。ティガ・ダイナ・ガイアがほんの少しのゲスト出演みたいな感じになるくらいにたくさん出てきた。そして何よりアンドロメロス!!出てきた瞬間、歓声を上げてしまったw
アフター6のウルトラヒロインのトークショーもまた楽しかった。レナ隊員こと吉本多香美さんが、とても素敵な大人の女性になってて見惚れた。
- 6(水)スルガ銀行チャンピオンシップ
柏レイソル、単発ながらも国際試合を制してタイトル獲得。アルゼンチンのチームと真剣勝負できるなんて貴重な機会だしすげぇ面白かった。
レイソルはタフに戦えてた。前線の選手が移籍していって大変な分、守備のハードワークを全面に押し出したゲームにしていた。今季はこのまま、ちょっと苦しいかもしれないけど、頑張るチームで頑張っていってほしい。
番号も酷いものだし、コニファーで満足していたし、テキトーなノリでテキトーに行った。
それでも流石はLiSA、我がチャンピオン。ガッチリと引きずり込んでくれた。一気にテンション上がって、乗っていって、暴れきった。
『L.Miranic』の初披露。ハンパない。なんかスゲぇ激しい展開。ドラムを追っていっただけで、どんだけチェンジペースしていくんだって。やっべー、配信で買っちゃおうかなもう。
2014-08-02
■探してたものはこんなシンプルなものだったんだ― かんぐぅりょっち1stライブツアー2014 汗涼祭♪〜汗かいていくよ summneR〜
すっげー楽しかったの。
クオリティがどうとか、この曲をやったとかやらないとか、そういうのは今はぜーんぜん出てこないんだ。
楽しくて、幸せで、あぁ好きなんだなって。
can/gooパートでの気持ちの爆発とか、ついにうりょっち曲で大好きなアレとライブで出会えたとか、いろいろあるんだけどね。大阪名古屋を回ってからまたじっくりいこうかね。
去年のうりょっちTAPIKOさんバースデー中間ライブの時も思ったんだけど、この年になって白石涼子さんがライブをやってくれると。そして今年はついにツアーをやってくれて、そこに一緒に回れるなんて思ってもいなかった。回収しきれていなかったものを自分の思い出とすることができるなんて、嬉しくて仕方がない。
それに加えて、いまやかんぐぅりょっちは一つの素敵なツインボーカルのバンドになっている。CDになった「ダリアな気持ち」と「教えてあげる」のかんぐぅりょっちバージョンは、アレンジにも力が入っていてめちゃくちゃかっこいい。
「好き」にはストックとフローがあって、、、、っていうのは何度も何度も何度も言っている。
そして、うりょっちについては2004年くらいからの3年ほどにたくさんのフローがあって蓄積されて、残高として残っていたけどここ数年は貯蔵されていたって感じだった。貯蔵していたって、時が経てば目減りしていくものだと思う。
それにしても、自分の"好き"貯蔵庫はとても優秀みたいで、かんぐぅりょっちをやるよ!っていう刺激をもって引き出してみれば、まぁずいぶんと新鮮な状態で保管されていたね。一気に全盛期を取り戻そうってしてる。
そして、単なる同窓会・思い出としてだけじゃなくて、バンドとしての新しいカタチを見出していたり、昨年からの成長を見せてくれていたり、なかなか貪欲な姿勢なのがまた好感。
一つ一つの動きをずっと見ていたい。かっこよく歌うところも、コーラス頑張るところも、MCですっとぼけるところも、何もかも見ていたい。
そっすね、好きですね。
悲しみを連れ遠回りもしたんだけど
君となら何だって信じれるような気がしてんだ
2014-07-31
■[月次]2014年7月のまとめ
- イベント参加記録
05 LiSA LiVE is Smile Always 〜LANDSPACE〜 福岡DRUM LOGOS
12 Sphere's eternal live tour 2014 さいたま市文化センター
13 かんぐぅりょっちトークショー 都内某所
19 Sphere's eternal live tour 2014 札幌市民ホール
20 LiSA LiVE is Smile Always 〜LiSAMMERLAND〜 富士急ハイランドコニファーフォレスト
5本。
LiSAは通常営業が2本。つってもLOGOSはすげぇ前いけたしコニファーは3列目だったし、満足。コニファーでは「Day Game」の奉納もできたね、ありがとう。
スフィアに関しては経過観察だね。ほとんど結論は見えてるんだけど、ひとまず各地で旨いモノ食ってきますわ。
今夏はかんぐぅりょっち!8月のツアーに向けてトークショー(&握手会)で完全に温まったし、気づけば大阪も名古屋もチケットを手に入れているw
夏になって大好きな「ミニー・オー!ミニー」が夜に公演をするようになった。ということで会社帰りにフラッと行ってきた。
これがもう楽しくて楽しくて、夜のミニオはまた雰囲気が変わるね。昼の太陽の下とはまた違う、特にSongでの情熱。
27日は友人と朝イチで。「とにかくアトラクションに乗ろう」ということで、夕方までで12かな。日曜にしてはかなり行った。
初手で「ロジャーラビットのカートゥーンスピン」とかこのコンビじゃないとチョイスしないだろうなぁw キャストさんにQライン案内してもらっちゃったよ。あれは最高だね。
ロジャーラビットのカートゥーンスピン→ミッキーの家とミート・ミッキー→イッツ・ア・スモールワールド→プーさんのハニーハント→カリブの海賊→ウェスタンリバー鉄道→カントリーベア・シアター→ピーターパン空の旅→ホーンテッド・マンション→ピノキオの冒険旅行→スプラッシュマウンテン→ワンマンズ・ドリーム?(途中で雷雨中止)→スター・ツアーズ ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー
2014-07-19
■Sphere's eternal live tour 2014 札幌市民ホール
埼玉で感じた諦念のような残念な気持ちは間違いなかった。もうスフィアもダメだし俺もダメだって思った。サイクルが終わったって。
それが札幌ではどうだ。ほとんど中身が変わってないのに、100%の満足度なんだよなぁ。「どうにかなっちゃいそうなくらい、とにかく楽しかった」っていう、俺が思うスフィアライブそのものだった。
曲の変更がほんの少しあり、演出も軽くいじってはいた。俺が納得いかなくてウーンと唸った部分が直されていたのは、確かに良しと思った。MCでも、そうそうこれがスフィアのトークだよねってキャッキャするところもあった。
けど、これらしか変わってない。スフィアは基本的に埼玉も札幌も同じスフィアだったはずなんだ。
そうすると、この一週間で俺の方が変わったのだろう。埼玉以後にスフィアを聴き直すとか映像を見返すとか具体的な調整は一切していなかったけど、ずっと心には引っかかっていた。これが跳ねっ返りを起こしてフルに行けたのかもしれない。
こんなフワフワした要因しか見えてないわけではない。状況、流れ、環境の面でのポジティブな要素はいくつかあった。
- 2公演目
「埼玉がゲネプロだったんだよ!」って酷い言い方をしちゃったくらい、埼玉でライブのセットと流れがわかっていた効果を感じた。ペース配分意識を外してとにかく前へ上へとエネルギッシュに行こうと、身体が突き動かされていた。
埼玉でセットの様子見を無意識にしていたんだなと。「ここで飛ばして大丈夫か」ってブレーキかけ気味だったのかもしれない。
ツアーの初日だったけど、家から遠くない南浦和だったのは悪い要素だったのかもしれない。日常の延長として、フラッとライブに入ってしまった。
前日入りして、飲んで、観光して、そこから札幌市民ホールに入れば、そこは完全に非日常だった。気持ちも乗ってきそうだ。
- 席とか環境とか
埼玉では一階席の後方、札幌では一階席の前半分だった。現金な話だけど、この違いはあった。そりゃ前の方がいい。
横にはOrbitを共に回った友、後ろには愉快な知人と自然縦連。ナイス布陣で、「ちょいと俺さんのすげぇやつ見せたろか」なんて謎な欲も出てた。
- コンディション
サッポロクラシック中ジョッキからのバーンエナジードリンクでタガを外した。
適当にポジティブな要素あげてみたら、けっこう出てくるものだね。これらの積み上げと、「可愛いからもう許した(ライブ中の連番者の発言)」ってことなのだろう。そんなトリガーかよ、オタクかよ。わかんないよスフィア。
理詰めしきれないあたり、スフィアとのサイクルがまた動き始めたのかもしれない。詰めきれそうだったんだけどなぁ、まだ終わらせられないか。
あ、埼玉公演の加筆まだ要る?今でもそっちも書けるよきっと。
2014-07-14
■かんぐぅりょっちトークショー@都内某所
「若干名」が招待されたイベント。
入り口で紙コップに入ったお茶を受け取り、テーブルに置いてあるポテトチップスをいただきながらかんぐぅりょっちのトークを楽しむ。入場順うまいこといって最前列。
テーブルもあってゆったりできたので、軽くメモを取りながら見た。めちゃくちゃに笑った後に、そのことを端的に表す一言だけ書いていった。今見るとこれだけで十分に場面が蘇ってくるね。今後こういう状況になったらまたやってみよう。
克明にトーク内容を書き起こしてもきっと面白さは出せないから、俺の頭で想い出すインデックスとして、メモ+αを。
・ここにいるキミたちがライブに来ないとかありえないからね?来ない人いたらお菓子取り上げっぞ!!
・うりょっち曲をバンドアレンジするのは楽しい。けど打ち込み→バンドへのリズム隊の変換が大変
・うりょっちの声はバンドに負けないでしっかり抜けるよね→「声が抜けない声優さんなんていないでしょ??」(バンドマンが言うのと声豚が言うのとで意味がまるで違うねw)
・歌い方をニュアンスで変えられるうりょっち、アフレコ感覚でできてるみたい
・うりょっちとTAPIKOさんの声質が似てる。同調するタイプのツインボーカル→チ○○○ス
・うりょっち「リズム感がない」→感覚でやれてるから大丈夫、カウント取ったら逆にダメだったねw
・「ダリアな気持ちを、教えてあげる」(いい声で)
などなど。
POMさんが回して、主にTAPIKOさんとうりょっちに振る。この3人で話しているところに、HIDEさん切れ込んでくる。KIYOさんはたま〜にゆる〜く入ってくる。いつもこんな感じで話をしているんだろうなぁって和気あいあいなトークを見ながら笑ってすごした。面白い。楽しい。うりょっち可愛い。
イベント全体の流れは、
・かんぐぅりょっちの結成、レコーディングなどについてのトーク
・「ダリアな気持ち」「教えてあげる」かんぐぅりょっちバージョンの音源お披露目
・気ぐるみ的な服に着替えて再登場w
・握手会
ってところ。
気取らない、飾らない、もうすっかり5人組のバンドだなって思った。うりょっちがいるから行き始めたのは間違いないけど、can/gooの人たちも良い個性を持っててそれがマッチしてて、5人とも好きになってきた。
オフショットで、ツアーの会場で配られるCDのジャケットの衣装もわかり、なんならこれ全種揃えたいよねって気になっている。特に浴衣は欲しい。
そして何より、この5人の"バンド"に共鳴した瞬間が、2曲の音源お披露目。
うりょっちの「ダリアな気持ち」とcan/gooの「教えてあげる」をアレンジしてかんぐぅりょっちとしてレコーディングした曲を聴いた。「ダリアな気持ち」のイントロ一発でコレだ!!ってなった。きた。完全に来た。
今の俺がいちばん好きなタイプの音になってて、もうこれだけ聴きにライブ行けば良いでしょってレベル。自然に身体がリズムを刻んだし、絶対にライブハウスで頭振ってると気持ちいいと確信した。
この瞬間、かんぐぅりょっちが俺にとって「うりょっち関連の思い出回収ツール」の域を超えた。
かんぐぅりょっちというバンドのライブを早く見たいし、もっといいもの作ってくれる期待感が出てきた。
プレゼント抽選会ではギターのPOMさんが俺の番号を引いて、can/goo缶バッジをくれた。わざわざステージから下りて渡してくれた。ありがとう。
ってかメンバーの皆さんが積極的に渡しに来てくれて、客と入り混じってこれホントにイベントかねってw アットホームというかゆるいというか、和気あいあいだね。
最後の握手会。うりょっち以外はその場で話したわけだけど、このトークショーの間にキャラはばっちりわかったから、それぞれ楽しく言葉をかわせた。いやぁ、みんあ好きになってきた。
最後はうりょっち。うりょっちとお話するのは、2008年くらいの「白石涼子の聞かなきゃ☆そん♪Song!公開録音」以来。お久しぶりならコレだよねっていうネタがあるので、そういうモノを持参してお見せして、「うわぁ懐かしいね」ってなって、「じゃあツアーで会おうね」って締める。"この子"を会わせてあげたかった気がしたので。満足。
白石涼子さんは思ったことを口にするし、感情を隠さず顔に出す。面白い時はケラケラ笑うし、無茶ぶりには嫌そうにする。きっと出来ない約束はしないから、期待を込めた質問にも「出来る限りは」なんて言っちゃう。
そんな素朴さが、初めてラジオで聞いて公録で見た時から変わらなくて、そんなまっすぐでしかいられないうりょっちが好きなんだ。そんなことを、年に一回くらいのペースでイベントで見てきたここ数年の俺だ。
そして今年は「ツアー」なんかやっちゃって、いよいよホントに「歌うぞ」って方向性が出てきた。うりょっちが前に歌ってた時期にはなかなかタイミングが合わずに、いわば未回収だったことがここにきて掴み取れるチャンスがきた。それも、今の俺が求めているものをもcan/gooと組んで実現してくれている。わくわくせずにはいられない。
欲求と衝動と高揚感。