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「交通フォーラム市民報告会」で委員の説明を聞く市民ら=9月28日、那覇市民会館中ホール
那覇市議会の「公共交通と交通政策に関する調査特別委員会」(屋良栄作委員長)は9月28日、「交通フォーラム市民報告会」を那覇市民会館中ホールで開催し、市民65人が参加した。委員らは過去7回のフォーラムで出された要望を基に行政に照会した結果を報告し、LRT(次世代型路面電車)などの事業についても「推進する必要がある」などと委員会として市などに働き掛ける考えを示した。
平良仁一委員は過去に小禄、真和志地域で行われたコミュニティーバスの実証実験が、利用者が少なかったため本格運行に至らなかったことを説明した。その上で「モノレール利用者を増やすためにも駅と団地を(コミュニティーバスで)結ぶことが不可欠だ。今度は地域の声を反映して路線を設定し、再度実証実験をするよう働き掛けたい」と述べた。
LRT導入を求める意見に坂井浩二委員は「行政は厳しい財政事情もあり、バスを優先し、LRT導入には消極的な印象だ」と指摘し「LRTはモノレールより低コストで定時運行が見込めるなどメリットがいっぱいある。モデル区間を設定して始めるなど、推進する必要がある」と語った。
桑江豊委員はバス停の上屋設置状況について、那覇市道にある約150のバス停のうち、上屋があるのは7カ所にとどまることを説明した。その上で本年度は一括交付金を活用し、10カ所のバス停に上屋を整備する予定とした上で「フォーラムであがった市民の声が反映されたものだ」と成果を語った。
参加した市民からは政府が2013年度、県内の鉄軌道敷設検討に向けた調査を行うことに触れ、那覇市も関わるよう求める要望が出た。
屋良委員長は報告会終了後「公共交通は長期的に見る必要がある。特別委員会は来年解散するが、しっかり継承したい」と話した。
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