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作詞家・及川眠子さんが「百田尚樹」「殉愛」「たかじん」問題をツイート

『残酷な天使のテーゼ』やしきたかじん「東京」の作詞している及川眠子さんがやしきたかじんさんや百田尚樹さんについて語る。厳しくも愛情有ることばで語っています。

更新日: 2014年11月17日

tw3dsさん

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作詞家の及川眠子さんが自身のツイッターで『殉愛』著者の百田尚樹氏、やしきたかじん氏について語る。簡素で厳しくも愛情のある言葉で。

『東京』と『残酷な天使のテーゼ』の作詞をされたのが及川眠子先生。念の為。

やしきたかじんのヒット曲も作曲

ツイッター

両方を知ってる中立の立場として

そう言えば。私はヨメとマネージャー双方に会った、たぶん数少ない人間の一人。しかもどちらの味方でも敵でもない(つまりどっちに付いても私の得にも損にもならない)フラットな立場。勿論たかじん本人も知っている。そういう人間に会うのは不都合があったのかな?

『殉愛』について

『殉愛』に関して、フト疑問。百田さんは秋元さんには取材に行ってるようなのに、なぜ39曲(未発表を入れれば70曲以上)も詞を書いた及川のところには取材に来てくれなかったんだろう。百田作品ファンだから、いつでもどこでも会って何でも喋ったのに〜。

『殉愛』の表紙に感じたすっごい違和感。なんでだろーと思っていたが、はたと気付いた。たかじんってあんな字を書いたっけ? もっと読みづらい変ちくりんな字だった記憶が・・・。病気になると筆跡まで変わっちゃうのかな?

『殉愛』の中で取り上げられた自身の歌詞について

百田尚樹『殉愛』。内容に関してはとりあえず置いといて、及川が書いた『エゴイズム』の詞が引用されていた。でもあの詞のいちばん肝心な部分をカットしていて、ただの浮気OKな歌に成り下げての紹介。さすがの百田さんでも詞が読み込めないんですねぇ。あれはホントは「女の怖さ」を書いたものです。

『殉愛』の中で、肝心な部分をカットして引用してくれている『エゴイズム』の詞。あの詞を読みこめないってことは、つまり強かな女にコロリとやられて当然ってことだったんだなぁ。残念。

歌手やしきたかじんについて

さくらさんに歌を遺したのを聴いて、ああ彼はやはり「歌手たかじん」に最期までこだわったんだなと思った。そして、その歌手たかじんを支え続けたのは、百田さん言うところの「生前彼が嫌っていた人物たち」だ。

たかじんは私のことも嫌いだったはず。逆らうわ、折れないわ、ケンカ売るわ、だし。逆に私も個人としての彼には特別な感情を抱いてなかった。だから今までの彼のイメージを覆すような楽曲を作ってヒットさせられたのだと思う。そして、それが私の「歌手たかじん」への愛情だった。

百田尚樹氏のついて

ちゃんと金を払って本を購入した読者の批判に対し、人間のクズ呼ばわりをする。世間に出したものがあれこれ言われるのは当然。私たち物書きはそれでゴハンを食べさせてもらっているのだ。世の中すべてが味方ではない。その覚悟なしに物書きなんてやれねえよ。

男女間の真実なんて当人たちにしかわからない。私が怒っている理由はただ1つ。なぜウラも取らずに、1人の人間を犯罪者だと決めつける? ノンフィクション作家を名乗るのであれば、きちんと本人に取材すべき。あの本にはそういった「正当性」がまったくない。

百田さんに犯罪者扱いされても、きっと彼は訴えることをしないだろう。なぜなら彼が公の場に出ることで、今以上にたかじんの名を汚してしまうことを知っているから。必死で看護するのが愛なら、ただ黙して耐え続けることも愛なのだ。それを理解できない人もいるけどね。

『殉愛』のAmazonレビュー、未亡人に対する誹謗中傷がひどすぎる! 実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける。本当に人間のクズみたいな人間だと思う!

百田さんがTwitterで「実態も真実も何も知らない第三者が、何の根拠もなく、匿名で人を傷つける」と怒ってらっしゃったので、実態と真実をちょぴっとだけ知ってる人間が、ちゃんと実名を出して問うている。でも答えてもらえない。私じゃ役不足ですかぁ?

覚悟のツイート

テレビに出ない(容姿に自信ナシ)、本を出さない(長い文章を書けない)、金に困ってない(エヴァのお陰)だと、わりと好き放題言えるんだなぁ。詞の発注が来なくなってもへーき。誰かからの圧力で潰される程度なら、それが私の才能の限界。大したもんじゃない。

反応

及川眠子氏は2011年7月からツイートしてなかったのが「殉愛」が出た途端再開した。相当思うところがあるのだろう。たかじんの曲の多くを作詞している人だからね。

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tw3dsさん

見てくれた皆さん、ありがとうございます。

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