KKB2014 カラ館KARAOKE BATTLE 2014

精密採点DX攻略法

スペシャルコンテンツ第2弾!精密採点DX開発者に聞け!

開発された方は100点が取れるのですか?

取れないです(笑)。

開発された方は100点が取れるのですか?
開発者でも取れない100点!その画面は自分で確かめてみよう!

―取った事は?

無いです。

―無いんですか?最高はどれくらいですか?

最高は97. 5くらいですかね。98点は確か出せてなかったですね。色々チューニングしている間の記憶も混ざっています。チューニング中は98点とか出ちゃってるんですけど、それは駄目だとなって。

―俺はこんなに取れるハズはないと?

そうですね。あー、ここよく採点しすぎちゃってるなとかでチューニングを調整したり。

―開発されている最中では100点の表示をさせるわけですか?

それは結構最後のほうですね。100点の画素材を入れるのを忘れていて、100点のテストをした時に表示されないとかありましたね。

もっと表現力をつけるには?

もっと表現力をつけるには?
表現力をアップしよう!

一番表現力の中で影響が大きいのは抑揚なんです。声の大小のことなんですけれども。皆さん歌を覚える為にメロディーを必死に聞くんですけど、よくよく原曲を聞いてみると声の大小ってついていて…。
例えばAKBの曲でも明るめの曲って元気いっぱいな感じに聞こえたとしても、よく聞けば歌詞に合わせて声の大小ってついてるんですよね。
だから歌詞が伝わるんだし、気持ちが伝わるんだと思うので、そういう所もよく聴いて研究してもらって、要するにモノマネですよね。そうすることで自然と抑揚も出てきて、表現力の評価は上がると思います。

―根本的な質問なんですけど、精密採点DXの採点は原曲に基づいて作られてるという事でしょうか?

原曲に基づいて作っていますが、細かな歌い回しといいますか、メロディーの変化までは反映させてなくて、「見えるガイドメロディー」で見えている通りのデータと歌声を比較しています。

―「見えるガイドメロディー」は音程のグラフですよね?
上下にずれたりや、前後にずれたりなど…。声の大小に対しての評価の表示は入っているのですか?

それは入ってないです。「見えるガイドメロディー」の指標になるデータは見えたまま、音程の変化だけですね。

―例えばAメロやBメロを小さく歌いますよね。そしてサビの部分を大きく歌ったとして、それが合っているのか間違っているのかを認識するデータはありますか?

それは無いですね。声の変化が大きいかだけで見てます。

―なるほど。すべての曲で声の変化がついていれば抑揚の点数が高くなるという感じですか?

はい、そうですね。Aメロ、Bメロ、サビの大きな括りというよりは、もっと細かな1つのフレーズの中、1つの単語の中、それくらい細かい単位で声量の変化をつけて頂いた方がより良いです。

―単語単位なんて、すごく細かいですね。

でも、歌詞を理解してもらってちゃんと気持ちを込めて歌おうとしたら自然とつくと思います。ただ、ずっとものすごい大声で歌うパンクのような曲。アレだとつきにくいですけどね。(笑)

―パンク系だと抑揚の点数が下がっちゃうんですか?

原曲どおりずっと大声でがなってると、そういう表現力は今は採点できていないので、そこは自分のオリジナルで変化つけてもらいながら歌って欲しいですね。

―ゆっくりめのバラートとかの方が表現をつけやすいですよね。

そうですね。変化はつけやすいです。

―ボカロの曲は最近増えてきてますよね?人間では表せない音域だったりすごく早口だったり。

チャレンジとしては面白いんじゃないですか? 音程に関してはボカロにいかに勝つかですよね。(笑)

―声量が単調なボカロ曲に関しても抑揚は自分でアレンジするのが基本ですか?

わざと強弱つけないで淡々と歌うのがカッコイイ曲も多いですが、ニコニコ動画を観たりしてると結構グッとくる曲があるじゃないですか。
カラオケではせっかく生の声で歌うんだから自分の歌にして、歌詞に合わせて強弱をつけて、DAM★ともで公開してほしいな、とは強く思ってますね。

―マイクを回しながら歌うと得点が高くなると聞いたのですが。

口とマイクの距離が離れたり近づいたりすることで抑揚がつきやすくなると思われがちですが、精密採点DXでは本当に声量の変化があるかどうかもみていますので、その方法による高得点はあまり期待できません。

歌詞も加点要素として重要ですか?間違うと減点ですか?

重要では無いですね。歌詞までは採点してませんので。

―それでは、鼻歌でも採点されるのですね?

実際にはそうなんですけれども、それで表現力をつけたりだとかは難しいので モノマネをする様になりきって歌われた方が結果的には点数は高いです。