「エボラ=遺伝子兵器」の告発



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科学者たちは、エボラやエイズのような致死的な疾病はアフリカ人を実験台にした生物兵器だと告発している。エボラ・ウイルスの大流行は、アフリカの人口を減少させる試みとリンクしているとする報告もある。偶然にも人口がもっとも急成長しているリベリアで起こっている。

エボラとエイズは西洋医薬品企業と米国国防総省(DoD)によって製造された?
科学者たちは告発する

2014年9月9日(火曜日)午前9時59分

投稿者:シリル・ブロデリック博士(植物病理学の教授)

世界中の人々へ:

リベリアや他の西アフリカ諸国ではエボラ・ウイルスにより大勢の人々が死亡し、地域が破壊されようとしていると伝える記事を、インターネットやその他の情報源で読んでいますが、1週間ほど前に、フレンズ・オブ・リベリアというサイトに載っていた記事は、西アフリカでエボラ・ウイルスの感染が広まった原因は、コンゴで2歳児が感染コウモリに接触したとによるものだと認識されていると伝えていましたが、私はこの記事に非常に驚かされました。そしてフレンズ・オブ・リベリアに以下のコメントを送らずにはいられませんでした。「アフリカの人々は皆さんが思っているほど無知で単純ではありません」と。すると、ヴァーロン・ストーン博士から以下の返事をもらいました──「この記事はフレンズ・オブ・リベリア自身が書いたものではありません。彼らは情報を提供する場を与えているだけです」と。そしてストーン博士は私に手紙の内容をネット上に公開してもいいかと尋ねました。私はもちろん承諾しましたが、未だに私の手紙の内容は公開されていません。リベリアでは、大勢の人々がエボラで亡くなったため、人々は恐怖心、心理的トラウマ、絶望感でいっぱいです。西アフリカの破滅的状況を少しでも緩和するための方法を提供することが私の義務ではないかと思います。今後、エボラと徹底的に闘わなければ、状況は悪化するだけです。エボラについて私が知っている5つのポイントを、以下のとおり皆さんにお教えします。

1. エボラは遺伝子組み換えによって作られたウイルスです。

ロバート・ストレッカー博士の著書にはこう書かれています──「新たに作り出されたウイルスとはエイズとエボラです。冷戦時代にロシアのKGBとアメリカのCIAは相手国を攻撃するためにそれぞれがエイズに似たウイルスを作り出しました。メリーランド州のフレデリックでエボラ・ウイルスが作り出された時、地域住民は原因不明の病気を患いました。実在することが確認された米軍の医療産業では、アフリカ人(黒人)の病気予防と健康改善のためにワクチンの管理・接種を行っているとの口実で、実際は生物兵器の実験が行われていたのです」と。このような著書が出版されたにもかかわらず、アフリカの指導者たちが何も知らないでいることにとても驚いています。

2. アフリカで秘密裡にエボラ・ウイルスの実験が行われました。

リチャード・プレストンの小説『ホットゾーン』で、エボラに感染して死んだ動物の体内がどうなっていたのかを説明していますので、感染が拡大しているギニア、シエラレオネ、リベリアのエボラ・ウイルス感染者の身体がどのような状態になってしまうのか想像できます。エボラ・ウイルスは感染者の内臓を破壊し、死に至らせます。そして遺体はすぐに腐敗します。エボラ・ウイルスは、遺体を冷蔵保存しても体内組織をゼリーのように溶かします。感染者が死亡すると、遺体は自然に液化します。遺伝子組み換えのエボラ・ウイルスがアフリカで初めて使われたのは1976年、モブツ・セセ・セコ大統領時代のザイール(現コンゴ)です。

3. 西アフリカを含むアフリカ各地で長年の間、最新型ウイルス、とくにエボラ・ウイルスを使った実験が行われてきました。

WHOと国連機関は、さまざまな医療実験やワクチンの接種を行う実験場としてアフリカの国々を選択しました。しかし実際は、軍事目的で生物兵器をアフリカの人々に試していたのです。2014年8月2日、グローバル・リサーチのジョン・ラポポートが発表した「西アフリカ」と題する記事に、エボラ感染が拡大している西アフリカの地域で米国の生物兵器研究者らが目撃されたと書いてありました。さらにアフリカ諸国の政府が直面している問題にも言及していました。

エボラ・ウイルスの研究に携わっている組織、機関とは:

(a) メリーランド州フォートデトリックの米国陸軍感染症研究所(生物兵器研究所)
(b) ニューオリンズのテュレーン大学──ラッサ熱の研究費として国立衛生研究所(NIH)から700万ドル以上の補助金を受け取っている
(c) 米国疾病対策センター(CDC)
(d) 国境なき医師団
(e) カナダの製薬会社テクミラ社
(f) イギリスの製薬会社グラクソ・スミスクライン社
(g) シエラレオネのケネマ国立病院

アメリカ国防省はエボラの人体実験を行う機関に資金を提供しました。人体実験はエボラ感染拡大の数週間前にギニア、シエラレオネで開始されました。国防省はカナダのテクミラ社に1億4000万ドルの資金を提供し、エボラの研究を行わせました。今年1月に、テクミラ社の研究者らは、西アフリカの健康な人たちに致死率の非常に高いエボラ・ウイルスを注射したのです。国防省も共同研究者として資料に記録されています。その2カ月後の3月に西アフリカでエボラの感染拡大が発表されました。ケネマには米政府のウイルス性出血熱バイオテロ研究所があります。この街はエボラ・ウイルスの発生地なのです。米政府からの資金提供により、西アフリカの健康な人たちはエボラ・ウイルスの実験台になってしまいましたが、このことに対して、ハーバード大学やイェール大学の著名な科学者たちは、そのような実験を行えば世界中にエボラ感染が拡大すると警告していたのです。その危険性は今や現実のものとなっています。

4. エボラや他の病原菌によって西アフリカの人々が深刻な被害を受けたことに対して何らかの法的手段が必要です。

アメリカ、カナダ、フランス、イギリスは、極悪なエボラ実験に関わっている国です。これらの加害国は、西アフリカの被害者、犠牲者に対し市民救済を行うべきであり、アフリカ諸国はこれらの国々や関連企業、そして国連に対して損害賠償を請求するべきです。さらに、テュレーン大学がエボラ実験に関わったことを証明する証拠資料が数多くあります。エボラ感染が拡大した時に、国連のワクチン接種キャンペーンが並行して行われていたのです。

5. アフリカ諸国と指導者たちは、アフリカの乳児、子供、女性、男性、高齢者を守らなければなりません。彼らは実験用のモルモットではないのです!

アフリカ大陸を非常に危険な化学物質、危険な薬品、未知の感染病を発症させる化学兵器、生物兵器の処理場にさせるべきではありません。バクテリアの遺伝子組み換えを生物兵器として戦略的に開発してきた欧米諸国とはちがって、産業も科学も発展していない貧しい国々の人々、特にアフリカの人々を守るための対策が急務です。驚くべきことに、米政府はシエラレオネの実験施設で出血熱ウイルスを用いたバイオテロを行ってきたのです。シエラレオネが米政府のバイオテロ研究所を閉鎖させ、テュレーン大学での今後の実験を止めさせたのにならって、彼らが行ってきたバイオテロはただちにすべて停止させるべきです。

世界中の国々が深刻な事態に直面していることを知るべきです。これは世界中の人々が驚愕する事件なのです。アフリカ人、特にリベリア、ギニア、シエラレオネの人々は被害者であり、毎日のように数多くの犠牲者が出ています。病院を信用できず、友人や家族と手を握ったり抱き合ったりできない人たちが大勢います。罪のない人々が犠牲になっています。彼らは助けを求めています。彼らは自分たちをエボラから守る防御服を購入するお金もありません。エボラの脅威に晒されている国、地域はアフリカの一部だけではありません。世界的な対策が必要です。我々は世界中の国々に支援を要請します。中国、日本、オーストラリア、インド、ドイツ、イタリア、そしてアメリカ、イギリス、フランス、ロシア、朝鮮、サウジアラビアの親切な人々からも。世界中の人たちからの支援を待っています。状況は想像以上に深刻です。皆ができるかぎり多くの支援を行うべきです。この状況を改善させるためにも自国の政府にこの問題に対して誠実に、公正に、効率的に、そして透明性をもって対応するよう要求することが重要です。各国政府は国民の要請に応えなければなりません。皆さん、立ち上がってください。そしてエボラの実験とエボラ感染の拡大を阻止しましょう。

どうもありがとうございました。

敬具

シリル・ E・ブロデリック博士


<ブロデリック博士について> リベリア農林業大学の元教授。専攻は植物病理学。1980年代、リベリアの新聞「デイリー・オブザーバー」に農業コラムを執筆。1980年代終わりにゴム、タイヤメーカーのファイアストン社の研究開発責任者に抜擢された。加えて、米国デラウェア大学農学校で長年教鞭を執ってきた科学者である。


原文:Ebola And AIDS Manufactured By Western Pharmaceuticals And US DoD? (Liberian Observer)
http://www.liberianobserver.com/security/ebola-aids-manufactured-western-pharmaceuticals-us-dod


※江原注:ここに紹介したのは抄訳であり、より詳しく訳出したものが『紙の爆弾』(2014年12月号、鹿砦社刊)に掲載された記事「全世界に拡大するエボラ感染爆発 日本では黙殺されるエボラウイルスの“秘密”」(取材・文=佐藤雅彦)に、「エボラ出血熱やエイズを生んだのは西洋の製薬会社とアメリカ軍部ではないか? 科学者たちは告発する」とのタイトルで紹介されている。



【関連記事】

遺伝子兵器開発510年で可能 特定の民族・一族殺傷
【ロンドン=加藤秀央】英医師会(BMA)はこのほど、遺伝子工学の発達により特定の民族だけを殺傷する「遺伝子兵器」の開発が理論的に5年から10年後には可能になると発表した。英医師会は早期にこうした兵器の開発を防ぐ手立てを講じるべきだと提言している。軍事専門家の間でも遺伝子情報で目標を選ぶ兵器の開発の可能性が指摘されている。
遺伝子研究の中では米政府が中心になって進めている「ヒトゲノム計画」が知られており、同計画によって2003年には人間の全遺伝子の働きが解明されると見られている。英医師会はこうした研究がさらに進めば、ある民族や個人を含む一族に固有の遺伝子を特定することが可能になると指摘した。これを利用すれば、例えば特定の遺伝子に反応するウイルスなどを開発すれば兵器として転用できる。(日本経済新聞 1999/01/23)

ref. Health Genetic weapons alert (BBC News 1999/01/21)

特定民族のみ有効な遺伝子兵器「10年内にも出現」 英医師会が警告
【ロンドン31日=田中規雄】英医師会(BMA)は、このほど遺伝子工学の発達により、特定の民族を選んで死に至らしめるという遺伝子兵器が、5年から10年のうちに出現する可能性がある、と警告を発した。
医師会の保健行政研究部門の責任者であるビビアン・ネイサンソン博士は「遺伝子兵器は現在存在しているわけではないが、実現の可能性は高まっており、われわれは早急に対策を立てなければならない」と訴えている。
医師会が発行した報告書「生物兵器と人類」は、遺伝子兵器誕生の主たる根拠として、米政府が進めている「ヒトゲノム計画」の進展をあげている。
ヒトゲノム計画は、人間の遺伝子情報の総体ヒトゲノムのすべてを解析しようという計画で、1988年から米国を中心に進められてきており、2003年までに、約10万種と見積もられている人間の全遺伝子の解読をめざしている。実現すれば、がんや老化、遺伝子病の研究や診療に計り知れない恩恵を与えるといわれているが、その一方で、個人や民族の遺伝子の特徴が明らかになることによって、軍事目的に使われるおそれが出てきた。たとえば、ある民族の遺伝子だけに反応して、発病するウイルスを、その民族の居住地近くにまき散らすといった、悪夢のようなテロも起こりうるという。
すでにイラクでは、アラブ地域に特有の細菌を使って、免疫のない欧米人をねらい撃ちにする生物兵器の開発が進んでいた、との国連査察官の証言がある。また、南アフリカでは、黒人に対する細菌兵器の研究が知られている。
生物兵器の廃絶をめざした生物・化学兵器禁止条約は、現在140カ国が調印しているが、査察の権限や制裁が盛り込まれておらず、効力には限界がある。英医師会では、遺伝子兵器の開発を阻止するために、まず条約の強化を求めている。(産経新聞 1999/02/01)

エボラ専門家が2週間失そう 生化学兵器関連か
テネシー州メンフィス(CNN)エボラ出血熱やエイズなど感染症研究の権威の米ハーバード大教授が、2週間近く前にいきなり行方不明となった。近親者が「自殺は考えられない」と口をそろえているだけに、生物化学兵器関連で誘拐された可能性があるのではと不安が広がっている。
捜査当局などによると、ハーバード大学の分子生物学者ドン・ワイリー博士(57)は11月15日深夜、テネシー州メンフィスのホテルで開かれた学会の夕食会を最後に行方不明となった。翌16日午前4時に、博士のレンタカーがミシシッピ川にかかるヘルナンド・デ・ソト橋の上で発見された。夕食会会場から車で5分ほどの場所で、博士の宿泊先とは反対方向。ドアはロックされず、エンジン・キーも差したまま、ガソリンタンクは満タンだった。
メンフィス警察は、自殺、誘拐、殺人などあらゆる可能性を捜査している。ワイリー博士が、エボラウイルスやエイズウイルス(HIV)研究の世界的権威だという背景と失そうとの関連性を示すものは、まだ何もないという。
家族や友人は「自殺は考えられない」と口をそろえる。夕食会で博士と同席した医師も、「行方不明になる前日と当日の夜、ドンと一緒にいたが、彼が自殺するなど考えられない。まったくありえない」と、博士が犯罪の被害者になった可能性を強調している。
ワイリー博士は1999年、免疫反応を担う分子群の立体構造を解明した業績で、同僚とともに日本国際賞を受けた。(CNN 2001/11/29)

ハーバード大教授誘拐、バイオテロ目的か
エボラ出血熱などを研究

免疫学の権威で、エボラ出血熱などの研究で知られる米ハーバード大教授が今月中旬、失跡していることが28日、分かった。米紙などによると、教授周辺にトラブルはなかったといい、米連邦捜査局(FBI)は同日までに、バイオテロリストに誘拐された可能性も視野に入れ、本格捜査に乗り出した。
行方不明になっているのは、ドン・ワイリー教授(57)。米紙ニューヨーク・タイムズなどが伝えたところによると、ワイリー教授は、顧問を務める病院の会議に出席するため、テネシー州メンフィス郊外を訪れていたが、16日になって、突然、消息を絶った。
その後、ワイリー教授が乗っていたレンタカーがミシシッピ川の橋で発見され、捜査当局は現場付近を捜索している。車はガソリンが満タンで、キーが差さったままだった。
ワイリー教授はエボラ出血熱、エイズ、インフルエンザなどの研究で世界的に知られ、ヒトの免疫応答の仕組み「主要組織適合抗原」を解明したことで、2年前には、東京で日本国際賞を受賞した。
関係者によると、ワイリー教授には研究や家庭でのトラブルはほとんどなく、「自殺する理由はない」という。
FBIは、「誘拐を裏付ける証拠は今のところない」としながらも、ワイリー教授がエボラ出血熱などの研究をしていることから、バイオテロリストによる誘拐などを含め、「あらゆる可能性を排除しない」と捜査に全力を挙げている。(ZAKZAK 2001/11/29)

失跡のハーバード大教授、ミシシッピ川で遺体発見
日本国際賞の受賞者で、昨年11月から行方が分からなくなっていた米ハーバード大教授の著名な分子生物学者ドン・ワイリー博士(57)の死亡が、8日までに確認された。ミシシッピ川で見つかった死体の歯形が一致した。
博士はテネシー州出張中に失跡。ミシシッピ川に架かる橋にレンタカーが残されていた。最近エイズウイルス( HIV)やエボラ出血熱などの研究を手がけていたことから、「生物兵器開発を狙う集団に誘拐されたのでは」などの憶測も広がっていた。(朝日新聞 2002/01/09)

◇関連資料1:ジャック・ストロミンジャー博士/ドン・ワイリー博士(財団法人国際科学技術財団)
◇関連資料2:日本/極東ロシア間物流事情(極東船舶事情−443)<口封じ>とは機密や秘密事項が外部に漏れない様にする人為的圧力行為を意味し、主として抹殺に拠る現世からの消し去り、死人に口なしをも併せて意味する。(Nippon Trade & Marine Agency Inc., 2001/11/30)
◇関連資料3:The mysterious deaths of top microbiologists(WhatReallyHappened.com)

米国は新世代の生物兵器を開発しようとしている=英、米の学者が警告
【ロンドン29日】英紙ガーディアンが報じたところによると、英、米の学者が米国は生物・化学兵器に関する国際条約に違反する恐れのある新世代の兵器を開発していると警告している。また、米国防総省は英軍の協力を得て、ロシアがモスクワの劇場の人質を救出する際に使用したガスに似た非致死性の兵器の開発を進めているという。
同紙によると、英ブラッドフォード大学のマルコム・ダンド国際安全保障学教授と米カリフォルニア大のマーク・ウィーリス微生物学講師は、米国がこれらの研究を進めることによって、兵器制限・管理のシステムが崩壊するのではないかと懸念している。
ダンド教授は、米国の研究には中央情報局(CIA)が行っている生物兵器を広範囲にばらまく旧ソ連のクラスター爆弾と同様のものの開発研究や、国防総省がテロリストにも同様のことができることを証明するために行っている、商業ベースで入手可能な材料を使って生物兵器工場を建設する計画が含まれると指摘している。同氏によると、さらに、米国防情報局は遺伝子工学によって抗生作用を持つ耐性炭疽菌を作り出す研究も行っている。〔AFP=時事〕(時事通信 2002/10/29)

ref. US weapons secrets exposed(Guardian 2002/10/29)

ワクチン効かない猛毒ウイルス、米で開発
【ワシントン=笹沢教一】米セントルイス大の研究チームが、米政府の生物テロ対策研究の一環として、ワクチンが効かない猛毒の「スーパーウイルス」を遺伝子操作で作り出したことが明らかになった。
英科学誌「ニュー・サイエンティスト」最新号など英米メディアが相次いで報じた。
スーパーウイルスは、人の天然痘ウイルスに似たマウス痘ウイルスに、免疫の働きを抑える遺伝子を組み込んだもの。2年前、オーストラリアの研究者が致死性の強いマウス痘ウイルスを偶然作り出した技術を応用した。ワクチンを接種したり抗ウイルス剤を投与したりしたマウスも、感染すると100%が死んだという。
研究チームは、ウイルスの作成過程を含む研究成果を先月下旬、スイス・ジュネーブで開いた国際学会で公表した。
「人には感染しない」としているが、今回の手法を天然痘ウイルスに応用すれば、ワクチンが効かない生物兵器を作り出せる可能性があり、研究の是非や公表の仕方などをめぐって論議を呼んでいる。
研究は、ブッシュ政権が年間約18億ドル(約1900億円)を投じて進める「生物テロ防衛計画」の予算を使い、この種の猛毒ウイルスへの対抗手段を開発する目的で行われた。通常のワクチンでは撃退できないため、効力の高い“スーパーワクチン”が必要になるとみられる。ニューヨーク・タイムズ紙は、米陸軍生物防衛研究所が、この計画に関連し、人間への感染力を持つ牛痘ウイルスで同様の遺伝子操作実験を実施すると報じている。

◆天然痘ウイルス=高熱や発疹(はっしん)などの症状を伴い、時には命を奪う天然痘の病原体。世界保健機関(WHO)は1980年、天然痘根絶を宣言したが、米国、ロシアは研究用にウイルスを保有し続けている。生物テロに悪用されるとの懸念があり、日本政府も今年、各都道府県にワクチンを配布した。(読売新聞 2003/11/03)

ref. US develops lethal new viruses (New Scientist 2003/10/29)

新生物兵器の危険警告 CIAに民間研究者
【ワシントン14日共同】遺伝子技術など生命科学の進歩によって、過去に存在しなかった危険性を持つ生物兵器が誕生する可能性がある、と民間研究者グループが米中央情報局(CIA)に警告した報告が14日までに明らかになった。
生物化学の研究者らがことし1月、CIAの求めに応じて開いた作業部会での検討結果を、シンクタンク、米国科学者連盟が入手し、公表した。
報告は、攻撃された人の遺伝子構造を永久に変えてしまう生物兵器や、一定期間たってから効果を現す「ステルス型生物兵器」が誕生する可能性を指摘。
ある学者は、潜伏期間を経て、40歳代になった途端に関節炎を発症させるウイルスを使った攻撃によって、国家経済と医療システムに大打撃を与えることができると指摘した。(共同通信 2003/11/15)

「悪質な生物兵器生まれる危険性」 米の専門家らが警告
「バイオ技術の進歩の結果、悪質な生物兵器が生まれる危険性が高まっている」。近未来の生物兵器について、全米科学アカデミー(NAS)の生命科学者らの委員会が、米中央情報局(CIA)にそんな警告を発していたことが、CIAの文書から分かった。
NASの委員会は、ワクチン無効のマウス痘ウイルス▽人間の免疫機能を妨害する天然痘たんぱく▽人工ポリオウイルスなどが実際に作成された例を挙げ、「加工された細菌やウイルスが、過去に例のない悪質な病気を広げる恐れがある」と説明している。
解毒剤を投与したとたん致死性を高める「2段階生物兵器」。感染者の遺伝子を組み換えてしまう「遺伝子改変兵器」。一定の期間がたつまで感染者の体内で眠る「見えないウイルス兵器」。さまざまな新兵器が、今後10〜20年以内に登場すると予測した。
こうした兵器開発の動きを早い段階で察知するには、政府と科学界が緊密に協力する必要があると指摘。「合法的な研究と非合法の研究を見分ける基準をつくる必要がある」と強調した。(朝日新聞 2003/11/15)

エボラ出血熱の治療に道=米の動物実験で高い生存率示す
【パリ12日】13日に発売される英医学専門誌ランセット最新号によると、死亡率が80%にも達するエボラ出血熱の治療法の確立に道が開かれた。米陸軍伝染病医学研究所の研究者チームが、動物実験でエボラ出血熱の死亡率を大幅に減らすことに成功した。
エボラ出血熱は、ウイルスによる過度の血液凝固で血栓が生じ、その結果、臓器不全に陥って、死に至ると考えられている。したがって、血液の凝固を抑制することが有望な治療法となり得る。
同研究所の研究者チームは、アカゲザル26頭にエボラウイルスを投与、そのうち9頭については抗血液凝固剤rNAPc2も同時に与えた。その結果、ウイルスだけを投与された17頭のサルがすべて死亡したのに対し、rNAPc2も同時に与えたサルの生存率は33%だった。生き残ったサルは実験から9カ月たった後も健康だという。
科学者グループは、「今回の実験結果から、その他のウイルス性出血熱の治療にもrNAPc2が有効である可能性が高いと言える」としている。〔AFP=時事〕(時事通信 2003/12/13)

エボラ類似ウイルスを合成 ヒト細胞への感染確認
感染すると致死率が50−90%と高く、生物テロに使われる恐れも指摘されるエボラウイルスと同じタンパク質を備え、外見もそっくりな類似ウイルスを人工合成することに、河岡義裕東大教授らのグループが18日までに、成功した。
類似ウイルスは本物同様、ヒトの細胞に感染することを確認した。増殖しないため病気を起こす危険はなく、日本国内の実験室でも扱うことが可能。エボラのワクチンや治療薬開発への利用が期待されている。
最も危険な病原体に分類されるエボラウイルスは、宇宙服のような防護服を用いるP4施設でしか扱えず、研究のネックになっていた。特に国内では、周辺住民との関係でP4が必要な実験は実施されておらず、エボラの研究は不可能だった。
エボラウイルスは、細い管状の殻の中心に遺伝子とタンパク質の複合体が入った構造。7種のタンパク質でできている。
河岡教授らは昨年、カナダのP4施設での実験で、遺伝子からウイルスを作る手法を使い、本物のエボラウイルスを合成するのに成功。タンパク質2種で、ウイルスの殻だけを作ることにも成功した。(共同通信 2003/12/18)

「アメリカが、エボラウイルスを開発」
アフリカ西部リベリアの新聞、デイリー・オブザーバーが、アメリカがアフリカで流行しているエボラ出血熱のウイルスを開発を報じました。
デイリー・オブザーバーは、科学的根拠を挙げ、エボラ出血熱のウイルスを開発したのは、アメリカであるとしました。
この報告で、「アメリカは、アフリカで秘密活動を行い、合意書200という暗号でこの地域でエボラ出血熱を流行させることを計画した」とされています。
同新聞に掲載されたブロドリック教授による記事では、「エボラ出血熱のウィルスは、GMO・遺伝子組み換え生物として、アメリカの軍事工業会社によって開発され、この会社の全ての秘密実験はアフリカで行われている」とされています。
この報告によりますと、このアメリカの計画の目的は、アフリカの人口を減少させることだということです。
エボラ出血熱は、2012年3月、ギニアで流行し、そのあと、近隣諸国に広がりました。
WHO・世界保健機関は、エボラ出血熱は、リベリアの隣国コートジボワールにも広がる可能性について警告を発しています。(IRIBラジオ日本語 2014/10/01)

アメリカによるエボラウイルスの製造と拡散
一部のアフリカのメディアは、アメリカがエボラウイルスを作り出し、拡散したとしています。最近、リベリアの新聞デイリー・オブザーバーが一部の文書や証拠を公開し、アメリカがエボラウイルスを作り出し、拡散した張本人だとしました。この報告によりますと、アメリカはアフリカ大陸で一連の秘密裏の作戦を実行し、合意書200という暗号により、エボラウィルスの製造と拡散を行っていたということです。
この記事を執筆したリベリアの細菌感染症の専門家、ブロデリック教授は、「エボラウイルスは遺伝子が組みかえられており、1975年、アメリカの軍事企業が南アフリカの協力を受けてこのウイルスを製造した」としています。その後、アメリカ国防総省はエボラウイルスを細菌兵器として利用しています。ブロデリック教授の見解では、アメリカは1975年、南アフリカの協力により、現在のコンゴ民主共和国にあたるザイールで、初めて秘密裏にエボラウイルスを開発し、その後このウイルスは研究所で製造・培養され、アメリカ国防総省はアフリカの黒人の人口を減らす目的でこれを使用していたということです。
世界各国の医療研究者の調査の結果も、ブロデリック教授の主張と一致しています。エボラウイルスは1976年、旧ザイールのエボラ川流域の周辺で確認されました。ブロデリック教授はこの主張の根拠として、1998年に記された重要な地域文書を指摘しています。この文書は、どのようにアメリカの軍事企業や産業団体、医療団体が、南アフリカのような、アフリカ諸国のアメリカの同盟国の一部と協力して、アメリカの国家機密を守るために、生物学的な活動を始めたのかについて説明しています。明らかにされているのは、合意書200という暗号により行われたこの活動は、アフリカ大陸の人口を減少させる以外、目的が存在しなかった、ということです。
2013年12月、エボラ出血熱が西アフリカ大陸で拡大し始めました。そのときからエボラ出血熱の感染者の医療のために設けられた、この地域の多くの医療機関は、すべてアメリカやアメリカ政府と関係している機関によって運営されています。現在、エボラ出血熱が確認されてから35年以上が経過しており、ギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリア、セネガルはこの病気の蔓延による深刻な脅威にさらされています。
WHO・世界保健機関は、「世界でこの病気が確認されてから、これまではこのように急速に拡大することはなかった」としています。エボラ出血熱の死亡率は90%に達しており、調査の結果、リベリアとシエラレオネではエボラ出血熱の感染者数や死者数の40%のみが正式に発表されており、実際の感染者や死者の数は、公式発表を上回ることが推測されます。救援関係者は現在のリベリアの状況について、1時間当たり5人がエボラ出血熱に感染するとしており、またシエラレオネでは3週間ごとにエボラ出血熱の感染者数が2倍に増えている事態は、深刻であるとしています。感染症の専門家は、現在もエボラ出血熱は危険な段階にあり、その感染力は信じがたいほどです。また、エボラ出血熱の感染者の数は2015年1月までに140万人に達する可能性が高い、とされています。
アメリカの疾病予防センターは、表向きには、いまだにエボラ出血熱を抑制する治療法や薬を発見できていないとしています。アメリカ人ジャーナリストのトーマス・エリック・ダンカン氏がリベリア滞在中にエボラ出血熱に感染したことが確認され、アメリカ人のエボラ出血熱の感染者は6人となっています。アメリカはこの危険なウイルスをアフリカ人の撲滅のために製造しましたが、現在はこの感染症に苦しめられています。このアメリカ人ジャーナリストと接触した家族などの、およそ100人の血液検査は、アメリカ当局がエボラ出血熱の拡大を懸念していることを物語っています。(IRIBラジオ日本語 2014/10/04)

エボラウイルスの生産と拡散に、アメリカが関与
アフリカのメディアが、「アメリカと南アフリカが、アフリカの人口を減少させるために、エボラウイルスの生産と拡散に大きく関与していた」と報じました。
南アフリカの新聞タイムズは、「およそ35年前から知られているエボラウイルスは、2013年末にギニアで広がり、現在はアフリカの広い範囲で深刻な問題となっている」としています。
リベリアの細菌感染症の専門家、ブロデリック教授は、「アメリカは1975年、南アフリカと協力して秘密裏の作戦を行い、現在のコンゴ民主共和国に当たる旧ザイールで、アフリカの黒人の人口を削減する目的で、初めてエボラウイルスの実験を行い、これを広範囲に拡散するための計画を立てた」と語りました。
ギニアのメディアや新聞も、同国の政府や関係者に対し、アメリカ軍兵士の入国を認めないよう求めています。
アメリカは最近、エボラ出血熱対策を口実に、4000名のアメリカ軍兵士をアフリカ西部に派遣すると発表しています。(IRIBラジオ日本語 2014/10/05)

露、エボラ熱の生物兵器化を35年間研究も…不向き判断
米紙ワシントン・ポスト(電子版)は25日までに、旧ソ連とその後のロシアがエボラ出血熱ウイルスの生物兵器化を35年間にわたって研究していたと報じた。
研究は数カ所で行われ、遺伝子の組み換えなどにより、抗生物質が効かない耐性菌化を目指したものもあったという。
最終的に生物兵器には不向きと判断、研究は終了したというが、針が防護用の手袋を突き刺すなどの事故で1996年と2004年に、それぞれ女性研究員1人がエボラ熱に感染し死亡したこともあったとされる。
ロシアは今月11日、2カ所の研究機関がエボラワクチンを開発、半年以内に製造開始すると発表したが、同紙はいずれもこの研究をしていた機関だと指摘としている。(サンケイスポーツ 2014/10/27)



【関連サイト】

「エイズ=生物兵器説」の真相

「エイズ=遺伝子兵器」の暴露

エイズ開発の歴史

現代に生きるナチスの人類絶滅計画(オルタナティブ通信)

エイズの真相 ―米国人Boyd E. Graves博士の告発―(北沢洋子の国際情報)



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