米化学大手デュポンの工場で爆発、4人死亡 事前に化学物質漏えい
2014年11月16日 10:20 発信地:ワシントンD.C./米国
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【11月16日 AFP】米テキサス(Texas)州ラポート(LaPorte)にある米化学大手デュポン(DuPont)の工場で15日朝、爆発が発生した。この事故で4人が死亡し、さらに1人が病院で経過観察を受けている。同工場の責任者が明らかにした。
爆発が起きる前、この工場では同日午前4時(日本時間同日午後7時)ごろからメチルメルカプタンという化学物質が約2時間にわたって漏えいしていた。この物質はメタンチオールとも呼ばれ、保安目的で天然ガスに臭いを付けるために使われている。
工場の責任者は、爆発の原因は調査中だが、化学物質の漏えいによる一般の市民への危険はなかったとしている。(c)AFP