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保険金詐欺でトモダチ作戦? 友人同士で交通事故起こし18人逮捕・送検 京都府警

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保険金詐欺でトモダチ作戦? 友人同士で交通事故起こし18人逮捕・送検 京都府警

 友人同士で故意に交通事故を起こし、保険金をだまし取ったとして、京都府警が詐欺などの疑いで、京都府城陽市寺田の専門学校生、谷幸一郎被告(24)=詐欺罪で起訴=ら18人を逮捕・送検していたことが21日、わかった。府警は同日、捜査終結を発表。谷被告ら13人が詐欺罪で起訴され、全員容疑を認めている。谷被告は「金に困って、仲間で事故でもして保険金を取ろうと思った」と供述している。

 府警によると、谷被告と中学校時代の友人5人は、平成24年10月10日夜、同市平川の市道で、故意に衝突事故を起こし、治療費など約545万円相当を詐取したとされる。谷被告と別の友人7人は、25年2月24日未明にも、京都府井手町井手の国道24号で共謀して追突事故を起こし、約507万円相当をだまし取っていた。13人は、通院を繰り返していたが、実際にはけがをしていなかったという。

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