記事詳細
振り込め詐欺の被害金100万円着服 元みずほ銀行員を逮捕「ギャンブルで借金」
みずほ銀行宇都宮支店の口座から100万円を着服したとして、栃木県警宇都宮中央署は13日、業務上横領の疑いで、元同銀行員の本間盛悦容疑者(51)=埼玉県川口市柳崎=を逮捕した。同署によると、「ギャンブルで借金があった」と容疑を認めている。
逮捕容疑は平成20年2月28日、口座の引き出しができる管理職の立場を悪用。振り込め詐欺の被害金が入っていたため、凍結されていた他人名義の口座から100万円を引き出したとしている。
本間容疑者は当時、振り込め詐欺などの被害予防に取り組む「お客さまサービス課」の課長を務めていた。同署によると、本間容疑者は着服の約1カ月後に退職し、行方が分からなくなっていた。24年1月に同行から同署に被害届が出され、捜査を進めていた。