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マンション9階から22メートル転落…そこに木柵 4歳女児、助かった 大分・宇佐
16日午前10時15分ごろ、大分県宇佐市葛原のマンション(11階建て)で、9階に住む女児(4)がベランダから22メートル下の地面に転落した。右脚を骨折する重傷だが、命に別条はない。1階の庭に立てられていた高さ約1・8メートルの格子状の木柵にぶつかり、柵を壊しながら植え込みに落ちた。県警は柵や植え込みが衝撃を和らげたとみている。
県警によると、ベランダには子供用の椅子とおもちゃ箱が積み上げられていた。県警は、女児がこれらの上に乗り、高さ約1・2メートルのベランダの柵を乗り越えたとみている。自宅には母親(30)がいたが転落に気付かず、1階の住人が119番通報した。