放射性セシウム:野生キノコから基準超 山梨3市町村
毎日新聞 2014年11月15日 17時53分
山梨県は14日、富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村で採取した野生キノコから、国の基準(1キロあたり100ベクレル)を上回る放射性セシウムを検出したと発表した。3市町村の野生キノコは2012年秋に国の基準を上回る放射性セシウムを検出して以来、出荷制限が続いている。
県林業振興課によると、3市町村で採取した20検体を12、13の両日に調べた。その結果、富士吉田市のアカモミタケ同970ベクレル、鳴沢村のチャナメツムタケ同210ベクレルなど8検体で国の基準を上回るセシウムを検出した。同課は採取などの自粛呼びかけを継続するとしている。【屋代尚則】