iPhone6が発表されて2か月ほどしか経っていませんが、デザイナーMartin Hajek氏によるiPhone7の2種類のコンセプトデザインがBusiness Insiderに公開されました。ベゼル(画面の縁)をなくしているのが最大の特徴です。
iPhone6をベースにした2種のiPhone7コンセプトデザイン
Martin Hajek氏は、iPhone6をベースにした2種類の「iPhone7」のデザインを公開しました。左右のベゼルをなくしたモデルと、前面をすべてディスプレイにしたモデルの2タイプです。
Hajek氏は最近、アップル製栓抜きを想像した「iOpener」のコンセプトデザインを公表しています。
左右のベゼルが消えたiPhone7 「ナローベゼル」
iPhone6は、従来モデルよりも画面周囲のベゼルが狭くなっていますが、さらに進めて左右のベゼルを完全に消してしまったのがiPhone7 「edge-to-edge display」モデルです。
上下のベゼルも、ホームボタンが収まる範囲で極限まで狭くするために、上部の受話部を前面から上面に移動させています。
iPhone6と同じ4.7インチディスプレイを搭載しながら、本体サイズが一回り、コンパクトになっています。左がiPhone6、右がiPhone7 「edge-to-edge display」モデルです。
アップで見ると、iPhone6で採用された曲面ガラスのギリギリまでディスプレイとして使われています。
本体の左右いっぱいまでディスプレイとして使うことで、本体のまとまり感が強くなっているように感じられます。
前面がすべてディスプレイのiPhone7「フルスクリーン」
iPhoneのデザイン上最大の特徴であるホームボタンと受話部部分を除いて、前面をすべてディスプレイにする思い切ったデザインも同時に発表されています。
受話部より上の部分は電波強度や電池残量表示部として使っています。
ホームボタンの両脇には、コントロールセンターの一部機能を表示可能になっています。
全面ディスプレイは、シャープが2014年6月に発表した「フリーフォームディスプレイ」での実現を想定しているそうです。
本体サイズはiPhone6と同等で、前面がすべてディスプレイになっています。左がiPhone6、右がフルディスプレイモデルです。
左から順に、ナローベゼルモデル、iPhone6、フルスクリーンモデルです。コンパクトなモデルが欲しい方はナローベゼル、大画面を使いたい方はフルスクリーンモデルがオススメとなるのでしょうか。
iPhoneのデザインは隔年で大幅に変更されているので、これまでと同様のペースであれば「iPhone7」は2016年に目にすることとなります。最近もシームレスな曲線で構成された「iPhone8」のコンセプトデザインをご紹介しましたが、今後のiPhoneがどのように変化を遂げていくか、楽しくなりますね。
参照元:Business Insider
執 筆:hato