Facebook と Google によりソーシャル・ログインの 80% が占有されている:それを示す1枚のチャート!
Facebook and Google Dominate Social Logins
http://wp.me/pwo1E-81D
Felix Richter, November 13th, 2014
http://www.statista.com/chart/1525/facebook-and-google-dominate-social-sign-ins/
The reach of Facebook and Google in the online world stretches way beyond the companies’ own websites. Together, both companies account for 80 percent of so-called social logins, which enable users to sign in to a third party website using an existing social media or email account.
オンラインの世界における Facebook と Google の勢力は、それぞれの Web サイトを越えたところまで活躍の場を広げている。この二社を合わせると、いわゆるソーシャル・ログインの 80% を占めることになる。つまり、ユーザーたちは、それらのソーシャル・メディアや電子メールのアカウントを使用して、サードパーティの Web サイトにサイン・インしているわけだ。
This chart shows the leading identity providers for so-called social logins.
If you are a regular internet user, chances are you’ve come across the option to sign in at a website using one of the many social media or email accounts most of us have amassed over time. Many internet users loathe the time it requires to fill out long registration forms from scratch, in which cases the ability to use an existing login comes as a welcome facilitation. Potential privacy concerns notwithstanding, the adoption of social login services is rising: according to Janrain, a provider of social login solutions, 90% of online consumers have encountered social login before and more than half have those are actively using it.
一般的なインターネット・ユーザーなら、数多くのソーシャル・メディアや電子メールのカウントを、時間を賭けて蓄積してきているはずだ。 そして、それらのアカウントを利用して、その他の Web サイトにサイン・インするという、とても魅力的なチャンスに出くわしているのだ。 大半のインターネット・ユーザーは、長たらしい登録フォームに対して、必要事項をゼロから記入するための時間を避ける傾向にある。そのようなケースにおいて、既存のログインが利用できるなら、誰もが歓迎する機能となるはずだ。そのような背景から、潜在的なプライバシーの問題があるにもかかわらず、ソーシャル・ログイン・サービスの利用が増加しているのだ。ソーシャル・ログイン・ソリューションのプロバイダである Janrain によると、オンライン・コンシューマの 90% が、これまでにソーシャル・ログインを経験している。 そして、その半数以上が、積極的にソーシャル・ログインを利用しているという。
To the companies providing the identities for social logins, these services constitute an additional source of potentially valuable information. It comes as no surprise that Facebook is the most popular choice for social logins, given the service’s huge user base. According to Janrain, the social network powered 46 percent of social logins in the third quarter of 2014.
これらのサービスは、きわめて貴重なものに成り得る情報を、ソーシャル・ログイン ID を提供している企業に寄せ集めてくる。そして、Facebook の巨大なユーザー・ベースを考えると、このサービスがソーシャル・ログインにおいて、最も人気のある選択肢になることは当然の結果である。Janrain によると、このソーシャル・ネットワークは 2014年 Q3 の時点において、ソーシャル・ログインの 46% を専有している。
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先日の、「クッキーは死んだ:そして Facebook/Google/Apple の広告が激変している」というポストにも、このソーシャル・ログインの価値が、つまり、ユーザーをトラッキングする側にとっての意味が説明されていました。 そう考えると、iTunes などを活用しない Apple は、ずいぶんとモッタイナイことをしていると思えてしまいます。 とは言え、「iCloud ハッカーたちが悪用した、シンプルな 4-Steps 侵入プロセスとは? 」というポストで指摘されているように、もう少し真剣に取り組んでくれないと、この領域で Apple を信頼するユーザーは増えないでしょう。その点、Facbeook や Google は、より高度なレベルに至っているようですが、この二社は、情報の関連付けを、より広い範囲に拡大し、トラッキングを強化するという特質を持っているので、それは、それで、注意が必要です。理想的には、それぞれの Web サイトで、個別にログイン情報を入力していくことなのでしょうが、ID/PW を使い回しては意味が無いので、なかなか悩ましいところですね。
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