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WHOがエボラ熱治療法を精査、効果示すものはまだ皆無

2014年 11月 15日 03:17 JST
 
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[ジュネーブ 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は14日、エボラ出血熱患者に行う可能性がある120超の治療法について精査し始めたと明らかにした。だがこれまでのところ、確実に効果が表れたものは皆無で、一部はまったく効果が無かった。

WHOの科学者、Martin Friede氏が記者会見で明らかにした。

エイズ治療薬の「ラミブジン」は、エボラ熱治療の可能性が注目され始めている。だが、WHOが証拠を調べたところ、ラミブジンはエボラ熱に効果が無く、投与に適さないことが分かったという。

同氏は、米国製の未承認薬「ZMapp」も、現時点で効果があったと証明されていないと説明した。

ZMappなど試験中の薬によるとみられた効果は、患者が良質の介護を受けたり、発病前の栄養状態が良かったり、他の薬を服用したりした結果にすぎない可能性があると、同氏は指摘した。

同氏は「患者は複数の薬を投与され、多くは2━4種類に及ぶため、何も結論づけることができない」と指摘。「薬効があるかは断定できない。それが結論だ」と述べた。

また「人々があらゆる方法を試したいのは理解できるが、かつて『怪しげな万能薬』と呼ばれたものを売ろうとするペテン師も大勢いる」と話した。

WHOは、可能性のあるさまざまな治療法について知識を集積し、明らかに除外すべき治療法のリストを公表する考えだ。

 
 

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 11月14日、世界保健機関はエボラ熱の治療法を精査し始めたと明らかにした。写真はリベリアの診療所で防護服を着用する医療関係者。9月撮影(2014年 ロイター/Christopher Black/WHO/Handout via Reuters)

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*統計に基づく世論調査ではありません。

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