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錦織 ジョコビッチに敗れ決勝進出ならず
11月16日 0時53分

錦織 ジョコビッチに敗れ決勝進出ならず

男子テニス、年間成績の上位8人が争う「ツアーファイナル」の準決勝で、日本選手として初出場した世界ランキング5位の錦織圭選手はランキング1位でセルビアのノバク・ジョコビッチ選手にセットカウント1対2で敗れ、決勝進出はなりませんでした。

トップ選手が集まったこの大会で準決勝に進んだ錦織選手は、1次リーグを1セットも落とさずに勝ち抜いてきた好調のジョコビッチ選手と対戦しました。
錦織選手は、第1セットで、サーブ、ショットともに安定しているジョコビッチ選手に圧倒され、1ー6で落としました。
第2セットでは、持ち味の粘りのプレーから得意のフォアハンドを次々と決めたうえ、サーブでもポイントを取り、6ー3で奪い返し、この大会初めてジョコビッチ選手からセットを奪いました。
そして、ことし勝率が9割以上で逆転が期待された最終第3セットでは、第1ゲーム、第2ゲームともにミスが重なって落とし、その後も精彩を欠いてジョコビッチ選手から1ゲームも奪うことができずに0ー6で落としました。
錦織選手は、セットカウント1対2で敗れて決勝進出を逃し、ことし最後の大会を終えました。
錦織選手はことし、ツアー4勝を挙げたほか、全米オープンでは四大大会のシングルスで日本選手として初めて準優勝する快挙を達成し、世界ランキングも17位から5位へと一気に登り詰めるなど大きく躍進しました。

「大きな経験 来年も頑張りたい」

試合後、錦織選手は「この1週間でいろいろなことを学ぶことができた。準決勝に進んで得られたことがたくさんあり、大きな経験となった。このあとは、しっかり休んだうえで、オフシーズンもトレーニングを心がけて、来年も頑張りたい」と話していました。

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