仕事でも家でもPC やスマホを見る時間が長く、「年々視力が低下している気がする」と、近視に悩む女性は少なくありません。
近視の大きな原因は遺伝だと言われていますが、日々の生活習慣も関係してきます。視力は毎日変化するもので、眼が疲れると視力が落ちてしまいます。
そこで今回は、眼科医の長田美穂さんにうかがった、眼の疲れを増長させるNG習慣をご紹介します。
■眼の疲れを増長させ、視力低下を招くNG習慣4つ
(1)暗い場所での読書
寝る前に暗い部屋で読書をするのは、おすすめできません。光が少ない部屋で眼を使うと、必要以上に眼が疲れてしまいます。暗い部屋での読書は控えた方がよいです。
(2)近い距離でものを見る
読書のときやPC操作時など、眼と本やPCの距離が近すぎるのはNG。近い距離でものを見ると、眼の筋肉が収縮した状態が続き、眼の疲労を招きます。読書やPC作業時は、ある程度距離をとるように気をつけてくださいね。
(3)合わない眼鏡やコンタクトを使用する
度が合っていない眼鏡やコンタクトを使用することは、眼が疲れる原因に。定期的に検査して眼に合ったものを使用することが大切です。
(4)長時間のPC、スマホ操作
PCやスマホのディスプレイからは、網膜まで届く強い光“ブルーライト”が発せられていて、長時間見続けると眼精疲労を引き起こします。毎日長時間PC作業をする人は、ブルーライトをカットする眼鏡を使用してみるのもよいです。
■眼をリラックスさせるために意識したいこと
疲れた眼は、休ませることが大切。以下の3つを取り入れてみてください。
(1)睡眠をしっかりとる
睡眠時間は、眼を使わない休息時間でもあります。睡眠時間が少ないと眼を休める時間も少なくなってしまうので、睡眠時間の確保は大切です。
(2)1時間のPC作業のあとは15分、眼を休める
毎日仕事でPCを使用する人は、1時間集中したあとにPCから眼を離し、15分ほど休めるのが理想です。15分も休憩できないという人は、5分でも眼を休めるよう意識してみてください。
(3)近くのものを集中して見たあとは、遠くを見る
近くのものを見続けると眼の筋肉が収縮した状態が続き、眼が疲れてしまいます。近くのものを長時間見たあとは、遠くの景色を見るようにするとよいです。
以上、眼の疲れを増長させるNG習慣をご紹介しました。ぜひ、『美レンジャー』の記事をスマホで見た後は、すこし眼を休憩させて、負担をやわらげてあげてくださいね。
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※ 長田美穂・・・日本眼科学会会員。東京慈恵会医科大学眼科学非常勤。現在、育児休業中の二児の母。