だけじゃないあきの介、
世の中には、いろんな立場、考え方の方がおられるので、
アメブロ会衆のそれぞれのブログが必要だと思っています。
それぞれに共感出来る方のチカラになっていると、
また、JW問題を多角的に見つめる事の助けになっていると。
でも同時に感じる懸念、、、
それは、
何と表現して良いか、相応しい言葉が見つからないのですが、
あるひと達がエホバの証人との関わりに於いて、
自分達の傷は浅かったということ、
もしくは兄弟姉妹達との交わりを通して受けた益や喜びの方が、
大きなウェイトを占めていた場合、
本来はもっと根が深い有害な事実や、
JWであったが故に他の方達が被った被害が、
『なかった事』のようにされたり、
或いは『捉え方の問題』にされたり
するならば、、
それはワッチタワーが犯してきた事実を
くらませてしまうことにならないかと、
『大したことではないこと』にされてしまわないかと、、、
それが心配です。
もちろんなんでも自分のブログで語ることは、
先に言ったように自由だし、
あきの介自身も、
JW現役当時には兄弟姉妹達との交流から、
たくさんのご親切によって、
経済的なピンチだけでなく、
精神的に沈んだ時にも
温かい愛情によって確かに慰められて来ました。
そのおかげであきの介はグレずに済み、今のあきの介になれたとも言えます。
だから、幼い頃から身近にいた兄弟姉妹達には感謝してもし切れないくらいな気持ちです。
そしてなんの恩返しもできない不甲斐なさ。
でも、そういった兄弟姉妹達との交わりは、、
ワッチタワーが、自らの動機を隠して、JW信者たちに敷衍させて来た企みとは全くの別ものなのです。
てゆーか、兄弟愛を利用して信者を引き止める手口が悪質。
だから、
兄弟姉妹達に助けられて来たからといって、
特定の個人に対して感じたとしても、
JWWTに負い目を感じる必要もないし、
JWWTの罪が帳消しになるわけではありません。
愛ある親切を示して下さった兄弟姉妹は、
もともとそういう素質を持っておられただろうし、
JWになってから良い方へ変わった、という人は
「エホバの証人の教え」ではなく、
キリスト教の教え、聖書の教えによって、
もともとの隠されていた特質を表せるようになったのだと、
あきの介はそんな風に思っています。
だって、
JWで上にいる人には明らかにおかしい人が多い笑、ということをみると、
どう考えても、「JWの教えが優れている」というのはナシですよね(´・_・`)
さらに別な懸念すること。
“エホバの証人として” “正しく教育”されてアメブロに来ていると、
謙遜さ、慎み深さ、権威に従う事、etc...
(羊さん、、?)
本来なら有益な(←?)特質が、
出された見解が影響力のある人の発言であるが故に事実が多少ズレていても、
羊であるが故にその特質が発動されてしまう、、、
桶のオッサンブログに群がっていた人の例にみられるように、
そういう事があるように見受けられます。
一見ちゃんとしているように見えて
声の大きい人に、
もっともらしく語っている人に、
ついついついていってしまう、、、みたいな。
「もっともらしい人について行く」だけでなく、
言いたい事があっても泣き寝入りしてしまう、
立ち向かいたいと思ったとしても、
そのパワーが何故か出てこない、
すぐ諦める、とか。
二世として育てられたならば、
人によっては、教えられ方によっては、
羊さん特質の刷り込まれ具合は
遺伝子レベルだと思います。
今はこんなあきの介でも(笑)、
それが自分でもどうにもならないくらいに
‘刷り込まれて’いて、長らく苦しみましたし、10年経った今でも改善できない面もあります(/ _ ; )
そして
本当の羊さんは、覚醒した後でも羊特質が表れてしまうことに、
自分で気付く事もないのかもしれないかも、
と、あきの介は思っているのですが。。
もちろん二世である事が優位に働く事もありますが、ここでそれを話すと一世との比較になって、ケンカの元になるのでまた今度(するんかい?ケンカ、笑)
とにかく言いたい事は、
JWWTから受けて来たことが、
学んできた故に被った被害が、
一世二世関係なくして、
「ほんとはそんなに大した被害ではなかったかも」と、
羊さんが思い込んでしまうことが、
もしくは無意識にそう思ってしまうことを、
非常に懸念する、ということです。
そしてそう思ってしまって、
羊さん特質が発動されて、
自分が受けた被害を過小評価して、
自分の発言を控えてしまうと、、
そうなれば、
自分でそうは思ってなくとも、
WTを守ることに繋がってしまいます。
マインドコントロールとは、
離れた後でも、長らくそのように自覚無自覚を問わず影響を及ぼしています。
「発動する」という表現を使うのは、そのためです。
何か、だんだんまとまりのない内容になってきたかな、、。
えっと、
覚醒済み現役JWの方が、そのブログで、
「会衆の貯金を、その会衆の財産とわかりながらも、WTに差し出す事に挙手しました」と語るのを見ます。
あきの介はそんな記事を読むと、
やりきれない悲しみと、無力さに襲われます。
その姉妹が挙手した事に対してではありません。
きっとあきの介が、現役として覚醒し、
でも、組織に留まらなければならない事情があってそこにいたならば、
絶対、絶対に、絶対に、
同じようにしてしまうから。
哀しいのは、
例えばそこで挙手を求められた時に、
挙げない自由がない事、
それを発言する自由がない事、
自分の意見の為に闘えない事、
そんな土台が出来上がっており、
覚醒しながらも甘んじてしまわざるを得ない事。
そもそも、
自分の考えを持つ事が許されていない。
謙遜、慎み、権威に従順。
そんな事態が、
「仕方のないこと」として片付けられている、
それが哀しい…、今なら吐き気を催す状況なのに、
中にいたら、仕方ないと思わざるを得ない。
話は戻りますが、
もちろん、
傷ついた方が、
その苦しみから解放され、
昔のことを忘れる為に、
その本人が自分の過去について「なかった事にする」「大したことではない」と思うのは、
いいコトの類に入ると思うのですが、
ただ、
本当の意味でJWWTの影響下から解放されたいと願うのであれば、
いつかは、
自分が受けた現実の苦しみや被害と真正面から向き合わないといけないと思うのです。
自分の過去と向き合う用意が出来ておられる方は、是非投稿されてください。
隣を見る必要は全くありません。
自分の受けた傷をちゃんと診てあげてください。
自分の為に涙を流してあげてください。
それが、いづれは本当の
『JWWTからの解放』に繋がると思うのです。