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麻生大臣 消費税率は引き上げるべき11月15日 22時33分
麻生副総理兼財務大臣は、オーストラリアで開かれたG20、主要20か国の財務相による会合のあと記者団に対して来年10月に消費税率を10%に引き上げるかどうかについて、財政再建のため、税率を引き上げるべきという考えを改めて示しました。
この中で、麻生副総理兼財務大臣は、来年10月の消費税率の10%への引き上げについて「来年度は政府が掲げている財政健全化の目標を達成する年になっている。経済再生と財政健全化両立の観点から、適切に財政運営を行っていく」と述べ、財政再建のためにも、消費税率を引き上げるべきだとするこれまでの考えを改めて示しました。
また、麻生副総理は、現地で行われたアメリカのルー財務長官との会談のなかで「消費税率を引き上げる場合は、反動による景気の落ち込みを考えてきちんとした対応をしなくてはならない」と述べたことを明らかにし、税率を引き上げる場合には、経済対策が必要だという考えを示しました。