メカAG 「安倍政権は約束違反」「中間層の解体なのか、復活させるのかが問われる選挙になる」ーあの解散から2年、野田前総理が講演 http://blogos.com/article/98836/ | 私は全てを消費増税の責任にすべきではないと思います。それは、アベノミクスの本質を見誤ると思います。なぜなら、去年の10月〜12月期の実質GDPはマイナスだったんですよ。2013年の10月~12月の実質GDPの成長率がマイナスだったから、アベノミクスは失敗だったという。でもね~マイナスといっても-0.1%。年率換算でも-0.5%。グラフで見るとこんな感じ。この赤で囲った部分、よく見ると少し凹んでるよね。これがアベノミクスの失敗の動かぬ証拠だという。民主党議員って経済センスゼロだよね(マイナスか?)。民主党に任せておくと経済が良くならないことがよく分かる。 * * *自民党に政権交代したのが2012年の終わり。その頃からすでに為替レートは金融緩和を予測して円安になっていた。翌年の2013年1月~3月期ですでにGDPが上昇している。金融緩和とGDPの増加の時期が一致しているのは明らか。日銀バズーカの4月~6月期も上昇。7月~9月期も上昇。10月~12月期にちょっと減少。2014年1~3月期は駆け込み需要だと思うが急上昇。2014年4~6月期は反動で急降下。 * * *ちなみに2013年10月~12月も名目GDPは増加している。つまり物価の上昇がGDPの上昇をわずかに上回ったので実質GDPがわずかに減少しているだけ(物価が上がると生産量が増えてなくても生産額すなわち名目GDPは上昇するので、その分を補正したのが実質GDP)。この程度の凸凹を気にしてもしょうがないと思うけどね。やっぱ経済というのは均等に成長していくわけじゃなく、押し合いへし合いしながらトータルで上昇していくわけで、ある部分だけを見てどうこういっても、それこそ「本質を見誤る」。