さて、やしきたかじんさんの財産を狙って近づいた屋敷さくらさんの差し出した「たかじんメモ」を元に「殉愛」を書き上げた百田尚樹さん。
さくらさんらしき人物が書いたとみられるブログの発覚と、明らかに筆跡が違う上に末期ガン患者とは思えないしっかりとした文字で書かれた膨大なメモ、たかじん関係者の記憶と食い違う事実関係、医学的見地などにより、嘘で塗り固められた本であることが白日の下になってしまいました。
顔の効くテレビや出版関係は抑えられるとしても、TBS金スマなどで大々的なキャンペーンを行い、何万部も売られてしまった本の回収はもはや不可能。
国会図書館に永遠の恥を晒してしまうことになりました。

image(TBS金スマ)


屋敷さくらというモンスターに騙されてしたこととはいえ、朝日新聞の虚偽報道に対して強く出た手前、百田さんは「屋敷さくらの嘘」を認めることができなくなっています。


実在しないメモに振り回されることになった百田さんは、果たして死の真相に近づくことができるのか、それとも膨れあがった自意識の夢に引きこもってしまうのか。
まるで実在しないSTAP細胞を吹聴する小保方晴子と、彼女の稚拙な実験ノートに振り回された笹井芳樹のよう。
いっそ大川総裁のように開き直って故人の遺志を伝えられればよいのでしょうが、今回の一件で百田さんから信者が離れた今となっては、それも不可能。
事ここに至っては潔く散る他はなく、彼の散華を見届けようではありませんか。