日本代表VSホンジュラス代表が行われ、6-0で日本代表が勝利しました。ここまでのアギーレジャパンでの試合では一番良い内容かつ結果でした。メンバーの入れ替えを行い、ザックジャパンからのメンバーを入れ「結果」を最優先に考えたことがわかります。うまくいった要因、これからの課題は一体何なのか!?検証してみましょう!
長谷部誠、遠藤保仁等、ベテラン勢の安定
今回のメンバー招集で最も注目されたのは「ザックジャパンメンバー」の招集です。4年後のワールドカップを考えると長谷部誠は34歳、遠藤保仁は38歳となります。そのあたりも考えて若手を積極的に出場させていたのでしょうが、あまりにも結果が出なかったということで、路線変更を余儀なくされたのは言うまでもないでしょう。遠藤保仁はザックジャパン時代よりも少し前目のポジションとなりうまくいけば非常に良いポジションになると思います。G大阪では一時期はFWとして攻撃に比重を置いた時期もありました。得点も取りましたし、実力を見せつけたといったところでしょう。長谷部誠もメンバーとコミュニケーションを積極的にとり、チームをまとめました。さすが4年間キャプテンを務めてきただけのことがあります。
「トヨグバ」!!豊田陽平の可能性
岡崎慎司がスタメンでしたが、フォワードで結果を残したのは豊田陽平でした。豊田は本田圭佑の星稜高校時代の先輩であり、プレースタイルもお互いわかっているのである程度のやりやすさがあるでしょう。3年連続でJリーグで15点を叩きだしている豊田陽平は間違いなくアギーレジャパンの戦力になります。ヘディング、フィジカルが強く、キープもできる。高さの点においては最近の日本代表で考えると前田遼一よりも高く、ボールの収まりもハーフナー・マイクよりうまいと思います。サガン鳥栖をJリーグで強豪にまで押し上げたのは豊田の力なくしてはなかったでしょう。
点が入らなくなると「決定力」のことが取り沙汰されますが、豊田陽平のようなコンスタントに得点を取れる選手がいるならばこの問題は解決されるでしょう!