見えない道場本舗 このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

.      HP(Mail有)  twitter  togetterまとめ twilog 社説を一覧で 読書メーター

2014-11-15

「マニアは熱狂、でも学校じゃ話題にならない90年代のプロレスを描く学園コメディ」…というニッチすぎるWEB漫画始まる

| 「マニアは熱狂、でも学校じゃ話題にならない90年代のプロレスを描く学園コメディ」…というニッチすぎるWEB漫画始まるを含むブックマーク 「マニアは熱狂、でも学校じゃ話題にならない90年代のプロレスを描く学園コメディ」…というニッチすぎるWEB漫画始まるのブックマークコメント

id:nadegata氏のご教示による。

https://twitter.com/nadegata/status/532152609478434817

 

俺のプロレスネタ、誰も食いつかないんだが。

http://www.kurage-bunch.com/manga/prowres/

時は1993年。それは誰もが何かに夢中になった時代。

その情熱をプロレスに捧げていた中学生 虎山仁は、周りがアイドルや他のスポーツうつつを抜かしている事を嘆いていた。しかし、そんな彼に鮮やかなプロレス技を決めたのは、クラスで目立たない女子で――!?

f:id:gryphon:20141115083813p:image

さかなこうじ

 

プロレスばかり見ていた自分がまさかの連載!

好きなレスラーはハンセンとブロディで、ベストバウトは88年3月日本武道館での鶴田対ブロディです。現在もメジャーからどインディーまで節操無く観戦しています。

 

読んでもらえるか不安だなぁ…

「出る前に負けること考えるバカいるかよ!!!」バシーン

こっこれは猪木さんの闘強導夢張り手…!!!!!

うおおおやってやるって!風が吹くって!

よろしくお願いします!!


オカルト鉄道サバイバルゲームミリタリー趣味科学実験、電子工作…などなど「男の子趣味」に関して、架空の世界の中で、「それが大好きな女性」「何か興味があって詳しい男子に聞いてくる女性」あるいは「興味ないけど、いろんな腐れ縁でその世界に関わり、徐々に興味を持ち出す女性」がいる…という話が、一世を風靡している感もあります。

ハルロック(1)

ハルロック(1)

鉄子の旅(1) IKKI COMIX

鉄子の旅(1) IKKI COMIX


こういう考察記事を以前紹介しましたね。

【参考】

最近のライトノベルヒロインの流行は『自分の趣味が通じる女の子』?

http://d.hatena.ne.jp/gaikichi/20121028#p1


八つぁん「よお、最近『中二病でも恋がしたい!』ってぇアニメやってるよなあ」

熊さん「おうよ」

 

八「少し前の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』といい、『僕は友達が少ない』といい、"ヒロインオタクとか中二病"ってのは、いったい何なんだい?」

熊「おいおい、オタ向けの漫画アニメじゃ、ヒロイン宇宙人とか女神様とか吸血鬼とかロボットに乗って戦う少女兵士とか、そういう"非日常的なキャラ"なのはめずらしくねえ。オタク中二病もそういう属性のひとつになった、って話じゃねえのか」

 

ご隠居「それだが、2010年浅羽通明が個人誌『流行神』に書いてた所によるとだな、要約すっと、アニメとかに出てくる、いわゆる"戦闘美少女"って類型、つまり、なぜか10代の女の子がロボットに乗ったり魔法や超能力を使って戦ったり、サイボーグアンドロイドみたいな人外の者でなんか暗ぁーい宿命を背負ってたり、銃や戦車戦闘機やらに詳しかったり、ってぇのは、詰まるところ『自分の趣味が通じる女の子』を求める願望の反映じゃないかと。これ、真理じゃねえか? と思ったけど、意外に知られとらんな」

熊「へえ」

 

ご隠居「だから逆に"戦闘美少女"類型でも体育会系のタイプや、お料理やお裁縫が得意な健康的なヒロインオタクにはウケない。『涼宮ハルヒの憂鬱』で言うと、普通に女の子らしい趣味健康的な朝比奈みくるより、読書好きで暗ぁーい宿命を背負った人工生命体みたいな影のある長門有希の方が…(後略)」


まあ、既にこのメソッドが確立され、かなりの勝算が見込める以上、それがプロレスを題材に展開しても成功しないわけが無い!無い!ない……と思わないでもなくもないかもしれないな。

東京ドームだって軽く埋まるからなっ!そうだろ?」

「いよいよ『〜食いつかないんだが。』旋風が、漫画界に吹き荒れるな!!」

ってなもんです。


まあ、90年代プロレス論は「最狂プロレスファン烈伝」とかぶりはするものの、あるようでないようで。

殺人魚雷コンビは超獣コンビ、ウォリアーズを超えたのか?」といった考察なども今後あれば嬉しいところだが、やはりこの言葉を送りたい。


「余計な仕掛けは必要ねェッ、このWEB漫画はお前の色に染めるんだッ、おまえのやりたいようになッ!!」