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【ゴルフ】

藤田寛之がラッキーイーグル

2014年11月15日 紙面から

第2日、18番で2打目を放つ藤田。この日8アンダーで単独首位=静岡・太平洋C御殿場Cで(久野功撮影)

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◇三井住友VISA太平洋マスターズ<第2日>

 ▽14日、静岡県御殿場市、太平洋クラブ御殿場コース(7246ヤード、パー72)▽晴れ、気温10・8度、風速4・5メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽84選手(うちアマ2人)▽観衆3991人

 首位タイで発進した藤田寛之(45)=葛城GC=が18番でイーグル奪取、ほかに3バーディー、2ボギーで69をマークし、通算8アンダーで単独首位に躍り出た。バッバ・ワトソン(36)=米国=は1打差の通算7アンダーで2位。石川遼(23)=カシオ=は75とスコアを落とし、通算4オーバーの60位でギリギリ予選通過を果たした。

 最終18番、ピンまで236ヤードの第2打を5番ウッドで2オン。ピン手前12メートルを1パットで沈めてイーグルを奪った藤田が単独トップに立った。

 イーグルトライは2段グリーンの下の段から上っていくスライスラインで、予測したライン通りには打てなかったが、同組の池田勇太のボールマーカーに当たってカップインした。「マーカーの右端に当たって右にはじかれ、うまく軌道修正されて真ん中から入った。今までこんなことないかも」とニヤッ。自ら池田にグータッチにいった。「あとで待ってます、と言われたけれど、何を待つんだろう」とまたニンマリ。

 今年で18度目の出場になるが、2日続けての首位キープは初めて。3日目は飛ばし屋・ワトソンと最終組で回る。2010年の全米プロで同組を経験していて「130ヤード置いていかれた記憶がある」というが「もともと自分のやるゴルフは鮮明。一緒に回る人に左右されることは少ない」とキッパリ。自身のゴルフを貫く気だ。

 予選2日間を同組で回った賞金ランキング1位の小田孔明が予選落ちし、賞金王争いで逆転のチャンスが巡ってきた。「優勝に届く位置にいるためにも、伸ばしていかなければ」。初の御殿場制覇へ、歩を進める。 (櫛谷和夫)

 

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