解散するなら「今でしょ」! 「青木率」から分析する自民党が勝つためのタイミング

2014年11月10日(月) 高橋 洋一
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仮に、青木率が政権安定維持にギリギリの60%程度になってから解散しても、210議席程度しか維持できない。であれば、現に青木率が高い現段階で解散した方が、より多くの議席を獲得できるという意味で合理的な選択である。過去の例を見ても、青木率が上昇する確率はほんのわずかしかない。青木率が高いときに解散するのは当然の選択である。

総選挙は、相手に少しだけ勝てばいい。野党の選挙協力が整う前に解散した方がいいのは当然だ。今のところ、野党はバラバラ感ありまくりで、勢いのあるところはない。

いずれあと2年の間で解散するのであれば、「今でしょ」という客観的な状況になっている。
 

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