最新版です→【2014年5月9日更新】
Google Chromeでユーザーエージェントの偽装を行う設定を図解入りで分かりやすくご紹介します。
Google DevelopersのGooglebot-Mobile ユーザー エージェントの情報が更新されています。現在新しいクローラーが巡回しておりますので、ユーザーエージェントを不当に排除していないか確認を行うようにしましょう。
新しいユーザーエージェントを排除していたために、PCサイトでは順位が維持されていたもののスマホ検索では検索結果に表示されないという事例報告も受けております。
Google Chromeのバージョン 33.0.1750.154 mの設定例をご紹介します。
1.Google Chromeを開く
2.Ctrl+Shift+Iを押下し、デベロッパーツールを表示し、右上のアイコンをクリック
3.下部に表示された領域の「Emulation」タブをクリック→右カラムの「User Agent」を選択
4.Spoof user agentにチェックを入れ、「iPhone-iOS7」を選択
5.Google.co.jpを開くと
F5を押すかCromeを再読み込みをすると、User Agentの切り替わりが有効となります。
Google Developersには現在使用されているメインのGooglebot-Mobile ユーザーエージェントが記載されています。2014年2月10日に下記の通り更新されています。
冒頭でご紹介したスマホ用の新しいユーザーエージェントを排除していたためにスマホで検索結果に表示されなくなってしまったサイトですが、その後正しくユーザーエージェントの設定をしたところ、5日後にPCと同等の順位に回復したとのことです。
スマートフォン版 Googlebot-Mobile により収集されたコンテンツは、主にはスマートフォン向け検索の品質向上に利用されますが、デスクトップ検索や他の検索モードの品質向上にも利用されることもあります。新しいクローラが収集する情報の例としては、スマートフォン用のコンテンツであるかどうかや、リダイレクトの情報などが挙げられます。
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.jp/2011/12/googlebot-mobile.html
スマホ検索で検索結果に出なくなってしまったサイトはおそらく新ユーザーエージェントで見ると404ステータスになっていたためにGoogleはスマホサイトが存在しないものと判断し、検索結果から排除した可能性が高いですね。
正しく設定し直したところ、数日間のうちに回復したとのことですが、みなさんのサイトでもスマホで正しく表示されるか確認してみましょう。実機での確認も忘れずに。