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IEのユーザーエージェントを偽装するプラグイン「UserAgent書き換え君」

最近IE6を弾くサイトが増えてきましたね…。このようなサイトに有効なプラグインです。

ユーザーエージェントとは

IE6かどうかはユーザーエージェントという情報で判断しています。詳細は以下のマイクロソフトの解説で。

ユーザー エージェント文字列を理解する

私の環境 (XP+IE6) では、ユーザーエージェントはこのような文字列になります。

Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C; .NET4.0E)

色を変えた「MSIE 6.0」という文字列があればIE6と判断だれます。ユーザーエージェントを書き換えて、IE6ということを分からなくすれば、弾かれずに閲覧することができます。

ユーザーエージェントの書き換えはレジストリの変更することによってもできますが、「UserAgent書き換え君」を使う方がより手軽にできます。なお、最近のIEでは開発者ツールからもできる模様。

使用方法

ダウンロードは以下。

UserAgent書き換え君の詳細情報 : Vector ソフトを探す!

インストール後、IEを実行すると、以下のような画面が表示されます。「UserAgentを書き換える」にチェックを入れ、ユーザーエージェントを入力すると、ユーザーエージェントが変更されます。

UserAgent書き換え君

IE6を弾くサイト対策ならば、リストにあるMozilla/4.0で十分だと思います。

実際にサイトを表示してみた

以前の記事で表示したサイトのうちいくつか表示してみます。比較のため、上部にユーザーエージェント変更前の画像も載せました。

変更前、変更後のユーザーエージェントは以下。

変更前
Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET4.0C; .NET4.0E)
変更後
Mozilla/4.0

Windows のサイト

Windows のサイト (IE6)

変更前。

Windows のサイト (IE6/ユーザーエージェント変更後)

変更後。一部崩れているところがあるものの、正常に表示されました。何のためにIE6を弾いていたのか…。表示が崩れるのは自己責任とはいえ、IE6での閲覧可能にしてほしいものです。

Facebook

Facebook (IE6)

変更前。

Facebook  (IE6/ユーザーエージェント変更後)

変更後。トップページは正常に表示されています。ただし、私はFBのアカウントを持っていないので個別のFBページまで正しく表示されるかは分かりません。

Twitter

Twitter (IE6)

変更前。

Twitter (IE6/ユーザーエージェント変更後)

変更後。PC版へアクセスできるようになりましたが、表示が崩れています。

Twitter - ありにゃん (IE6/ユーザーエージェント変更後)

私のアカウントも表示してみました。ツイートを読むことは可能なものの、崩れています。

レイアウトの崩れは直せない(まとめ)

ユーザーエージェント書き換えてもレイアウトの崩れは直せません。直すには、ユーザー側で別のスクリプトやプラグインを使うか、サイト管理者側でIE6対応(ie9.jsを使うなど)にする必要があります。

あくまでも理不尽にIE6を弾くサイト対策です。

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