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iOSブラウザOhajikiがアップデート!!大幅に強化されたURLスキームがすごい!

iOSブラウザOhajikiがアップデート!!大幅に強化されたURLスキームがすごい!

どうもゆんゆん(@fooyouky)です☆( ノ゚Д゚)ヨッ!
iOSブラウザのOhajikiがアップデートしてより使いやすく玄人好みのブラウザへと進化しました!今回はその中でも大幅に強化されたURLスキームについてご紹介いたします。

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iOSブラウザOhajiki

先日OhajikiというiOSブラウザをご紹介させていただきました。

iOS 8対応!!ジェスチャー操作で快適にブラウジングを楽しめるブラウザアプリOhajiki。 | 工学博士のLifelog Diary

Ohajiki Webブラウザ
  • Ohajiki Webブラウザ
  • 価格: ¥500(記事掲載時)
  • 開発元: Shingo Fukuyama

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今回はかなり大幅なアップデートが施され、個人的な見解になりますが、より遊べるブラウザへと変貌を遂げました!

注目のアップデート内容

今回のアップデートで特に私が注目しているのは、下記のようにURLスキームが大幅に強化されている点です。

x-callback-urlスキーム追加

Ohajikiはこのバージョンから正式にx-callback-urlスキームに対応しました。
基本的なURLスキームは以下のようになります。

ohajiki://x-callback-url/open/?url=[エンコード済みURL]&current-tab&x-success=[任意のURLスキーム]

&current-tabを加えることで新しいタブで開かないようにすることができます。常に新しいタブで開きたい場合はこの記述を削除します。
また、x-errorも指定することが出来ます。

以下は使用例です。記事のタイトルとOhajikiで開くためのリンク(OmniFocusへのコールバック付き)をOmniFocusへ登録するためのBookmarkletです。

javascript:window.location='omnifocus:///add?name='+encodeURIComponent(document.title)+'&note='+encodeURIComponent('ohajiki://x-callback-url/open/?url='+encodeURIComponent(window.location)+'&current-tab&x-success=omnifocus%3A')

これでタスクの名前に記事のタイトル、ノートにリンクが記述されます。

このBookmarkletを使用するにはOmniFocus 2が必要です。

OmniFocus 2 for iPhone
  • OmniFocus 2 for iPhone
  • 価格: ¥2,000(記事掲載時)
  • 開発元: The Omni Group

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検索系URLスキーム追加

キーワードを使った検索もURLスキームで可能になりました。こちらもx-callback-urlスキームに対応しています。

ohajiki://x-callback-url/search/?query=[検索ワード]&current-tab&x-success=[任意のURLスキーム]

もちろんこちらもx-errorを指定することが可能です。

例えば、Drafts 4で選択したテキストを検索したあとにDrafts 4に戻って来る場合は以下のようなURLスキームを使います。

ohajiki://x-callback-url/search/?query=[[selection]]&current-tab&x-success={{drafts4:}}

Drafts 4が必要です。

Drafts 4 - Quickly Capture Notes, Share Anywhere!
  • Drafts 4 – Quickly Capture Notes, Share Anywhere!
  • 価格: ¥1,000(記事掲載時)
  • 開発元: Agile Tortoise

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内蔵ランチャーで検索するURLスキーム追加

Ohajiki内蔵のランチャーでのキーワードを使った検索もURLスキームで可能になりました。こちらはx-callback-urlスキームに対応していません。

ohajiki://launcher/?query=[検索キーワード]

Drafts 4に書かれた選択範囲をOhajikiのアプリ内ランチャーで検索する場合、アクションは以下のようになります。

ohajiki://launcher/?query=[[selection]]

こちらもDrafts 4が必要です。

URLスキームで実行するBookmarkletを指定

OhajikiでサイトのURLを開いたのちに、登録してあるBookmarkletを指定して自動的に実行。
そんなことがURLスキームでできるようになりました!
Bookmarkletの指定は『&bookmarklet-name』で指定することが可能です。

また、ブックマークレットによる出力結果は『__BOOKMARKLET_RESULT__』として吐き出すことも可能です。

以下は開発者様から教えて頂いただいたURLスキームになります。

ohajiki://x-callback-url/open/?x-source=Drafts4&x-success=x-drafts4%3A%2F%2Fx-callback-url%2Fcreate%3Ftext=__BOOKMARKLET_RESULT__&url=[エンコード済みURL]&bookmarklet-name=GetSource

OhajikiのBookmarkletには以下の内容で『GetSource』と名前をつけて登録しておきます。

javascript:document.documentElement.innerHTML;

その上で上記URLスキームを実行するとDrafts 4にサイトのソースが記述されます。

URLさえ用意しておけばShareHtmlもいけるかなと思ってちょっと試してみたのですが、こちらは作動しませんでした。
また、__BOOKMARKLET_RESULT__でDrafts 4に書き出したテキストに対してさらにDraftsアクションで処理しようとしましたが、こちらもできませんでした。

開発者様に問い合わせてみたところ、バージョン1.1.7にて解決するそうなので、それまで待とうと思います。

プチ要望

クリップボードに格納したURLを挿入するようなパラメーターがあると便利になるかなと思っています。
クリップボードにURLをコピーしたのちにohajiki://x-callback-url/open/?url=[クリップボードのURL]&bookmarklet-name=[Bookmarkletの名前]みたいなことが出来ないかなと思ったりしてます。
現時点でもやろうと思えばできますが(やっていますがw)これができたらOhajikiだけで済むのでシンプルになりますね。

さいごに

Ohajikiのアップデート内容のご紹介でした。
Ohajikiを使うことでURLを扱った処理の自動化がすごくシンプルになりますね!
また、OhajikiはClean Links的な使い方もできるようになったので扱うURLが短縮URLでも問題なく処理できます。
本当にすごいアップデートです!

今回紹介しきれなかったURLスキームや詳細な使い方などは以下のサイトを参考にすると良いかと思います。

【LINK】URL_Scheme.md

それでは、今後ともゆんゆん(@fooyouky)をよろしくお願いいたします♪+.(○´∀`ノノ

via PressSync

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