平成26年度大学等卒業予定者の就職状況調査（10月1日現在）

　文部科学省及び厚生労働省では、27年3月大学等卒業予定者の就職状況を共同で調査し、このほど平成26年10月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表いたします。

－内定率の概要－
　大学等の就職率は、大学（学部）は68.4％（前年同期比4.1ポイント増）、短期大学は26.7％（同3.1ポイント増）、大学等（大学、短期大学、高等専門学校）全体では65.6％（同3.8ポイント増）、また専修学校（専門課程）を含めると63.8％（同3.9ポイント増）。

文部科学省及び厚生労働省では、大学等の就職相談員とハローワークのジョブサポーターとの連携を促進させるなど新卒者の就職支援を進めています。
引き続き、関係府省と連携しつつ、大学等と新卒応援ハローワークとの更なる連携の促進など、新卒者等の雇用に関する施策の推進に努めてまいります。

（同時発表：厚生労働省）

1）調査依頼先
設置者・地域の別等を考慮し、文部科学省・厚生労働省において抽出。

 2）調査対象人員
 6,250人

（※）母集団の男女構成比から短期大学は女子学生のみ、高等専門学校は男子学生のみを抽出。

3）調査方法・内容
　各大学等において、所定の調査対象学生を抽出した後、電話・面接等の方法により、性別、就職希望の有無、内定状況等につき調査を実施する。

4）調査時期及び発表時期

【全体の概要】

大学の就職内定率は68.4％（前年同期比4.1ポイント増）。このうち国公立大学の就職内定率は、70.3％（同2.5ポイント増）、私立大学は、67.8％（同4.7ポイント増）。
短期大学の就職内定率は、26.7％（前年同期比3.1ポイント増）。
高等専門学校及び専修学校の就職内定率は、それぞれ93.4％（前年同期比2.3ポイント減）、49.0％（同5.6ポイント増）。
〔参考：推計値〕

本調査における卒業予定者全体（※）に占める内定者の割合（大学のみ）　「53.9％」
(平成26年10月1日現在)
（※） 卒業予定者全体には就職希望者の他、「進学希望者」、「自営業」、「家事手伝い」等を含む調査対象人員全体。
【男女別の概要】

男女別では、男子大学生の就職内定率は67.6％（前年同期比3.1ポイント増）、女子は69.4％（同5.4ポイント増）。また、国公立大学では、男子：70.3％、女子：70.3％、私立大学では、男子：66.8％、女子：69.1％となっている。
【文系・理系別の概要】※大学のみ

文系・理系別では、文系の就職内定率は67.3％（前年同期比4.3ポイント増）、理系の就職内定率は73.5％（同3.2ポイント増）となっている。
【地域別の概要】※大学のみ

地域別では、関東地区の就職内定率が最も高く74.5％となっている。