この前、「テレビを見ない人がいるなんてびっくり!」と書いたら、テレビ関係のメールがたくさん来ました。
特にNHKからは立て続けに 3本も来てびっくり。テレビ番組の製作担当 2名と、ラジオ番組の担当者 1名。それぞれ別の部署なので偶然だと思いますけど。
依頼内容は「ネットしか見ない人にも、テレビを見て貰いたいのでご意見を」という、いわゆる“ブレインピック”目的の面談希望と、あとは、番組にでることに関心ありますか的なものでした。
すべてに「忙しいので無理です」ってお返事したら、
・ひとりからは特に返事無し・もうひとりからは「わかりました。次の機会にはぜひ!」というメール
・三人目からは、「そこを何とか! いつでも、どこでも行きますから!」みたいな再メール
が来たので、3人目の方にだけ会いました。ちきりん行きつけのファミレスまで来てもらってね。
で、いろいろお話したのですが、先方は、「ネットしか見ない(=テレビを見ない)若者に見てもらえる番組作り」に関心があるのだけど、 私に言えるのは、前にも書いたように「コンテンツで若者に媚びる必要はないから、フォーマットを若者に合わせてほしい」ってことだけでした。
ブロガーをテレビで特集したり、ネットで話題のコトをテレビで取り上げたり、そんなことしてもしゃーないだろうと(私は)思っていて、それよりは、
すべての番組を(放映後、一定期間たってからでいいので)、5分から 15分単位に切り刻んで youtube に流すとか、せっかく多チャンネル持ってるんだからひとつくらいはニュース専門チャンネルにするとか、→ 過去エントリ:NHKの番組編成をちきりんが考えたら!?
あと、特定の本をとりあげるソーシャルブックリーディングに加え、特定のテレビ番組を見ながら皆で話し合う、Social TV watching with CHIKIRIN もおもしろそうなんだけど、 でもそのためには、特定の番組を「1ヶ月後に再放送する」とか決めてくれないとできないんだよね。今日、たまたま見た番組が、「これについて、ネットでみんなで話し合いたい!」と思うような番組であったとしても、「再放送は未定」とか、「今週末、緊急再放送が決まりました!」という今の形では、関連イベントを開くのは難しい。
など、いろいろお話ししておきました。(でも別に、だからといって何も起こらないと思いますけど)
FOLLOW US