SMS料金改定の案内があった。SMSとは携帯やスマホで送受信できる「ショートメッセージサービス」のことで、電話番号だけでやりとりできるメールサービスである。相手のメールアドレスがわからなくても携帯電話番号さえわかれば送ることができるメールなので便利。しかし、大きな落とし穴がある。SMSは無料ではなく有料であるということだ。しかもSMSが有料であることを知らない人も意外に多い。
SMSは送信側が1通あたり3円かかった。毎日10通SMSで送信すると月間300通となり、900円の通信料が請求されていることとなる。このSMSの料金改定の案内があり、送信上限文字数の大幅な緩和があったが、同時にその分は値上げとなる。1通最大670文字まで送信できるようになるが、その際の通信料は1通@30円となる。上記の例(一ヶ月300通)で最大文字数を送信した場合は、単純計算で9000円となる。
NTTドコモのSMS料金表より(https://www.nttdocomo.co.jp/service/communication/sms/charge/より引用)
SMS送信の料金
送信文字数に応じて1回あたり3~30円です。(ご利用の機種またはアプリにより1回に送信可能な文字数が異なります)
送信文字数 1回あたりの料金(税抜) 1~70文字(半角英数字のみの場合1~160文字) 3円 71~134文字(半角英数字のみの場合161~306文字) 6円 135~201文字(半角英数字のみの場合307~459文字) 9円 202~268文字(半角英数字のみの場合460~612文字) 12円 269~335文字(半角英数字のみの場合613~765文字) 15円 336~402文字(半角英数字のみの場合766~918文字) 18円 403~469文字(半角英数字のみの場合919~1071文字) 21円 470~536文字(半角英数字のみの場合1072~1224文字) 24円 537~603文字(半角英数字のみの場合1225~1377文字) 27円 604~670文字(半角英数字のみの場合1378~1530文字) 30円
「FOMA料金プランの無料通信分」の対象です。
SMSは国内だけでなく国外にも送信できるが、国外へのSMS料金はぐっと高くなる。
以下は、DTIのSMS料金表(http://www-wp.dream.jp/search.php/?p=22692より引用)
【国外へのSMS送信料】
国内へのSMS送信料は送信文字数に応じて1回あたり50~500円です。
※ご利用の端末またはアプリにより1回に送信可能な文字数が異なります。
端末の詳細につきましては、こちらをご確認ください。
例:国内の場合
70文字を越えたSMSにつきましてはSMS送信1回あたりの文字数によって通数がカウントします。
例:670文字のSMSは10通分としてカウント。
料金の詳細は以下の表をご確認ください。
今や、SMSを使わなくとも通信手段は多数ある。メールだけでなく、LINEやFacebookのメッセンジャーなどは便利だし無料の通信手段である。有料のSMSの利用はほどほどにしたほうがよさそうだ。
当ブログでは中小企業者の経営やインターネット活用マーケティングに役立つ内容を意識して代表の遠田幹雄本人が書いています。毎日書いていますので、ときおりは息抜きの雑多な内容のブログ記事もありますがご寛容くださいませ。
人生、常に学習が必要です。生涯学習の必要を感じたらネットで学ぶスクールで資格試験にチャレンジしたり、勉強会に参加したりして、自分自身を磨き続けることが必要ですね。
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