FUJIFILM X-E1 - 単焦点レンズは被写体との距離感を楽しむ

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今までズームレンズが好きで、X10の次にX-E1を買った時にもズームレンズを購入しました。
でも、最近X-E1には単焦点レンズしかつけていません。

単焦点というのは自分の足で距離感を決めなければいけないという、いわゆるズームできないレンズのことです。室内撮影などでは動ける範囲に制約があってどうしても単焦点では満足できない状況が発生します。今まで高級コンデジを使っていた時には単焦点の魅力というのはサッパリわかりませんでした。

X-E1で換算53mmのXF35mmF1.4 Rを使って単焦点の魅力がわかった気がします。高級コンデジでは基本的に被写体に近づくことができますが、APS-Cセンサーではある程度の被写体との距離感というのが発生します。その被写体との心地良い距離感を楽しみながら撮りたい写真の幅を広げるのが単焦点。例えば35mmであればお店でテーブルの反対側に座った人がちょうどいい具合にはまる距離感。

ズームレンズをつけていると気になるシーンは全て撮りたい衝動にかられるのですが、単焦点だとそのレンズで撮れないシーンを諦めようと思うようになる。撮れないシーンを撮ろうとするのでなく、そのレンズで撮れるシーンを探すようになる。また、ズームレンズでは別の焦点距離で切り取ってしまいそうなシーンをいつもと違う感覚で切り取ることとなるので風景一つにしてもイメージが変わりますね。28mmの広角で撮ってしまいがちな建物を50mmで切り取るとかなり遠くから写真を撮らなければいけないのですが、離れることによってそこから感じる楽しさがあります。
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